令和3年度 第1回日高市立図書館協議会の会議結果

会議結果は、次のとおりです。

第1回 日高市立図書館協議会会議録

日時

令和4年3月15日 午後1時30分から2時50分まで

場所

生涯学習センター 2階 研修室

公開・非公開

公開

非公開理由

なし

出席者

山口委員、吉原委員(職務代理者)、岡野委員(委員長)、三宅委員、金指委員、土谷委員

欠席者

野村委員、三芳委員

説明員

図書館長

事務局

図書館長、職員

傍聴者

なし

担当部署

教育部 生涯学習課 図書館

議題

  1. 令和3年度事業報告及び令和4年度事業計画について

会議資料

  1. 議案(PDFファイル:592KB)
  2. 資料1 年月別貸出人数及び年月別貸出冊数比較(PDFファイル:236.4KB)
  3. 資料2 公民館での返却・予約本貸出及び武蔵高萩駅返却ポストの返却数(PDFファイル:84.8KB)
  4. 資料3 移動図書館車での館外貸出冊数(PDFファイル:116KB)
  5. 図書館アンケート集計結果(あらまし)(PDFファイル:1.5MB)
  6. 図書館アンケート質問用紙(PDFファイル:265.1KB)

会議の経過

1 開会 図書館長

2 あいさつ 岡野委員長

3 議事 議長は岡野委員長

(1)令和3年度事業報告及び令和4年度事業計画について
資料を基に事務局説明

〔質疑・意見〕

(委員)令和3年度4月催事のぬくぬくおはなし会について、24人参加、予約制、親子で実施したと思うが、おはなしの中身などをもう少し詳しく説明してほしい。

(事務局)小さい子なので保護者と一緒に参加で、わらべうたを中心に開催しました。一緒にわらべうたで遊ぼうということですが、このような時期なので触れ合ってはできないですが、間隔をとって、いろいろなわらべうたの紹介、みんなで一緒に遊び、わらべうたに関する本の紹介を行いました。2回に分け、1回の参加者を少なくして行いました。

(委員)1回の時間は何分なのか。

(事務局)30分です。

(委員)事前の予約なのか。

(事務局)そうです。

(委員)何歳くらいの子なのか。かなり小さい子なのか。

(事務局)0歳から保育園に入る前の子、2、3歳ぐらいの子です。

(委員)時間は午前中なのか。

(事務局)そうです。

(委員)アンケートについて、自由意見があったということで大体何件あったのか、主なものをひとつかふたつ教えてもらいたい。

(事務局)ひとりでいくつか書いている人もいると思います。

(委員)一つ一つの件数ではなく、何人でもよいが。

(事務局)意見数であれば、集計すれば出ますが。

(委員)件数は後日でもよいので、どのような意見があったのか。

(事務局)(後日回答:自由意見333件)

(事務局)お褒めいただいている中で、11月14日のおはなし会に来て、企画展示を見てスタッフの意欲を感じて嬉しくなったというご意見があった。そのほか、貸し出し点数や期間について、もう少し長くしてほしい、DVDやCDは2点までとなっているがDVDを1点では少なすぎる、というご意見があった。閲覧スペースをもう少し広くしてほしいというご意見があった。

(委員)CDの関連で、市立図書館にない場合、本は他のところから借りられるが、CDやDVDは借りられないのか。

(事務局)最近、そのような要望があり、他の市町村からは、日高市もそうですが、CDやDVDは破損や弁償という話になると高額なため、貸し借りはしていない状況です。

(委員)お互いにも貸し借りしないということか。

(事務局)そうです。貸し借りをしていない状況でなんとかならないかというご意見をいただきまして、埼玉県立図書館にあるものであれば、県立図書館から取り寄せて貸すことができるように取り扱いをさせていただきました。

(委員)それは始まっているのか。

(事務局)はい。

(委員)3月の実績の、今、展示中の「傷ついた本たち」は毎年展示していると思うが、見るだけで胸が痛むが修復できなかった場合は同じものを購入するのか。

(事務局)ものによってですが、絶版で買えないものも多々あります。

(委員)それを返却に来た人にはペナルティーはないのか。

(事務局)基本的には同じものを弁償していただくことになりますが、皆さんが了承する訳ではなく、ご自分では覚えがないという人もいらっしゃいます。

(委員)大体は弁償してくれるのか。

(事務局)そうです。後は、借りる前にそういう状態になっていたというものもあります。書架から持ってきたら既に水濡れしていたり、落書きがしてあったり、という状態になっているというものもあります。

(委員)でも、半数以上は弁償してくれるのか。

(事務局)そうです。

(委員)テーマ展示で時事のテーマなどを扱うということであるが、今、起きているウクライナのことについてのテーマ展示などは今後あるのか。

(事務局)今後あるかどうかについてはいますぐに、あります、という計画はお答えできませんが、状況によってはそのようなこともあります(3月17日から「ウクライナと東欧の絵本」の展示を行っている)。

