令和4年度 第1回 日高市上下水道事業運営審議会の会議結果

日時

令和4年7月1日(金曜日)午後1時58分から3時17分まで

場所

日高市役所 5階 501会議室

公開・非公開

公開

非公開理由

なし

出席者

大川戸岩夫委員、大澤博行委員、吉本新司委員、秋田素子委員、金子誠委員、大澤尚委員、内野美葉委員、小泉敬子委員、千葉美葉委員、森志津子委員、佐野修一委員、谷ケ崎照雄市長

欠席者

小久保雅代委員

説明員

【水道課】関田課長

【下水道課】鹿山課長、湯本主幹、松本主幹、鶴岡主査

事務局

加藤部長

【水道課】関田課長、小島主幹、武田主幹、新田主幹

【下水道課】鹿山課長、湯本主幹、松本主幹、石森主幹、鶴岡主査

傍聴者

なし

担当部署

上・下水道部下水道課

議題および決定事項

議題

1.報告事項

(1)水道事業

  • 令和3年度事業報告及び令和4年度事業予定について
  • 水道事業会計予算について

(2)下水道事業

  • 令和3年度事業報告及び令和4年度事業予定について
  • 下水道事業の経営状況について

2.その他

(1)水道事業

  • 水道料金の減免について(新型コロナウイルス感染症関連経済対策)

会議資料

会議の経過

1.開会(司会:事務局)

2.会長あいさつ(大澤博行会長)

3.市長あいさつ

4.職員自己紹介

5.議題

(1)報告事項

【水道事業】

  • 令和3年度事業報告及び令和4年度事業予定について
  • 水道事業会計予算について
    事務局より、資料1ページから8ページまでを用いて説明

委員:昨年度の会議において、事業報告資料に費用金額を掲載できないものかお願いしたところ、今年度は、決算報告資料に契約額を掲載していただきました。ありがとうございました。

委員:昨年度の会議において、大口事業者の事故によって収益減が見込まれるという説明がありました。事故発生から1年ちょっと経ちますが、相手方との話や回復具合、復旧するに当たっての見込みはどのように伺っていますか。

事務局:大口事業者が給水停止になっております。ここで、1年経過しておりますが、現在、大口事業者と調整している状況でございます。
大口事業者との調整の中で、今年、廃熱発電設備が稼働する予定と伺っております。発電設備の使用水量につきましては、今まで一日当たり3,000立方メートルでございましたが、現在調整しております廃熱発電設備になりますと、一日当たり960立方メートル(10.5か月運用)になると伺っております。
また、来年、ガスタービン設備が稼働する予定と伺っております。稼働した場合に使用する水量は、一日当たり約480立方メートルと伺っておりますが、未確定の状況でございます。

委員:最近、いろいろな資材などの価格が上昇しています。資材価格などの上昇分について、どのように捉えていますか。

事務局:薬剤や資材などの価格が上昇してきている状況につきましては、こちらでも承知しており、この予測が中々難しいところではございますが、資材などの価格上昇を踏まえまして、いろいろな対応を図ってまいりたいと考えております。

【下水道事業】

  • 令和3年度事業報告及び令和4年度事業予定について
  • 下水道事業の経営状況について
    事務局より資料1ページから11ページまでを用いて説明

委員:資料1ページの中ほど、農業集落排水事業の処理区域内人口、水洗化済人口がそれぞれ減少しています。これは、中沢地区の公共下水道事業への編入が原因ということでよろしいでしょうか。

事務局:農業集落排水事業の処理区域内人口、水洗化済人口につきましては、農業集落排水事業の中沢地区を公共下水道事業へ編入したことによるものでございます。農業集落排水事業の中沢地区は、平成17年に供用開始し、当初から処理施設を設けず、下水道事業全体計画の認可と事業計画の認可を受けて、公共下水道に接続しております。公共下水道の計画上は、農業集落排水事業の中沢地区を含めておりますが、会計上は、公共下水道事業、農業集落排水事業、コミュニティ・プラント事業という3本立てで、中沢地区は農業集落排水事業に計上しておりました。人口、処理水量につきましても、中沢地区は農業集落排水事業に計上しておりました。
令和3年度に、埼玉県から、全体計画と事業計画において、農業集落排水事業の中沢地区は公共下水道と一体となっているので、公共下水道事業に含めて報告するようにとの指摘を受け、会計上、統計上、農業集落排水事業の中沢地区を公共下水道事業へ編入したことによるものでございます。

