令和4年度 第2回国民健康保険運営協議会の会議結果

会議結果は、次のとおりです。

日時

令和4年11月4日(金曜日) 午後1時30分から1時55分まで

場所

市役所 5階 501会議室

公開・非公開

公開

出席者

橋本会長、鈴木副会長、駒井委員、篠崎委員、金子委員、平野委員、松井委員、横田委員、奥田委員、遠藤委員、小倉委員、坂巻委員

欠席者

岡部委員、前田委員、清水委員

説明員

健康推進部長、保険年金課長、国民健康保険担当主幹

事務局

健康推進部長、保険年金課長、国民健康保険担当主幹、主査

傍聴者

0人

担当部署

健康推進部保険年金課

議題および決定事項

  1. 令和4年度日高市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について

決定事項

原案のとおり承認

会議資料

会議の経過

1 令和4年度日高市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について

[説明要旨] 「資料1」に基づいて説明

議題(1)「令和4年度 日高市国民健康保険特別会計 補正予算(第1号)案」につきまして説明させていただきます。お手元の「資料1」をご覧ください。

今回の補正につきましては、令和3年度国民健康保険特別会計決算による繰越金に係る歳入歳出予算の調整をするものです。

最初に歳出をご覧ください。

諸支出金において、令和3年度の県支出金等の精算に伴い、償還金が生じたことから、令和3年度決算より、今年度に繰り越した8,924万2,000円の中から、所要の額を返還し、残額となる4,170万6,000円を増額補正し、一般会計に返還するものです。

歳入の繰越金の8,924万2,000円は、先ほど申し上げたとおり、令和3年度決算剰余金でございます。

普通交付金の精算につきましては、令和4年9月末日までに調定等をしたものが対象となることから、9月議会時点では、精算額が確定していないため、昨年度と同様に、国民健康保険特別会計の繰越金・諸支出金の補正については、精算額が確定する12月議会に提案する予定でございます。

また、例年ですと、今回の補正のタイミングで、歳出の保険給付費の療養諸費、高額療養費とも、支払い実績および今後の支払見込みに基づき、増額の補正を行うところでございますが、今年度は補正を行わないことについてと被保険者の状況等を補足説明させていただきます。

参考資料「令和4年度日高市国民健康保険の状況について」をご覧ください。

1 保険給付費(保険者負担分)支出見込です。療養給付費は、予算額41億5,000万円のところ、支出見込みは、37億4,240万1,000円でございます。また、高額療養費は、予算額約6億5,775万9,000円のところ、支出見込は、5億9,796万1,000円であり、当初予算の範囲内であるとの想定により、補正は行わないものであります。

次に2、ひとりあたりの費用額の推移です。

令和3年度を見ますと、39万6,588円となっております。5年前の平成29年度と比較しますと、6万2,437円、約18.7パーセントの増加となっています。令和4年度は、昨年度より4,866円、約1.2パーセント増加する見込みでございます。

次に3、被保険者の状況です。

令和4年9月末現在の被保険者数は、1万2,677人、8,214世帯となっています。被保険者数が多い年令は、60歳代の3,341人、70歳から74歳までの4,256人となっています。円グラフからわかるように、年齢構成としては、60歳代以上でおよそ60パーセントを占める現状であります。

次に4、被保険者数の推移です。

平成4年4月1日現在の被保険者数は、1万2,920人です。9年前の平成25年度と比較しますと、4,858人減少しております。高齢化が進み、75歳以上の被保険者が年齢到達により、後期高齢者医療制度へと移行すること、被用者保険のさらなる適用拡大があることなどから、今後も減少は進んでいくと見込まれます。

議題(1)の説明につきましては、以上でございます。

[質疑・意見]

委 員:一般会計からの繰入金についてですが、補正予算がないということは一般会計からの繰り入れはないということですか。

事務局:繰り入れはあります。療養給付費について、例年ですと、給付費が予算よりも多くなり、12月の補正予算の際に計上していますが、今年度につきましては、前年度より給付費が抑えられている状況ですので、補正予算を組まずに当初予算で問題ないということです。

委 員:税率改正や限度額の改正によって、どのような効果が出ているのでしょうか。

事務局:税率を改定したため、保険税の収入は昨年度よりも増えています。

委 員:療養給付費は補正をしなくていいということですか。

事務局:そのとおりです。保険給付費である療養給付費と高額療養費については、補正をする必要はありませんが、県への償還金がありますので、補正をして県に償還し、剰余金を一般会計に返すものです。

委 員:剰余金は一般会計へ返すということですか。

事務局:そのとおりです。

委 員:今後はどのように進んでいくのか。

事務局:例年のことになりますが、県への返還は、償還金の額が確定した後となるので、12月の議会承認後に返還する流れとなります。

委 員:今後、市民の皆さんの負担は増えるのか。保険税が上がらないことがいいのだが。

事務局:税率の改訂は必要であることから、今後も行っていくものです。

委 員:療養給付費と高額療養費の伸び率について、この数字を出した根拠というのは、後期高齢者医療制度への移行や被用者保険の適用拡大というのが当たるのか。

事務局:それもありますが、療養給付費と高額療養費とも、昨年度に比べて多少金額が抑えられているところを、勘案したものでございます。

委 員:どういうところで抑えられているのか。

事務局:令和3年度は、医療機関への受診控えの反動があり、通院等が増え、療養給付費が多かったのですが、少しずつ平常に戻るといいますか、令和4年度は療養給付費が減少していく流れに戻りつつあると思われます。

委 員:高額療養費も同様か。

事務局:そのとおりです。

議 長:(他に)ご意見、ご質問がなければ、「令和4年度日高市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について」は、原案のとおり承認するということで、よろしいでしょうか。

委員全員 -異議なし-

議 長:皆さんの賛成が得られましたので、「令和4年度日高市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について」は、原案のとおり承認いたします。

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電話:042-989-2111(代表)
ファックス:042-989-2316
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更新日:2022年11月30日