令和元年度 第2回日高市環境審議会の会議結果
会議結果は、次のとおりです。
令和元年度 第2回 日高市環境審議会会議録
日時
令和2年2月27日(木曜日)午後2時から4時まで
場所
日高市役所 2階 庁議室
公開・非公開
公開
非公開理由
なし
出席者
市長、行成美知代委員、立花知子委員、福井一洋委員、高根廣作委員、中山貞男委員、富沢光子委員、大林邦生委員、石野眞菜委員、小島恵美委員、遠藤くに子委員、大澤尚委員
欠席者
西秀美委員、山田雅子委員
事務局
市民生活部長、環境課長、生活環境担当主幹、廃棄物対策担当主幹、廃棄物対策担当主査、生活環境担当主査
傍聴者
1名
担当部署
市民生活部環境課
協議事項
第2次日高市環境基本計画策定のためのアンケートについて
会議資料
- 第2次日高市環境基本計画策定のためのアンケート(市民用)(PDF:357.1KB)
- 第2次日高市環境基本計画策定のためのアンケート(事業所用)(PDF:390.2KB)
- 令和元年度日高市環境基本計画実施状況報告書(平成30年度事業対象)
- 日高の環境(平成30年度版)
- 令和元年度 可燃ごみ減量キャンペーン実施要領(新型コロナウイルス感染症予防対策により延期)
会議の経過
事務局:(事務連絡)
- 配付資料の確認。
- 出席人数11名 日高市環境審議会条例第6条第2項の規定により審議会が成立することを報告。
開会
会長:(あいさつ)
市長:(あいさつ)
市長: 委嘱状の交付
議事等
議長: 本日、協議事項は1件ございます。 議題の「第2次日高市環境基本計画策定のためのアンケートについて」事務局の説明 を求めます。
事務局: 資料に基づき説明。
議長: 市民用アンケートについて、ご質問がある方は挙手をお願いいたします。平成26年度のアンケートと比べ、今回の内容は環境や人口構造等の変化からもしれませんが、だいぶ変わっているように思います。質問は、内容の追加や削除などの意見でも大丈夫でしょうか。
事務局: 追加、修正、補足などご意見を頂ければと存じます。
委員: 過去のアンケート回収率はいずれも50パーセントを切っています。前回より回収率が上がる工夫や変更点はありますか。事務局: 車の所有内容の質問を追加し、環境に配慮したハイブリッド車や電気自動車の割合を確認できるようにしました。また、年齢構成を10代まで拡大しました。その他PRの方法や調査依頼文内容などを工夫し、回収率を上げていこうと考えております。
委員: アンケートに協力した方が、回答後に自分の意思がどのように反映されたか分かるような配慮が必要だと思います。また、アンケート内容は大雑把すぎると分かりにくくなりますが、逆に細かくすると難しいイメージがついて回収率が下がるかもしれません。PRの仕方は難しいと思いますが、回収率を上げる工夫が必要だと思います。また、アンケートに回答した人に対してのフォローが大切だと思います。自分の意見や提出した回答がどのように生かされたか分からないと関心が薄れると思います。
議長: ご意見を頂きましたので、事務局で対策をお願いします。
事務局: 貴重なご意見を頂きありがとうございます。対策を検討させていただきます。
委員: 無回答の人の無関心度を頭において事業計画作成や対策を構築していく必要があると思いますが、恣意的な工夫をすることは良くないと思いますので、例えば資源回収の協力、生活環境から出るごみの減量化など身近な内容を環境基本計画や今後の政策に結び付けることが大事だと思っています。一点気になったのが、調査の依頼文章の中で「このアンケート結果は、他の目的で使用しません」とありますが、「このアンケートの結果は、統計学的に処理し、第2次日高市環境基本計画に活用し、他の目的で使用することはありません」という内容のほうがアンケートの目的にあって分かりやすいと思います。
委員: アンケート回収率が50パーセントを割っているのは残念な事ですが、この程度が一般的かと思います。私は、職業柄いろいろな自治体のホームページを見ますが、PRが上手い自治体とそうでない自治体があります。ホームページや広報等の情報発信において、アンケートを受け取った方に答えていただけるような工夫ができれば、回収率の向上や自然環境保護の啓発活動につながると思います。また、アライグマの捕獲が150頭と多いので、鳥獣被害情報をアンケートに入れたほうが良いと思います。
議長: 市民用アンケートで他に何か質問がありますか。
(なし)
今後、お気づきの点がありましたら事務局にお伝えください。続きまして、事業所用アンケ―トに移ります。事務局の説明を求めます。
事務局: 資料に基づき説明。
議長: トレイに乗せてパックされた食品が多いかと思いますが、トレイは必要ないというお客さんが、持参したビニール袋に食品を移し替え、トレイをごみ箱に捨てて帰るのを見かけます。アンケートにこのような内容を追加してほしいという思いはあります。
