平成28年度 第2回日高市立図書館協議会の会議結果

会議結果は、次のとおりです。

平成28年12月16日

第2回 日高市立図書館協議会会議録

日時

平成28年11月28日 午前10時から11時10分

場所

生涯学習センター 2階 会議室

公開・非公開

公開

非公開理由

なし

出席者

中村委員、秋馬委員、須貝委員、吉原委員、清水(敬一郎)委員、望月委員、岡野委員

欠席者

清水(真紀)委員

説明員

図書館長、主査

事務局

図書館長、主査

傍聴者

1人

担当部署

教育部 生涯学習課 図書館

議題

  1. 委員長の選出及び職務代理者の指名について
  2. 上半期事業報告及び下半期事業予定について
  3. 平成29年度からの図書館運営について

会議資料

  1. 資料1(PDF:166.1KB)
  2. 資料2(PDF:132.8KB)

会議の経過

  1. 開会
  2. あいさつ 生涯学習課長、清水委員長
  3. 議事 進行 清水委員長
  1. 議事

(1)委員長の選出及び職務代理者の指名について
 日高市立図書館の設置及び管理等に関する条例施行規則第26条第1項の規定に基づき、委員長を委員の互選により、また、職務代理者を委員長の指名により、同条第3項に基づき、次のとおり決定した。
 委員長 清水敬一郎委員
 職務代理者 須貝順子委員

(2)半期事業報告及び下半期事業予定について
(資料1を基に事務局説明)
〔質疑・意見〕
(委員)
 貸出冊数が増加したということだが、増えた要因は何か。映画会の会場はどこか。また、収容人数は何人か。
(説明員)
 今年の2月から読書手帳の配付を行ったことが貸出冊数増加の要因の一つと考えている。2冊目、3冊目に入ったかたもいる。読書手帳1冊に付き140冊分のシールが貼れる。これを励みに毎日図書館に来てくださるかたもいる。この取り組みが大きな要因と考えている。
 映画会の会場は、視聴覚室で行っている。収容人数は120人だが、イスを出せば150人程は収容可能である。
(委員)
 映画会については、広報で見たが、どのようにPRをしているのか。
(説明員)
 PRについては、館内にチラシを置いている。また、広報ひだか、図書館及び市のホームページへの掲載もしている。
(委員)
 企画展示などで、市、各課との共催というのは無かったような気がするが、ボランティアはもちろん、市や各サークル、地元の人たちと協力することも良いことだと思う。
 臨時学習室だが、ロビーはいつも大勢のかたが利用しているが、臨時学習室の利用が少ないのではないか。前の会議で、中学校に知らせるということだったが、実際、PRしたのか。
(説明員)
 今までも、ある程度、各課との共催事業はあったが、今年からかなり増えてきている。この後も、総務課、保健相談センターと連携しての企画展示を予定している。
 臨時学習室開設のPRだが、今年度、全中学生に開設日の予定表を配布した。館内の表示については、ロビー正面に日程表を貼りだしている。また、ホームページにも掲載している。基本的に、開架室の学習スペースが足りない場合に、臨時学習室を利用していただいている。
(委員)
 2階廊下の学習席の利用は少ないのではないか。
(説明員)
 なかなか2階まで来るかたは少ないようである。小学生などは宿題をしたりしている。PRの仕方は今後検討したい。
(委員)
 臨時学習室は中学生だけではなく、高校生にも周知した方が良いと思う。
(説明員)
 2階廊下の学習席は、飲食可としており、学生に限らず自由にご利用していただくため設置した。もっと利用していただくための工夫をしたい。
(委員)
 2階廊下の学習席など、工夫がみられて良いと思う。「えきとしょ」は本が戻ってこないということもあると思うが、利用が多いようなので良かったと思う。日高市立図書館で設置しているということをもっとPRした方が良い。
 読書手帳については、子どもたちは楽しみにしている。大人のかたも利用していると思うが、さらにPRをして広めて欲しい。
(委員)
 「えきとしょ」について、利用が多いことは良いが、借りたまま戻ってこないということもあるのではないか。また、気が付かないかたもいると思うので、目立つような工夫をした方が良いと思う。
 企画展示など、タイムリーなものを工夫されていて良いと思う。