(委員)日高市子ども読書活動推進計画(第3次)を策定するということだが、その素案は誰が作成するのか。

(事務局)事務局で作成します。

(委員)協議会で協議するということか。

(事務局)はい。その場で配布ではなく、会議までに一読いただいく予定でいます。

(委員)学校での交流で読み聞かせやおはなし会をしてもらったり、逆に、小学校から図書館に行ったりして良いと思うが、武蔵台中図書委員さんとのやり取りについて初めて聞いたので、どのようなものなのか教えてもらいたい。

(事務局)武蔵台中とは図書委員さんとのやり取りの前に研究事業等に図書を貸し出して、生徒と一緒にテーマ展示に取り組むということが何年かあって、その続きで、図書館で今年度から新しく作成した一箱本箱という展示の一つの企画として図書委員さんに本を選んでもらえないかと先生に相談したところ、やってみます、ということで、夏休みに実際に図書委員さんが図書館に来て、30センチメートル四方の箱の中に、自分でテーマを決めて、例えば、宇宙であるとか、恋愛であるとかのテーマで5、6冊、図書館蔵書の中から本を選んでもらい、そこに飾りつけを自分でして展示してもらいました。

(委員)それぞれ、5人くらいの図書委員さんの5通りのテーマがあるのか。

(事務局)そうです。図書館に来る前に生徒さんと、こういう本は図書館にある、ない、など相談しながら、実際、図書館に来た時には、そういった本の他にこんな本がある、と提案しながら作っていきました。

(委員)親子ひろばを行っていて、ビッグブックが必要不可欠でよく借りることがある。昨年、久しぶりに借りた本の中にテキストというものが付いていて驚いた。前に借りたものにはそういうものは付いていなかったので感激したが、それはどういう経緯でそうなったのか、ほとんどの本に付いているのか。

(事務局)ほとんどの本に付いていなくて、ものによって付いているものがあり、本と一緒に貸し出しをしています。

(委員)こういうものがあったほうが読み聞かせをするのによいという意見なのか。

(事務局)元からビッグブックにセットで付いていて、元から付いているものは一緒に貸し出しをしていますが、付いていないものをこちらで作るということはしていません。付いているものはバーコードの上にテキストありというシールが貼ってあります。

(委員)本を購入したときから付いているということか。

(事務局)そうです。

(委員)この図書館は行動的でいろいろなことをしており、すごく良い図書館だということが分かった。イベントなども頑張って行っている。しかし、アンケートの結果を見ると、結局、資料が足りない、自分が欲しいと思っている本がそこにないということである。レファレンスをしていろいろ照会はしてもらえるが、やはりそこにないとすぐその場でできないということがある。それから、私は楽譜が必要というときが結構あるが、前は楽譜のコーナーがあって、ピアノの楽譜やいろいろな楽器の楽譜がひとまとめに置いてあり、流行歌などいろいろあったが、まとまってひとつになっているところが消えてしまった。

(事務局)場所が変わりました。

(委員)場所が変わったことによって、数がすごく減って、自分で検索できるところがなくなってしまったという結果になっている訳で、例えば、今、美空ひばりのリバイバルなどもたくさん行っていて、美空ひばりの曲だけを楽譜で集めてあるものであるとか、そういうものも欲しい訳であるが、あまりそういうものがないと言うか、自分の欲しいものがないから、結局、そこに行っても資料がないから、鶴ヶ島や飯能にはまあまあある、そういうことになると、せっかく良い図書館なのに来ないという点もあると思う。移動図書館がうちのほうに月2回火曜日に午前中に来て、絵本などもいっぱい積んでいるが、残念ながら、ぴよぴよという幼児とお母さんが交流できるようなときがあるが、それとずれている。結局、移動図書館の都合もあるし、その時間はあるかもしれないが、月2回来ているのが月1回になっても、こちらの都合に合わせてもらえれば必要な人が利用できるのではないかと思う。いつも自治会館の駐車場のようなところに来ているので、自治会館に返却箱を置いてそこに返すようにすれば、特に期間についてどうこうということはないのではないかと思う。ビブリオトークがあるが、他のイベントに比べていつも10人以下ということが多いので、そのあたりは宣伝不足のところもあるのではないかと思う。ビブリオトークがどういう内容でどういう年代を対象にしていて、ビブリオトークに参加することによって、その人は本の説明をしなければいけないのでそういう能力が養われるものなのではないかと思うが、どういう良いことがあるのかなどもっと宣伝して参加者を増やすようにしたら良いのではないかと思う。

(事務局)ビブリオバトルは30人以上の参加があります。

(委員)それでは、ビブリオトークというのもあるのか。

(事務局)ビブリオトーク会というのはこれくらいの人数がベストという感じです。

(委員)少人数ということは、来る人がそこで固定してしまっているのではないかと思うが、そういうことはないのか。

(事務局)ビブリオトーク会は読書会のようなもので、大体、高校生を中心に行っています。ビブリオバトルに参加してくれた高校生などに声をかけ、強制ではなく、特に募集を新たにかけてはいませんので、読書会の人数としてはこれくらいの人数がベストという感じです。どうしても固定になってしまいますが。