委員:資料2ページの上にある現在の事業計画の公共下水道の汚水819.7ヘクタールとありますが、昨年度の会議資料では、公共下水道の汚水819.7ヘクタールとなっています。今年度は、農業集落排水事業の中沢地区の公共下水道事業への編入の関係で、10ヘクタール分増加すると思います。昨年度は、公共下水道事業に農業集落排水事業の中沢地区を重複して計上していたという事務局の説明に聞こえましたが、そのことについて伺います。

事務局:事業計画で、農業集落排水事業の中沢地区10ヘクタールが重複しているのではという点につきましては、農業集落排水事業として整備いたしました中沢地区10ヘクタールを農業集落排水事業分として計上し、かつ、公共下水道事業においても、事業計画上、公共下水道へ接続している中沢地区分を計上している取り扱いとなっておりましたが、埼玉県からの指摘により取扱いを変更いたしました。今回から、会計上、統計上、実態に合った形になっております。

委員:昨年度の会議資料と比べると、計画処理人口が2,190人増加したということですが、捉えた人口か統計の人口が間違っていたということですか。

事務局:計画処理人口が2,190人増加していることにつきましては、計画変更年の時の現状人口と推計人口を用いていることから、計画に変更がございますと、今回のような人口に変化が生じます。

委員:市長あいさつの中で、水道は基本料金の4か月分を減免すると話されていましたが、下水道使用料は、普及率の関係で減免されないということですか。

事務局:水道の場合は、市内全域に上水を供給し、普及率がほぼ100パーセントでございます。下水道につきましては、ここで武蔵台、横手台地区が公共下水道に接続いたしましたが、普及率は約75パーセントであり、かつ、市内全域が下水道事業計画区域ではないことから、水道料金のみ、基本料金4か月分を減免させていただくことといたしました。

委員:会議資料5ページのその他で、市制施行30周年記念事業関係としてマンホール蓋の作成とありますが、先日の新聞報道で川越市が100周年記念でマンホール蓋を作成したという報道がありました。各地で行われていることで、いいことだと思います。こういう形でPRが行われていけばよいのではないかと思います。

(2)その他

会長:その他、委員から何かありますか。

委員:高萩北部の区画整理の関係で、下水道事業の認可で手続きがある場合、審議会の中で議論をお願いしたいという話がありましたが、その後、話が進んでいないということですか。

事務局:高萩北部の旭ケ丘松の台地区の区画整理につきましては、都市計画決定が少し遅れておりますので、決定が下りしだい、下水道事業についても進めていきたいと考えております。

会長:事務局から何かありますか。

事務局:水道料金の基本料金4か月分の減免につきまして、ご説明いたします。
減免対象者は、給水契約者のため、市民、市内事業者などが対象となります。
申込手続につきましては、不要でございます。
料金の請求につきましては、水道課で基本料金を減免した上で使用料を請求いたします。
減免開始の時期ですが、10月検針分からとなります。日高市の場合、検針が偶数月と奇数月に分かれております。偶数月の方は、9月と10月使用の10月検針分、11月と12月使用の12月検針分が、奇数月の方は、10月と11月使用の11月検針分、12月と1月使用の1月検針分が減免となります。
周知方法につきましては、広報、市ホームページのほか、使用水量のお知らせを活用いたしまして、皆さんにお知らせしてまいりたいと考えております。
予算額につきましては、減免見込額が約8,800万円で、財源は新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用いたします。
なお、標準的なご家庭での減免額は、口径20ミリメートル契約の方で、4か月分3,520円、口径13ミリメートル契約の方で、4か月分2,200円の減免となります。

会長:それでは、本日の議題は全て終了いたしました。長時間にわたり、ご審議いただきまして、ありがとうございました。

6.閉会

この記事に関するお問い合わせ先

下水道課 業務担当

郵便番号:350-1213 日高市大字高萩1385番地1
電話:042-989-2771
ファックス:042-984-1312
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更新日:2022年07月23日