平成27年度 第2回日高市青少年問題・いじめ問題対策連絡協議会の会議結果
会議結果は、次の通りです。
平成27年度第2回日高市青少年問題・いじめ問題対策連絡協議会会議録
日時
平成28年2月26日(金曜日)午前10時30分から午前11時45分まで
場所
日高市役所 2階 庁議室
公開•非公開
公開
出席者
谷ケ崎会長(市長)、平井委員、佐藤委員、岩崎委員(飯能警察佐藤委員代理)、内田委員、諸井委員、西宮委員、松井委員、杉山委員、植木委員、横田委員、新井委員、吉田委員、小林委員、篠崎委員、松田委員、三好委員
欠席者
森田委員、萩野委員、渡辺委員、田川委員
事務局
教育部長、教育部参事、学校教育課長、学校教育課副参事、生涯学習課長 生涯学習課主幹 学校教育課指導主事、学校教育課指導幹、生涯学習担当主査
傍聴者
1人
担当部署
教育部学校教育課・生涯学習課
議題及び決定事項等
- 日高市いじめ防止等に関わる取り組みについて(資料1から2)
- 各団体の活動状況について
- その他
会議資料等
1.次第、いじめ問題専門委員会について(資料1)市内いじめの認知件数等(資料2)
会議の経過
(1)日高市いじめ防止等に関わる取り組みについて
[学校教育課中村課長、中山指導幹により説明(資料1から2)]
平成27年度に条例を制定し、いじめ問題専門委員会、いじめ問題再調査委員会を設置しました。昨年12月に第1回いじめ問題専門委員会を開催しました。(資料1)この委員会は、いじめ防止対策に向けての調査研究を行うものであり、年2回の会議を予定しています。来年度からいじめ問題専門委員会の委員長を当協議会の委員としたいと考えています。
いじめの認知校数・認知件数(資料2)について説明。(学校ごとのいじめ状況資料については、会議後回収 不掲載)
学校ごと、自治体ごとの認知件数の違いが見られることから、文部科学省から例示なども提示され平成26年度には再調査も行っています。
スクールカウンセラーについては、2週間に1回、県から派遣されています。
インターネットを利用した相談は、県や国では行っているが市では考えていません。
いじめへの指導対応は、小学校から中学校へ継続的な指導が必要です。
各学校では、生徒指導、カウンセリングの会議を週1回行っています。
委員:いじめが解消したとするのは、どの段階なのでしょうか。
事務局:アンケート調査・教師の確認・保護者からの報告でいじめが発見されます。教師の事実確認の後、いじめであるかどうかを判断し、指導・経過観察を行います。指導を行い児童生徒相互の理解が図られた段階で解決としています。
委員:保護者が後で騒ぐことがあるが、どのように対応していくのか。
事務局:いじめられた生徒からの話をしっかり聞くことや加害者への指導、加害者からの謝罪など一連の行動を保護者も納得のうえで行うことができるように丁寧な対応を心がけています。
委員:先生が置かれている状況を保護者へ知らせ、教師の過度の負担を減らすように対応を考えたほうがよいのではないか。
事務局:保護者との信頼関係を構築できることが一番たいせつです。一人の教員が過度に問題を抱え込まないように学校・教育委員会がサポート体制をしっかり作ることがたいせつです。
(2)各団体の活動状況及び青少年健全育成について
- BJプロジェクト(高萩北地区健全育成の会)について入間地区生涯学習フォーラム(平成28年2月開催)で事例発表を行いました。
- 小学校の登下校の際の街頭での見守りを行って頂ける方が少なくなっています。やろうとする気持ちがとてもたいせつです。
- いじめについてアンケートを生徒に年3回、保護者に年2回行っています。保護者からの報告でいじめが発見されたことがありました。
(どのようなアンケートかを参考にしたいという意見から次回会議にて資料として提出いただきます。)(日高高校)
小さな兆候を見逃さないことがたいせつであることを痛感しました。また、各機関との連携も重要であると認識しました。
- 「言葉の使い方・仲間どうしの体験」を人間関係を構築する重要な要素として重点的に指導しています。また、人権教育を通じて心の成長を図っていきます。(中学校)
- 人権講話、人権作文、縦割り活動等を通してより良い人間関係をつくることができる力を養うよう指導しています。(小学校)
- フレンドリースクール、スクールサポーター等の説明。(飯能警察)
- 体験すべきことができていないために子どもが育っていないと感じられます。問題があるということは、そこで子どもたちが成長しているものと捉えてほしい。先生たちも頑張ってくれていますので、安心していただきたい。(教育長)
- 重大事件がないことに安心しました。子どもたちが元気に活動できるのは、ここにいらっしゃるかたがたのさまざまな活動のおかげであり、とてもありがたく感じています。(市議)
- 学校を訪問して子どもたちといっしょに給食を食べています。とてもいい子たちばかりです。このまま伸びていってほしいと思います。また、学校へのクレームはやめて、学校を地域で温かく見守ってほしいと思います。そして、学力向上を図り、将来の選択肢を広げてほしい。(会長)
以上
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更新日:2017年03月09日