(委員)すごく良いことなので、できれば大勢の人が来てくれれば良いと思う。

(事務局)バトルは大勢の人の参加があると良いと思います。

(委員)結局、私もビブリオバトルとかビブリオトークとか言ったときに、実際にはどういうことを行うのかという具体的なイメージがあまり湧かないので、その辺は説明的なものをひと言加えてもらえると良いと思う。市報に載っているのをこの間見たら、内容が少しだが解説がしてあったのですごく良くなったと思う。市報に載っている図書館の行事、イベントの説明、それは良くなったと思う。それと、演奏会があったときに参加したのと、手ぬぐいか何かで本のカバーを作るというのがあってそのときに行ったが、手ぬぐいで本のカバーは、ちょっとゴワゴワしてしまうし、実際的にそれを使えるようなものでもないと思ったが、そこに、こういう手ぬぐいを使ってやるための本がこれがけありますよというふうに展示がしてあり、それを見れば良いかという感じだったが、一般で来てくれる人は実際に自分でもすぐ使えるというところで良いのかなと思って来るので、内容が、「ん?」と思うようなのはどうなのかと思う。お子様向けはすごくいろいろ行っているが、図書館の庭に小さな動物園のようなものを、常時ではなく、たまにで良いので作ったらどうかと思う。例えば、サイボクは子ブタと遊べるところがあるが、サイボクに話してブタをその日だけ借りてくるとか、武蔵横手の駅にいるヤギとか、あとは馬、子馬で乗れるようなものを巾着田にも時々来たりとかしてくれるような小さな動物園みたいなもので、小さいお子さんと親御さんを図書館に向けるようなイベントはどうかと思う。それと、本を買うときに必要なものを買う訳だが、図書館に委託されている人が選定するのか。

(事務局)最終的に決定するのは職員で選定しています。

(委員)こういう本を買ってほしいという希望は出せるのか。

(事務局)そうです。

(委員)関連で、蔵書を増やすという件だが、日高の図書館に物理的に手を入れないとして、まだ増やしてもスペース的に置くことは可能なのか。

(事務局)もう、いっぱいで、毎年除籍を行っており、計画的な除籍を行っています。

(委員)この建物で冊数を大幅に増やすのは難しいということか。

(事務局)貸し出している本、循環して移動図書館車に持って行っている本、公民館に配本している本の分があるので、買った本全てが書架に並ぶ訳ではないため難しいところですが、コンスタントに新刊を増やさないと魅力ある図書館にならないので、新刊は増やしていきます。

(委員)奥にも普段出していない本があると思うが、増やしたければ入れられるのか、もちろん予算のことはあるが増やそうと思えば寄付など方法はあると思う。ただ、収められないとなるとどうなのか。

(事務局)寄贈に関して、コロナウイルスの関係があって、ここ何年か寄贈は減っていましたが、ここにきて、また、増えてきています。大体12月、3月は寄贈の本が多い月で、今月は多くの寄贈を受け付けていますが、その中で実際蔵書として使える本はそれほど多くはありません。

(委員)ほぼ、いっぱいになっているということなのか、今の構造の中では。

(事務局)コロナウイルスの関係で図書館を閉めているときに、かなり書庫は除籍をして整理をしましたので、パンパンという訳でもないです。

(委員)それに関わることで、幼児向けの紙芝居、パネルシアター、絵本などがかなり古い時代のものばかりである。ある程度、新刊などがいろいろ出ていると思うが、差し替えなど予算的なことがあると思うが、なんとかクリアしてもらえれば、お母さんたちはいいと思うし、パネルシアターの台がだいぶ汚れて相当ひどいので買い替えもしてもらえるとありがたい。また、年々、時代とともに看護や医療関係の本を、ちょっと調べたくても、来ても古いことが多いので、すぐそばに保健師さんもいる訳なので、今の時代のニーズにあった本を置いてもらえれば助かる。何人かから、図書館に行ってもそういう関係の本はないという話も聞くので、検討してもらえれば利用する人にとってはありがたいと思う。

(委員)医療関係では、最先端だとインターネットになるのでは。

(委員)そのほうが手っ取り早い。その辺が難しいところである。

(委員)1年生に入る子にカードを作ってもらって、2年生は図書館見学に来て借りたりしているが、そういうことを初めてから小学生の貸し出しが増えたなど、冊数の中で子どもたちの利用の割合や総数は増えているのか。

(事務局)全体の冊数のみで、分かりません。

(委員)良いきっかけにはなっていると思うが。先ほど図書館のことをPRするのがアンケートでも、まだ、というところがあるということだが、例えば、武蔵高萩駅には本を返すボックスがある、公民館でも返せるということを、自分でも知っている人には言うが、そうなんですか?というふうに言われるので、いろいろなところでPRしてもらえれば、借りるのも、返すのも、中々ここに来られなくてもできるということ知らせていけば増えるのではないかと思う。

(委員)日高市の何か年計画などあるが、その中に図書館のことは入っているのか。

(事務局)入っています。

4 その他

委員の皆さんの今の任期が令和4年9月30日までとなっている。今後も継続してご協力いただける委員のかたには、よろしくお願いしたい。

5 閉会

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更新日:2022年04月06日