平成29年度 第2回学校給食センター運営委員会の会議結果
会議結果は、次のとおりです。
平成30年3月29日
第2回 日高市学校給食センター運営委員会会議録
日時
平成30年3月16日 午後3時30分から午後4時15分まで
場所
日高市学校給食センター 2階 会議室
公開・非公開
公開
非公開理由
なし
出席者
野口委員長、小鹿野委員、小坂井委員、中村委員、小熊委員、李委員、長谷川委員、佐々木委員、石井委員、花家委員、今牧委員
欠席者
川南委員、小金井委員、秋馬委員、松本委員、横田委員
(会議の成立要件である委員の過半数に達したので、会議は成立している。)
説明員
学校給食センター所長
事務局
教育部長、教育総務課長、学校給食センター所長、栄養士、主任
傍聴者
なし
担当部署
教育委員会教育総務課学校給食センター
議題および決定事項等
1.議案第1号 平成30年度学校給食事業計画の承認について
【決定事項等】
原案のとおり承認された。
会議資料
03 議案別紙(平成30年度学校給食事業計画書) (PDFファイル: 105.3KB)
04 事業計画 歳入歳出予算 (PDFファイル: 68.9KB)
会議の経過
議案第1号 平成30年度学校給食事業計画の承認について
説明要旨
会議資料に基づき、事務局から説明を行った。
質疑
なし。
審議結果
採決の結果、賛成多数により原案のとおり承認された。
その他
事務局から以下を報告した。
給食費の未納状況について
今年度分の給食費の未納状況ですが、年度途中であり、各学校から随時入金をいただいている状況ですので単純な比較は出来ませんが、平成28年度と平成29年度の1月分までの給食費の入金状況を確認したところ、2月末現在で、小中学校の合計の収納率は平成28年度よりも平成29年度の方がわずかながら上回っており、各学校のご尽力の中で順調に入金がされているものと考えております。また、年度末ということもあり、先日各学校長に宛てた文書にて、未納の保護者への働きかけをお願いしました。
学校給食センターの整備計画について
日高市学校給食センターの老朽化に伴い、建替えやその後の運営等をどのようにしていくのが良いか、昨年度、「PFI等導入可能性調査」を実施しました。PFIとは民間の資金などを使って公共のサービスを行うことで、公共サービスの提供を民間主導で行うことで、効率的かつ効果的な公共サービスの提供を図っていくという考え方です。調査では、施設整備・維持管理・運営を一括発注できるPFI方式が有効な手法であるとの結果でした。
現在、この調査報告書をもとに、職員で組織する整備計画策定委員会で整備の基本的な考え方、方針となる整備計画の素案を検討しています。
来年度、児童・生徒の保護者代表、学校関係者、知識経験者、公募による市民で構成する整備計画市民検討会議を立ち上げ、整備計画の策定を進める計画でます。学校給食運営委員会におきまして整備計画案についてお諮りしまして、皆様からのご意見を伺い、整備計画の策定に反映させていただきたいと考えています。
質問・意見
【委員】3年ほど前から保護者に給食申込書の提出を求めるようになったが、効果は出ているのか疑問に思う。見直しあるいは今後の見通しがあったら教えてほしい。
【事務局】新入生の説明会の際に配布し、提出いただくことで単に給食の提供を受けているのではなく、自ら申し込んで給食を食べている、給食費を払わなくてはいけない、と考えていただくために行っており、そういった意識付けに効果は上がっているものと考えています。なお、離職等により経済的に給食費の納付が困難という家庭には、教育委員会に就学援助の申請をしていただき、基準以下であれば給食費等の公費負担ということも行っています。生活保護までには至らないが困窮している家庭には制度の紹介を行っています。
【委員】給食費の未納については、学校側だけの取り組みでは限界があり事務の負担も大きい。行政側にも協力をお願いしたい。
【事務局】年度末に差し掛かり未納のまま卒業してしまう児童・生徒もいるかと思われたため、先日校長先生宛てに未納の保護者への働きかけをお願いする依頼文を送付しました。お願いだけする形になってしまい申し訳なかったと思いますが、今後の未納対策としては、担当者とお話しする機会もありますので、どのような方法がいいのか話し合っていきたいと考えています。
現在の日高市の学校給食会計は「私会計」で、給食費を校長先生にお預かりいただいて、給食センターで管理していますが、全国的には市町村の会計に組み込む「公会計化」の流れにあると認識しています。日高市がいつ公会計化するかということは別として、そうなると収納関係もやり方が多少変わるのではないか、例えば児童手当の中から先に給食費を頂くというようなことも考えられるのではないかと認識しています。
【委員】食物アレルギーへの対応について、学校側もかなり神経をとがらせている。食物アレルギー発症対策としてエピペンを使う子も入学してきている。その中で、毎月配られる献立表の中の成分表を見て保護者が判断することになっているが、見落とすこともあるかと思う。食材の材料まで記した詳細な成分表が年度当初に配布されるが、もう少し丁寧なチェック体制を整えられればいいと思う。
【事務局】給食センターとしましても、食物アレルギーへの対応はできる限りのことをしています。命に係わることですので、学校と給食センター、保護者が丁寧に食材のチェックができるよう、どのような改善ができるか考えていきたいと思います。
現在の施設の状況では、アレルギー対応食を分離して調理することが困難です。新しい給食センターを整備する中で、アレルギー対応の部屋を設けていくことになりますが、そういった方向性について来年度校長先生やPTAの方に入っていただく整備計画市民検討会議で議論していく、という流れになっています。施設整備ができるまでは時間がかかるので、その間は今申し上げたように連携を図っていく、ということでお願いしたいと思います。
その他、学校給食全般について意見等
- 日高市の給食は米飯が主で、麺が月に1回、パンが月に2回ほど。子どもたちには麺やパンの方が人気があり、頻度の見直しをいただけたらありがたい。
- 先日、中学3年生にとって最後の給食があった。最後の給食なので、思い出に残るような献立を工夫いただけるとありがたい。
更新日:2018年04月05日