令和5年度第1回日高市文化財保護審議委員会の会議結果
会議結果は次のとおりです。
令和5年6月5日
日高市文化財保護審議委員会議結果の詳細
日時
令和5年5月31日 午前10時から11時20分まで
場所
日高市役所502会議室
公開・非公開区分
公開
出席者
新井委員長、高麗職務代理、野川委員、新井委員、加藤委員
欠席者
なし
説明員
生涯学習課
事務局
中條生涯学習課長、松本文化財担当主幹、早川文化財担当主査
傍聴者
なし
所管課
教育部生涯学習課
議案および決定事項等
- 委員長、職務代理の決定
- 令和5年度文化財保護審議委員会活動計画
- 令和5年度文化財保護事業概要説明
会議資料
- 令和5年度文化財保護審議委員会活動計画表
- 令和5年度文化財保護事業概要
会議の経過
- 委嘱状交付
- 委員長、職務代理の選出
1.令和5年度文化財保護審議委員会活動計画について
【説明員】今年度は日高の歴史名勝をホームページに公開する年なので、内容について委員の意見を頂きたい。これに2回を充てていきたい。
【委員】我々はどういう部分に関わるのか。
【説明員】歴史名勝をまとめた地域ストーリーの内容および題名について、市民や観光客が興味を引くようなものになるよう検討いただきたい。
【委員】公表はホームページ上だけなのか。
【説明員】記者発表なども考えている。
【委員】さまざまな案を出すとなると集中して開催したほうが良いと思う。7月、8月に実施してはどうか。
【各委員】了承
【説明員】視察研修の候補については、11月の実施までに出してもらいたい。事務局のひとつの例として、北杜市の国史跡梅ノ木遺跡の整備状況視察を上げる。
【委員】県外も良いが、近隣市町の文化財保護行政について学ぶ機会が少ないと思う。
【説明員】県外に比べ実施しやすいので今後検討する。
2.令和5年度文化財保護事業概要について
【説明員】高麗郷民俗資料館については、企画展を2回、ミニ展示を1回開催予定である。
指定文化財維持管理事業であるが、指定文化財補助金として、高麗家住宅、聖天院山門、阿弥陀堂の防災設備や、霞野神社ほか2社の消火器の法定保守点検に対し交付する。
文化財保護事業では、仮称日高の歴史名勝ナビを公開する。
高麗村石器時代住居跡周知のための縄文時代の市民歴史講座を今年度も開催する。
文化財説明板の修繕については、野々宮神社にある説明板を新しいものにする。
最後に埋蔵文化財調査事業であるが、各種開発に伴う試掘調査、発掘調査を実施する。室内での資料整理に関しては、旭ケ丘、拾石、王神、向原、明婦、宿東、五反田の各遺跡を行う。調査報告書は宮久保、五反田両遺跡を刊行する予定である。
【委員】出土遺物などの保管はどうしているのか。
【説明員】資料整理中の遺物は文化財室にあるが、それ以外は学校の空き教室などに分散保管している。
【委員】今後はどのように保管していく予定なのか。分散保管は資料の散逸を招きやすいので一括保管が望ましい。
【委員】研究資料として使用してもらいやすい保管が望ましい。
【説明員】現在進めている公共施設再編計画の中で、市民の意見を聞きながら収蔵場所を確保していきたい。
【委員】高麗川駅舎の建て替えが始まっているが、旧駅舎関係の資料はあるのか。ある場合保管を考えているのか。
【説明員】先日JR東日本立ち会いのもと確認に入った。高麗川駅は昭和8年に開業しているが、昭和8年の建物財産表など駅の歴史を物語る資料数点を確認したので、寄贈してもらうよう協議をしている。
以上
更新日:2023年06月22日