伝染性紅斑に注意しましょう【令和6年12月10日掲載】

埼玉県から伝染性紅斑の流行警報が発令されました

埼玉県が伝染性紅斑(リンゴ病)の流行警報を発令しました。

警報を発令するのは、平成27年5月以来、9年7か月ぶりです。

伝染性紅斑は特徴的な発疹が現れる前に感染が広がりやすいので、普段から咳エチケット、手洗いなどの対策を心掛け、感染予防に努めましょう。

伝染性紅斑とは

伝染性紅斑は、ヒトパルボウイルスB19を原因とする感染症で、リンゴのように頬が赤くなることから「リンゴ(ほっぺ)病」とも呼ばれます。

感染経路は、飛沫感染や接触感染があります。

症状

潜伏期間は10日から20日で、両頬の発疹に続いて、手や足に網目状の発疹が現れ、発疹は1週間程度続き、自然に回復します。

大人の場合、両頬の赤い発疹は少なく、関節痛や頭痛などの症状があり、関節炎症状などにより、1日から2日程度、歩行困難になることもあります。

また、妊娠中に感染した場合、まれに胎児の異常(胎児水腫)や流産が生じる可能性があります。

予防のポイント

  • マスクの着用や咳やくしゃみをする時にはハンカチなどで口を覆うなど、咳エチケットを心掛けましょう。
  • アルコールによる消毒効果は弱いとされているため、流水や石けんでこまめに手洗いをしましょう。
  • 妊娠中または妊娠をしている可能性がある人は、できるだけ患者との接触を避けるよう注意してください。

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更新日:2024年12月10日