第9回学校給食センター整備計画市民検討会議の会議結果

会議結果は、次のとおりです。

第9回 日高市学校給食センター整備計画市民検討会議会議録

日時

令和元年8月28日 午後2時20分から3時30分まで

場所

日高市学校給食センター 2階 会議室

公開・非公開

公開

非公開理由

なし

出席者

堀端副会長、吉原委員、笹本委員、新井委員

欠席者

秋葉会長、市村委員、大里委員、舩戸委員

説明員

学校給食センター所長

事務局

教育部長、教育部参事、教育総務課長、学校給食センター所長、業務主任、主任

傍聴者

なし

担当部署

教育委員会教育総務課学校給食センター

議題

(1)第8回市民検討会議をふりかえって

(2)日高市学校給食センター整備計画(案)について

(3)その他

会議の経過

(1)第8回市民検討会議をふりかえって

概要

第8回会議までに検討を行った整備計画原案(前回委員から受けた指摘により第7章を削除し、全6章とした)のうち、記述の変更等を行った箇所およびその内容について事務局から説明し、再度委員による検討を加える。なお、検討範囲が広いため、前回同様に各章ごとに説明および検討を行った。

質疑

【第1章から第3章までの質疑等】

特になし。

 

【第4章の質疑等】

【委員】内容のことではないが、各事業手法の契約イメージ図で、図とタイトルが別のページに分かれてしまっているものがある。最終的にレイアウトを整える際に注意してほしい。

【事務局】ご指摘のとおり、確認する。

 

【第5章の質疑等】

【委員】食数調整に関する記述で、学校行事や学級閉鎖によって変動する食数を調整するのが市の業務であることは自明である。シンプルに「食数調整は市の業務であるため。」としたほうが良い。

【委員より】転出入や行事等により食数は日々変動する。小・中学校12校の食数変動に適切に対応するため、食数調整は市の業務とすべき。他の箇所の記述と比較しても、単刀直入に言い切って良いと思う。

【事務局】ご指摘のとおり修正する。

【委員】「(2)開業準備・維持管理・運営業務」の「維持管理業務」の表が2ページに分割されている。第5章の冒頭に空きスペースがあるので、ここを詰めれば表が1ページに収まり見やすくなると思う。

【事務局】ご指摘のとおり修正する。

 

【第6章の質疑等】

【委員】「(2)従来方式とPFI方式(BTM方式)の比較」の表が2ページに分割されているので、1つにまとめたほうが見やすくなると思う。

【事務局】ご指摘のとおり表が1つにまとまるよう調整する。

【委員】この計画は今後さまざまな人が目にすることと思う。そのなかで、第6章の冒頭に「VFM」という一般には聞き慣れない言葉が出てくる。VFMをここで示す意味、理由が少し分かりにくいと思った。

【事務局】PFI方式の導入を検討する場合に、従来の公設公営方式と比べてどれだけのメリットがあるのかということを検証するための指標としてVFMを使用する。従来方式で事業を実施した場合の全事業期間中の財政負担見込額の現在価値とPFI方式のそれを比較し、PFI方式等の財政負担見込額が従来方式の見込み額を下回れば「VFMが有る」と判断し、逆ならば「VFMがない」と判断する。

【委員より】委員のご指摘により少し考えたが、この部分にVFMについての説明を加えたらどうかと思う。最初に「VFMとはなにか」ということが理解できないと、よく分からないまま読み進めることになるのでは。

【事務局】分かりやすくなるよう、冒頭部分にVFMについての説明を加えることとする。

【委員】「(1)定量的効果」の部分で財政負担見込額の比較をしているが、支払い方式の違いについても記述しておいた方が良い。従来方式では施設整備費が一括支払いとなるが、PFI方式では割賦払いとなり、負担が平準化できるのもメリットの一つである。第4章のPFI方式に関する説明でも割賦払いについては記述しているが、第6章は結論に至る部分なので、メリットとして改めて記述するのが良いと思う。

【事務局】負担の平準化は従来方式に対するメリットなので、(2)定性的効果の中で記述を追加する。
(注釈)「ア PFI方式(BTO方式)」には記述しているので、「イ PFI方式(BTM方式)」に記述を追加する。

【委員】「(2)定性的効果」の「ア」の文中、「配送業務と建設業務を並行して行う」という部分は何を指しているのか。

【事務局】本計画のもととなった調査では、当初新敷地への移転を想定せず、現在の敷地内での建て替えを検討していた。途中で新敷地での整備も検討するようにしたが、当初の方針に係る記述が現在まで残っていた。新敷地で整備する場合には当てはまらない記述なので、この部分は削除する。

 

【第7章の質疑等】

特になし。

(2)その他

概要

これまでは整備計画原案を市民コメントに付する予定であったが、PTA代表や公募による市民の委員からも多くの意見をいただき、十分に市民の意見が反映されたものといえるので、市民コメントを実施せずに原案をもとに整備計画策定を進める旨報告。また、市の財政部局と調整を行った結果、他の事業の実施時期との関係から、当面は現センターでの給食提供を続けることとなった旨併せて報告。

質疑

【委員】市民コメントを省略する理由がよくわからない。回答を求めるつもりはないが、個人の素朴な意見として述べさせていただく。

【事務局】市民コメントについては、他の自治体では学校給食センター整備の際に市民コメントを実施しているか調べたところ、学校給食センターは不特定多数の方が利用する施設ではないことから、市民コメントを実施しない自治体の方が多くあった。しかし、学校給食センターは「地域の宝」ともいうべき子どもたちに給食を提供する施設であることから、地域の声も整備に反映するべきとの考えから市民コメント実施の方向で考えていた。会議が始まると、委員はそれぞれの立場から熱心な議論をいただき、市の職員が作成した整備計画原案にはなかった視点などを取り入れることができた。委員には保護者の代表や公募の市民もおられるため、あえて市民コメントを実施せずとも市民の意見は計画に反映できているとの考えから、この会議で得られた成果を整備計画案として進めようとするものである。

【委員】新施設を整備するまでの間は現在の給食センターに必要な改修を加えて運営していくとのことだが、「新施設の整備時期を決定し、そこまで現施設を運営していくのにどれだけの改修等を行うか」ということが改修費を算定する際に重要だと思う。先ほどの説明では新施設の整備時期について明確な言及がなかったが、現時点では整備時期は未定ということか。

【事務局】新施設の整備時期については、現時点では未定である。

【委員より】これまで検討を進めてきた整備計画案はあくまでも現時点でのものである。今後衛生管理基準の改正や学校給食のあり方が変わることも想定されうるが、その場合には整備計画は最初から作り直すという理解でよろしいか。

【事務局】ご指摘のような改正等があった場合には、必要に応じ計画の見直しあるいは再策定ということも考えられる。

(3)その他

特になし。

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更新日:2019年12月26日