令和6年度 第1回日高市環境審議会の会議結果
会議結果は、次のとおりです。
令和6年度 第1回日高市環境審議会会議録
日時
令和6年8月7日(水曜日)午後1時30分から2時50分まで
場所
日高市役所5階 501会議室
公開・非公開
公開
非公開理由
なし
出席者
市長、高崎亜美委員、福井一洋委員、守谷幸彦委員、小林奨委員、秋葉重二委員、青木和子委員、中村いづみ委員、石野眞菜委員、遠藤くに子委員、大澤尚委員(会長)、大塚秀則委員、阿部眞弓委員、田中和香子委員
欠席者
大林邦生委員
事務局
渋谷市民生活部長、関口環境課長、駒野生活環境担当主幹、大河原生活環境担当主査、廣地生活環境担当主査、内沼廃棄物対策担当主幹、安藤廃棄物対策担当主査
傍聴者
2人
担当部署
市民生活部環境課
議事
議題
(1)会長の選出について
(2)職務代理の指名について
報告事項
(1)令和6年度「地域ぐるみでの脱炭素経営支援体制構築モデル事業」参加団体への採択について
(2)子供向け脱炭素ロードマップの策定について
(3)ふるさとの森の拡張について
会議資料
資料1-1 令和6年度「地域ぐるみでの脱炭素経営支援体制構築モデル事業」参加団体への採択について(PDFファイル:126.5KB)
資料1-2 ダイヤ5市による支援体制(案)地域ぐるみでの支援体制構築事業(PDFファイル:887.2KB)
資料2 子供向け脱炭素ロードマップの策定について(PDFファイル:605KB)
資料3 ふるさとの森の拡張について(PDFファイル:315.7KB)
参考 令和6年度環境課事業計画(PDFファイル:109.5KB)
議事等
【開会】
事務局:出席人数13人。日高市環境審議会条例第6条第2項の規定により審議会が成立することを報告した。
【あいさつ】
市長:あいさつ
事務局:環境審議会について概要を説明
【議題】
(1)会長の選出について
- 会長選出までの間、市長が会議を進行し会長の選出について、立候補または指名推薦を求めた。
- 大澤委員を推薦する意見があり、異議なく承認された。
会長:あいさつ
公務により市長退席
(2)職務代理者の指名について
- 会長により大塚委員が指名され、異議なく承認された。
【議事】
報告事項
(1)令和6年度「地域ぐるみでの脱炭素経営支援体制構築モデル事業」参加団体への採択について
〔要旨〕事務局から資料1-1、資料1-2のとおり報告した。
〔質疑等〕
委員:5市のプロジェクトの中に入らずに近隣自治体として川越市が外枠にいるのはどのような位置付けなのか。
事務局:広域行政の協議会として、所沢市、飯能市、狭山市、入間市および日高市で埼玉県西部地域まちづくり協議会(ダイアプラン)を作っており、その枠組みの中で行う事業である。そのため、川越市が外枠の近隣自治体として位置づけられている。
委員:近隣自治体は秩父市などさまざまにあるが、どのような理由で近隣自治体に川越市のみが記載されているのか。
事務局:一番大きな理由は、ダイアプランの圏域が埼玉懸信用金庫の川越ブロックに位置していることである。ただし、今後は川越市のみではなく、さまざまな自治体からの課題吸い上げや知見の提供を行っていくこととなると考えている。
委員:良い事業であることは理解できたが、環境に対して、中小企業がどのような考えを持っているのかが分からないところがある。
事務局:大企業については、脱炭素の取り組みは自動的に進んでいくものと考えている。中小企業の脱炭素の取り組みに課題があることは、どこの市町村も把握しており、本年度、この事業を基に中小企業のニーズを積極的に把握していきたい。
委員:脱炭素経営支援の取り組みについて説明を受けてきたが、具体的に何をするのか。
事務局:(資料1-2「取組内容(案)」に基づいて説明)
委員:中小企業というのは従業員が3人から6人程度か。そういう所に脱炭素という課題を出して、対応できるのか不安がある。
事務局:この事業は、年商1億円から10億円程度の企業をターゲットとして想定している。商工会からも、中小企業にとって脱炭素の取り組みが負担になってしまう恐れがあるため配慮してもらいたいと言われている。
委員:昔から「省エネ」という言葉を用いて、いかに環境に負担をかけないか考えてきた。引き続き、こういった取り組みを実施してもらいたい。
(2)「子供向け脱炭素ロードマップの策定について」
〔要旨〕事務局から子供向け脱炭素ロードマップの策定について資料2のとおり報告した。
〔質疑等〕
委員:将来を担う子ども達が脱炭素について学ぶことで、普段の生活の中でも、知らず知らずの内に、自然保護に対する行動ができる。とても良いことである。
委員:机から離れて学べるようなイベント等があっても良いのではないか。
委員:脱炭素を中心に授業をしていくことは良いが、炭酸ガスは植物にとってはエネルギーの源であり、ただの悪者ではない。バランスが大切である。そういったことについても学んでもらいたい。
(3)「ふるさとの森の拡張について」
〔要旨〕事務局からふるさとの森の拡張について資料3のとおり報告した。
〔質疑等〕
委員:候補地の物見山、富士山は資料の地図とは離れているところなのか。
事務局:日高のシンボルである日和田山を中心に地図の上段が高指山、左側が物見山、右側が富士山となる。この部分がつながっているので、長期的に見て一帯がふるさとの森になればと考えている。
委員:ふるさとの森を拡張することで地域資源が増えていく。どのような活用のビジョンを持っているか。宮城県富谷市では、ツリーハウスを作り、住民と議論しながらどのように活用していくのかを検討するような取り組みがある。
事務局:候補地となっている場所は、日和田山のように市の所有地ではない。指定した場合には、適正に維持管理をして森林保全をしつつ、環境教育などに活用していくことを考えている。
委員:大切なエリアについてはしっかりと保全していってほしい。候補地は山なので、平地の林と違って利用価値があまりないが、まずは将来のために残しておくことが大切である。
【その他】
- 事務局から、粗大ごみの戸別収集の実施、バイオマスごみ袋の配布について報告があった。
- 委員からナラ枯れ被害が栗の木にまで影響が出ている可能性について報告があった。
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更新日:2024年08月27日