犬の登録・狂犬病予防注射
犬の登録
生後3か月以上の犬を飼う場合は、犬の登録が必要となります(1回の登録でその犬が亡くなるまで有効です。他市町村に引っ越されても鑑札を持っていれば無償で新地の鑑札と交換してもらえます)。
この申請を行うことで、市から犬の鑑札が交付されます。鑑札は犬に着けておかなくてはいけないもので、万が一犬が逃げて別の方が保護したときなどに市役所や保健所へ連絡が来るとほぼ確実に登録申請者にご連絡することができます。
かわいい愛犬と長く付き合うためにも鑑札は必ず犬の首輪などに付けてください
犬の死亡届
犬が死亡したときは、お近くの出張所および環境課へ届け出をしてください。
この申請・届け出は窓口でも受け付けしていますが、インターネットができるパソコン、メールアドレス(携帯不可)、プリンタがあれば、24時間いつでもどこからでも申請・届け出をすることができます。
(注意事項) 登録(鑑札)がある飼い犬が死亡した場合に届け出る手続きです。
申請は電子申請・届け出窓口のページから
狂犬病予防注射
狂犬病ってなんだろう
狂犬病は、犬だけの病気と思われている方も多いのですが、人を含む全ての哺乳動物が感染する人畜共通の伝染病です。現在、狂犬病に対する治療法はなく、犬も人も発症すれば致死率が100パーセントの非常に恐ろしい病気です。
日本では1957(昭和32)年に撲滅したといわれ、現在まで国内動物による感染の報告はないようです。しかしこれは、日本が島国であるという地理的な条件が大きいと考えられてます。最近では、海外の輸入動物も多様化したことから万が一の国内流行に備え常に免疫力を高めておかなくてはなりません(狂犬病予防法では、犬に年一回(4月から6月までの間)の予防接種が義務付けられています)。
海外では感染の危険性のある地域が無数にあります(狂犬病の発生していない地域は、日本やイギリスなど、ごくわずか。中国、インド、東南アジアをはじめとするアジア地域、アフリカ、南北アメリカやヨーロッパなど、ほとんどの国々では、毎年、家畜や野性動物、さらには人間に感染する症例がいくつもあります)。海外に出掛けられたときは、狂犬病を始めとし、あらゆる感染症が存在しますので、むやみに動物などには触れないほうがよいでしょう。
海外の詳しい感染地域情報は 厚生労働省検疫所 のページをご覧ください。
現在では、手軽に海外旅行が楽しめる一方で感染に注意することと、多様化する輸入動物による国内発症を防がなくてはいけません。
感染方法
多くは、狂犬病の犬に噛まれることにより、唾液に含まれるウィルスが傷口から体内に侵入して、潜伏期の後に発病します。
発病後の治療方法はなく、潜伏期などにワクチンを打ち続けて体内に免疫ができるのを待つだけとなります。
症状
狂犬病の症状は、人も犬も同様で狂躁型と麻痺型と呼ばれる2つの型があります。大多数は、狂躁型で食欲不振、情緒不安定などの症状に続き、ヨダレを出すなどの興奮状態を示し、攻撃的になります。その後は、元気がなくなり昏睡し死亡します。麻痺型は、発症例の2割程度にみられ、発症初期から麻痺状態がでて後に死亡します。
ただし、潜伏期があるため、この症状がなくても噛まれると感染する恐れがあります。
狂犬病予防注射
生後3か月以上の犬の所有者は、狂犬病の予防注射を毎年1回受けさせなくてはいけません。
4月実施の集合注射および市と協定を締結している動物病院では、予防注射と注射済票の交付がその場で受けられます。
その他の動物病院で予防注射を受けた場合は、はがきと動物病院で発行の「狂犬病予防注射済証」を環境課へ持参の上、注射済票の交付を受けてください。
毎年更新される狂犬病予防注射済票についても鑑札と同様に犬に付けておかなくてはいけません。万が一他人に犬が噛み付いたときに注射を受けているかわかるためにです。また鑑札と同様に飼主への連絡ができます。
市と協定を締結している動物病院(順不同)
動物病院名 | 所在地 | 電話番号 |
---|---|---|
かしま動物病院 | 日高市大字高萩590-5 | 042-989-9397 |
ノヤ動物病院 | 日高市大字上鹿山143-19 | 042-985-4328 |
こみね動物病院 | 日高市大字鹿山664-5 | 042-984-1712 |
高萩はな動物病院 | 日高市大字高萩2279-1 | 042-978-6039 |
中居動物病院 | 飯能市大字中居53-5 | 042-974-3256 |
ベル動物病院 | 飯能市大字双柳694-1 | 042-972-9018 |
迷い犬が増えています
迷い犬が増えています。鑑札や注射済票がついていないため、飼い主を見つけることができない場合があります。必ず、鑑札と注射済票を首輪等に着け、屋外で飼う場合は綱や鎖でしっかりとつないでください。
飼い犬が行方不明になった時は、市役所環境課、狭山保健所および飯能警察署へ連絡してください。
また、フンの始末は飼い主の責任です。散歩の際はビニール袋等を携帯し、フンは必ず持ち帰ってください。
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更新日:2019年04月26日