令和元年度 第3回学校給食センター運営委員会の会議結果

会議結果は、次のとおりです。

令和2年4月14日

第3回 日高市学校給食センター運営委員会会議録

日時

令和2年3月16日 午後3時30分から4時00分まで

場所

日高市学校給食センター 2階 会議室

公開・非公開

公開

非公開理由

なし

出席者

細谷委員、新井委員、半田委員、関口委員、諸井委員、島津委員、福島委員、安原委員、土屋委員、寺島委員、今牧委員

欠席者

川南委員、稲村委員、和田委員、水村委員、土肥委員

説明員

学校給食センター所長

事務局

教育部長、教育総務課長、学校給食センター所長、栄養士、主任

傍聴者

1名

担当部署

教育委員会教育総務課学校給食センター

議題および決定事項等

議案第3号 令和2年度学校給食事業計画について

決定事項等

原案のとおり承認

会議資料

会議の経過

議案第3号 令和2年度学校給食事業計画について

説明要旨

会議資料に基づき、事務局から説明を行った。

質疑

なし。

審議結果

採決の結果、賛成多数により原案のとおり承認された。

その他

事務局から以下を報告した。

・キムチチゲの提供停止について

昨年、12月13日の学校給食において、野菜を裁断する機械であるスライサーの刃に刃こぼれが見つかったことから、予定していた主菜のキムチチゲの提供を急遽停止し、児童生徒、学校関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしました。

まず、提供停止に至った経過でございますが、調理終了後、キムチチゲの食材である野菜を裁断するスライサーの清掃に取り掛かったところ、スライサーの刃に刃こぼれが見つかりました。野菜に紛れて混入した異物により刃が破損したものと思われ、異物およびこぼれた刃の一部がキムチチゲに混入した可能性が極めて高いことから、児童生徒の安全を第一に考え、キムチチゲを喫食しないよう、取り急ぎ、各学校に連絡をいたしました。当日中に保護者および学校長へのキムチチゲ提供停止の謝罪および経緯ついて説明を記した通知文書を作成し、各学校に配布を依頼するとともに、一斉メールを送信し、保護者および学校への周知を行いました。

次に原因でございますが、学校から返却されたキムチチゲの入った大食缶を1缶1缶確認したところ、ある中学校のクラスの大食缶の中からスライサー本体の水受部分に装着する直径約4センチメートルのストレーナー(液体から固形分を取り除くために用いる金属製の器具)が発見されました。前日に使用した際に清掃のために水受けのストレーナーを外し、装着しないまま今回使用したことで、ストレーナーが野菜とともにスライサーに投入され、裁断する刃にあたって刃こぼれが生じたものと確認をいたしました。

予定した学校給食を提供できないということはあってはならないことであり、児童生徒の食を担っていることを再度自覚し、安全、安心な学校給食を提供することに努めてまいります。今後の対策でございますが、機器の使用前と使用後の点検を厳重に行い、食材の裁断時には、食材ごとに操作を止め、刃の確認、全体の確認をしてから次の裁断を行うように改めております。

・一斉休校に伴う給食停止について

一斉休校による学校給食停止に伴い、3月分の学校給食費については、請求は行わない。学校給食停止に伴い、食材発注の取り消しを行ったが、事業者がキャンセル出来なかった商品については、センターに納品されていないが、支払いについて事業者と調整している。また、国から一部補助される話もある。詳細につきましては、来年度の第1回の運営委員会において、令和元年度学校給食会計の決算を認定に付す際に報告をさせていただく。

・学校給食センターの整備計画について

学校給食センターについては、洗浄棟が昭和52年稼動、この調理棟についても昭和58年稼動で、36年以上経過しており、建物や設備の老朽化が進んでいることから、教育委員会において新しい学校給食センターを整備する際の手法についての検討を進めてきた。

学校給食センター整備事業は、PFI方式の導入により、支出の平準化が可能とはいえ、財政負担は大きく、市の重要施策との調整を図る必要がある。また、急速に進んでいる少子化の影響により、児童・生徒数の大幅な減少が見込まれることから、どのタイミングで整備することが適切かを見極める必要がある。さらに新敷地についても現在策定中の公共施設再編計画により生じる土地の活用も考慮する必要がある。

このような状況から、当面の間、現施設での調理を継続していくため、来年度から複数年かけて、老朽化した厨房機器等を更新して学校給食を提供していく予定である。

・学校給食費の改定時期について

委員の皆様には、今年の1月29日付けで学校給食費の改定時期について、通知をさせていただいたが、学校給食費の改定につきまして、教育委員会から学校給食センター運営委員会に諮問があり、9月に開催した第2回の運営委員会で審議の上、答申をいただいた。

その後、答申を基に教育委員会会議で審議を行ったが、「学校給食費の改定の時期については、学校給食費の公会計化の導入時期とすること。」とされ、令和2年度の学校給食費は、据え置くこととした。

近年の諸物価の高騰に伴い、給食用食材価格が上昇しており、また、来年度の給食回数が例年よりも3回、今年度よりも5回多く、188回となるが、引き続き、献立内容や食材の工夫をして、安心安全で栄養バランスの取れた学校給食を提供するよう努めるので、ご理解とご協力をお願いしたい。

・PTA役員改選等について

PTA代表の委員については、来年度、PTA役員改選等に伴う変更の可能性がある。そこで、4月の20日頃にPTA会長宛てに運営委員会委員の確認の依頼を行い、5月末までに報告をお願いしているが、市では、審議会等への女性の登用を推進しているため、変更となる場合は、後任には可能な限り女性委員の選出をお願いしたい。

 

質疑等

【委員】学校給食費の改定時期について、公会計化に合わせて行うとのことだが、公会計への移行時期はいつ頃を予定しているのか。

【事務局】令和3年度を予定している。ただ、「公会計化」といっても、給食費の徴収事務等を学校にお願いする方法と、徴収事務等を学校から教育委員会に移管する方法とがある。1年間の中で、どこまで対応できるか分からない部分もあるが、現在のところは令和3年度の予定である。

【委員】公会計化に際し、学校給食費の未納への対策は何かあるのか。

【事務局】公会計化により、納入の督促等を市で行うこととなる。また、生活保護費から直接給食費を給食会計に入金する、あるいは児童手当から給食費相当額を給食会計に入金するなどの方法をとることも考えられる。

【委員】先ほど公会計化の方法について説明があったが、公会計への移行は学校の負担軽減の側面もある。学校としては給食会計の事務は学校から切り離したいと考えているので、移行期間が短くなるよう、大変とは思うが、ぜひ頑張っていただきたい。

 

この記事に関するお問い合わせ先

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更新日:2020年05月07日