(3)平成29年度からの図書館運営について
(資料2により事務局説明)
(委員)
 移動図書館車の運用について、具体的に決まっているのか伺いたい。子育て関係の応援は、公民館で行っているので、その時に移動図書館車に来ていただきたい。
(説明員)
 公民館については、予約本を届けること、返却本を受け取るということを考えている。武蔵高萩駅に関しては、返却ボックスの本を回収することを移動図書館車で行うことを考えている。以前はマイクロバス位の車を使用し、決まった場所を回っていたが、利用者が少なく廃止になった経緯がある。今回は軽自動車で、約500冊程度運べる。フットワークが軽くなると思うので、使い方に関しては、委託業者の民間のノウハウを提案、導入しながら、より良いサービスを提供できるよう、また、図書館のPRにもつながるような使い方を検討したい。遠方にお住まいで図書館に来られないかたもいらっしゃるので、皆様のご意見をいただきながら進めていきたいと考えている。
(委員)
 窓口の民間委託の関係で、図書館司書については図書館職員以外の委託業者職員の有資格者ということなのか伺いたい。
(説明員)
 委託業者の職員の司書を想定している。
(委員)
 図書館司書は、カウンター業務以外の仕事が大きいと思う。今までは、図書館職員司書がいろいろな知識を持っているからこそ、企画展示などの事業ができたと思うが、市職員の司書は何人配置するのか。
(説明員)
 人事異動の関係もあるので、何人配置するとは言えないが、司書を残すよう進めている。
(委員)
 市職員の司書が全員異動する可能性はあるのか。
(説明員)
 現在、司書の有資格者は3人だが、全員異動になることはないと考えている。
(委員)
 心配なのは、司書の有資格者でも、日高市の図書館の全体のイメージが無いと難しいと思う。かなりの費用をかけて民間に委託するので、新しい図書館にするために、能力のある司書の配置をお願いしたい。
(説明員)
 現在の図書館の状況は把握しているので、司書の配置については配慮したい。
(委員)
 これからの日高市立図書館をどのようにしたいのかというものが作られているのか。
 力を入れて図書館を変えていこうということなので、しっかりとしたコンセプトを持っていただきたい。
(説明員)
 今回の委託で、事業に関しては、民間企業の知識、ノウハウを生かしたさまざまな提案を受け入れたうえで、最終的な判断は市職員が決定するということになる。
(委員)
 職員に関して、臨時職員やボランティアのかたとの連携がよくできていたので、民間委託に不安もある。現在の臨時職員のかたはどうなるのか。
(説明員)
 臨時職員については、個々にご意見を聞きながら、委託業者との契約を希望するかたにはご紹介させていただく。他の市町の例では、半分が委託業者と契約しているようである。その他のかたについては、希望があれば、教育委員会の臨時職員雇用希望者への登録をしていただくことを考えている。臨時職員のかたには全体説明をさせていただいた。今後、個々に面談をする予定である。
(委員)
 蔵書について、インターネット等で検索して予約している件数を伺いたい。
(説明員)
 統計は取っていないが、予約の約2割程度と認識している。現在インターネットで予約できるのは、貸出中の資料のみというシステムになっているが、4月以降は、在庫している資料も予約可能にする予定である。
(委員)
 いろいろな図書館を見てきたが、日高は複合施設ということもあり、手狭な印象を受けるが、2階の視聴覚室等の部屋を利用した企画ができて良いと思う。学校としても協力していきたい。
(委員)
 利用時間の延長や移動図書館車で公民館等を回るなど、利用者にとって良いことだと思う。また、例えば、学校で50冊本を借りたいという場合は、先生が借りに来るのか。
(説明員)
 団体貸出を利用していただいている。クラス単位、教科単位の場合もある。事前に選書してほしい内容、テーマ等を連絡していただき、希望に沿った本を選び用意しておき、先生に借りに来ていただいている。
(委員)
 川越市では、学校に届けている。移動図書館車を導入するなら、希望の学校へ届けたり返却できたりすれば良いのではないか。
(説明員)
 検討したい。
(委員)
 読書手帳のPRは図書館のどこに表示してあるのか。
(説明員)
 館内に表示してあるほか、カウンターにもPR用のチラシを立てている。
(委員)
 今回の実績を見て、貸出件数が減少傾向だったのが増加してきているのは、読書手帳の導入が大きいのであれば、もっと広めたいと思う。
(委員)
 読書手帳は、大人も読書の記録になって良い。導入当初は、カウンターで声かけをしていたが、引き続きPRをお願いしたい。
(説明員)
 現在でも、貸出の際には、読書手帳のシールが必要か声かけをしている。読書手帳を知らないかたには説明をしている。
(委員)
 増築部分のウッドデッキ部分の利用について、以前の会議で、本を持ち出しての利用も想定しているということであったが、貸出手続きをしないで持ち帰る人もいるのでははないかという話があったと思う。その検討はどうなったか。
(説明員)
 ウッドデッキ部分は、壁はなくオープンなスペースだが、柵は設置し、外には出られない環境ではある。また、監視カメラを設置する予定である。
 持ち出しは、貸出後の本に限るという方法もあるが、あまり規制をすると利用者が少なくなってしまうので、引き続き検討したい。

  1. その他

(委員)
 民間委託の費用3,000万円はサービス拡大の部分か。
(説明員)
 一部民間委託に伴い、市職員、臨時職員の減員があり、それらの人件費、委託の費用を計算すると、おおむね3,000万円ほど増えるということである。
(委員)
 委託の件で、一般の主婦たちから不安の声を聞く。これから広報等で情報提供していくと思うが、不安を与えないような配慮をお願いしたい。

  1. 閉会
この記事に関するお問い合わせ先

図書館(生涯学習センター内)

郵便番号:350-1231 日高市大字鹿山370番地20
電話:042-985-5121
ファックス:042-984-1081
お問い合わせフォームへ

更新日:2017年03月01日