委員: 事業所用アンケートを見て、非常に心苦しく感じています。私の会社はガソリン車が多く、プラスチックも使っていますが、現状を変えていくことは難しい状況です。また、環境に配慮した取り組みを実行する上で支障となることを問う設問で、回答の中の選択肢から選ぶのは難しく感じました。選択肢に「どう取り組んだら良いかわからない」を追加したほうが、企業の立場からは答えやすいと思います。
議長: 先ほどの意見でも出ましたアライグマの件をどう思いますか。
委員: 市内ではアライグマに加え、イノシシや鹿がかなり出ています。
委員: 私は個人経営の立場からアンケートを確認してみました。省エネ問題の中で、再生可能エネルギー設置、省エネ型機械設備の導入は該当しませんが、水の再利用に関しては、お米の研ぎ汁を植木にまくなど節水を心掛けているので、関係する部分もあると感じました。全体の感想としては、少し難しく感じましたが、さまざまな事業所からいろいろな回答が出ると思いますし、個人と法人では意味合いも変わってくると思います。ただ、正直なところ、個人経営者は仕事をしながら更に時間をかけてアンケートに回答してもらえるかどうかは疑問に感じました。
議長: 事業所の規模により、アンケートに対する感じ方の違いが出ることはあると思います。
委員: 平成22年度と平成26年度の回答者の業種別割合を見ましたが、比較すると、個人の建設業が減っていることが分ります。高齢化し後継者がいないことも原因の一つだと思いますが、このグラフの現状を見て驚きました。
委員: 回答率が50パーセントを割る原因が気になります。サンプル数が市民・事業所ともに前回より減っていますが、サンプル数が多い方が環境問題を意識してもらうためには良いと思いました。また、アンケートに回答した方は、自分の回答内容がどのように反映されているかが気になると思いますが、市のホームページ等で公表しますという事になれば、もう少し回答率が上がると思います。
委員: アンケートは客観的資料として必要ですが、更にもっと広く知ってもらうには、ホームページ等で「日高市環境基本計画を作成します。ご意見がありましたらお聞かせください。」などを掲載して、意見を出していただく場があると良いと思います。また、若い人の回収率が低いのでインターネットやスマホから回答できる方法も良いと思います。子育てや仕事の都合で、アンケートに答える時間が無いかもしれませんが、日高市の環境に対する考えや意見を持っている方はいると思いますので、一定期間、意見を寄せられる場があると良いと思います。
議長: ツイッターもあるのでご検討ください。
委員: アンケート回収率は4割いけば良いほうだと思いますが、回収した回答をどのように計画に結び付けていくかを想定しておかないと、せっかくの回答が無駄になってしまうと思います。また、日高市はごみ問題に一番力を入れていると思いますが、大気・水質にも力を入れられれば良いと感じました。その時々でアンケートの志向が変わることはあると思いますが、特に重要な質問などは、過去との比較ができるようにしておくことも大切かと思います。
委員: アンケートを平成22年度、平成26年度と2回実施していますが、それ以前は実施していますか。
事務局: 平成22年度以前は環境基本計画がありませんでしたので、実施しておりません。
委員: 過去2回と今回の結果の3つを並べて表示しますか。
事務局: 結果の比較、追跡が見えるように検討したいと思います。
議長: 他にご意見・検討事項等はありますか。
(なし)
事務局: 貴重なご意見をいただきありがとうございました。これから作成する第2次日高市環境基本計画の中で、過去のアンケート結果との比較は重要だと考えております。また、アンケート結果から、いただいたご意見がどのように計画に反映されたか分かる形にしていくことも大切だと思います。市民や事業所の興味・関心を考慮し、分かりやすく計画に表現できるよういろいろと工夫して進めて参ります。
議長: アンケートの中に意見の記入欄もありますので、回答者からさまざまな意見が書かれると思います。また、委員の皆様も今後ご意見がありましたら事務局にお伝えください。
議長: 次に、今後のスケジュールについて事務局から説明がございます。よろしくお願いします。
事務局: 資料に基づき説明。
議長: 何かご質問はありますか。
(なし)
議長: 以上を持ちまして、協議事項(1)「第2次日高市環境基本計画策定のためのアンケートについて」は終了いたします。
【その他】
事務局より事務連絡
- 「令和元年度日高市環境基本計画実施状況等報告書(平成30年度事業対象)」および「日高の環境について(平成30年度版)」について報告。
- 令和元年度の可燃ごみ減量キャンペーンは、新型コロナウイルス感染症予防対策のため延期となった旨説明。
その他
事務局より事務連絡
閉会
事務局:本日はお忙しい中、お集まりいただきましてありがとうございました。また、貴重なご意見をいただきましてありがとうございました。これをもちまして令和元年度第2回日高市環境審議会を終了とさせていただきます。長時間にわたりまして、大変お疲れ様でした。ありがとうございました。
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更新日:2024年01月16日