クビアカツヤカミキリ(特定外来生物)にご注意ください
クビアカツヤカミキリは、本来、日本には生息しないカミキリですが、平成25年以降、埼玉県内でも各地で確認されています。
ヒトへの危害はありませんが、幼虫がサクラやウメなど、バラ科の樹種の樹幹内を食害し、枯死させるなどの被害が出ています。
幼虫は、樹木の生木を摂食し、フラス(フンと木くずが混ざったもの)を排出しながら、2年から3年程度かけて成虫になります。
また、クビアカツヤカミキリは特定外来生物に指定されているため、法律により飼育、保管および運搬することが原則禁止されています。
クビアカツヤカミキリの特徴
- 原産地:中国、モンゴル、朝鮮半島、ベトナム
- 体長:成虫は25ミリメートルから40ミリメートル程度
- 被害樹木:サクラ、モモ、スモモ、ウメなどの主にバラ科樹木
- 特徴:光沢のある黒色、胸部(首部)が赤色になっている
【成虫】
【サクラの根本に散乱したフラス】
クビアカツヤカミキリを発見したら
以下の防除を実施し、環境課もしくは以下の相談窓口までご連絡ください。
【野外で成虫を発見した場合】
まん延を防止するため捕殺してください。
【木の根元にフラスを発見した場合】
フラス排出孔を見つけ、針金や千枚通しなどでフラスを取り除くとともに、そこから針金を挿入して幼虫を刺殺するか、登録農薬を注入して駆除してください。
(注釈)防除の方法などについて、詳しくは以下から「サクラの外来害虫”クビアカツヤカミキリ”被害防止の手引き」をご覧ください。
埼玉県環境科学国際センター(サクラの外来害虫”クビアカツヤカミキリ”情報)
相談窓口
- 埼玉県環境科学国際センター
電話 0480-73-8331
- この記事に関するお問い合わせ先
更新日:2020年02月19日