日和田山に登るときは野生動物にご注意ください【令和5年10月30日掲載】
日高市内の山林やその周辺には、クマやイノシシ、シカやサルなどの野生動物が生息しています。
登山時に野生動物との遭遇を避けるため、次のことに注意してください。また、日和田山や高指山等へ登山やハイキングへ行く時は、鈴などの音が鳴るものを身につけじゅうぶん準備をしてから入山するようにしてください。
もし、野生動物と遭遇したら
- 近寄らない
基本的には臆病な動物が多く、自発的に人間に襲いかかる動物はあまりいません。
もしも、野生動物を見かけたら静かにその場を離れましょう。
餌などは絶対に与えないでください。
- 刺激しない
もし、近距離で遭遇してしまった場合、大声を出したり、物を投げたりしないでください。
興奮状態となった野生動物が予想外の行動をし、人間に危害を加える可能性があります。
- 触らない
もし、弱っている野生動物や動物の子どもに遭遇しても、触らないでください。
感染症のリスクや親が近くにいて襲い掛かる危険性があります。
野生動物に遭遇しないために
- 近づけない
野生動物の餌となるような、生ごみやペットの餌は屋外に放置しないでください。
また、外に出る際には、鈴やラジオ等の音の出るものを携帯し、人がいることを動物に知らせましょう。
クマ
早朝や夕暮れの薄暗い時間帯に活動が活発的になります。
また、整髪料や香水の強い匂いに引き寄せられる性質があります。
臆病な性格なので人の気配を感じると逃げます。
なお、詳細は次のリンクをご覧ください。
イノシシ
非常に臆病な性格なので、基本的に人と遭遇した場合には逃げようとします。
遭遇したら焦らずにゆっくりと逃げ道を確保してあげましょう。
視力が0.1程度で色の識別も青しかできないので、雑木林のなかでは、草木と判別がつかず突進してくる可能性があります。
ニホンザル
人に慣れていないサルは遭遇すると逃げますが、人慣れしたサルは人を怖がらず逃げなくなります。
目を見つめると威嚇されたと思い、目をそらしたときに襲いかかる可能性がありますので、絶対にサルを凝視しないでください。
ニホンジカ
昼夜問わず活動しており、臆病な性格なので、人と遭遇したら逃げます。
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更新日:2023年10月30日