第33回大学公開講座日高ライブリーカレッジ【令和6年7月1日掲載】
「大学公開講座日高ライブリーカレッジ」を開催します。
皆さんの参加をお待ちしています。
受講の概要(全7回)
場所
生涯学習センター 視聴覚室
定員
100人(申し込み順)
(注釈)当日受け付け可(定員に達していない場合)。
受講料
2,000円(全7回)
- 第1回の受講受付時にお支払いください。
- 申し込み後の受講料はお返しできません。
- 当日受け付けの場合、1回500円(定員に達していない場合)。
申し込み
7月1日(月曜日)以降、生涯学習課、各公民館、市立図書館に備え付けてある申込書または下記からダウンロードした申込書を記入し直接各施設に申し込むほか、電子申請で申し込みください。
各講座の概要
第1回
日時
8月17日(土曜日) 午後1時30分から3時30分まで(開場午後1時)
演題
人新世の里山の活かしかた
学習内容
日本人は、かつて「人と自然は一体化したもの」と考えていたが、自然を敵と見なした西洋の二元論が浸透して、地上動物の9割を人間と家畜で占める「人新世」になり、里山から薪や炭を取らなくなって荒れ放題になった。その里山を「食と健康の森」に作り直し「自給遊園」にすれば戦争とパンデミックも防げる。
講師
オークヴィレッジ創業者 稲本 正さん
第2回
日時
9月7日(土曜日) 午後1時30分から3時30分まで(開場午後1時)
演題
太古の地球に最初の生命が誕生するまでのみちのり
学習内容
最初の生命は自然原子炉間欠泉で生まれました。まず無機化合物から初歩的な有機化合物が創られ、最後に巨大な有機分子からなるDNA-RNA、ncRNA、細胞膜の装置群(ATP製造装置、各種ポリン、プロトン、Na、K)とリボソームが生まれました。遺伝子の数は200から300まで、自己複製まで行えます。
講師
東京工業大学名誉教授 丸山 茂徳さん
第3回
日時
9月21日(土曜日) 午後1時30分から3時30分まで(開場午後1時)
演題
インバウンドブームと日本へのまなざし
副題:訪日外国人から見た日本の魅力
学習内容
海外に行く日本人旅行者の数が伸び悩むなか、日本にやってくる外国人旅行者の数は増えています。彼らは日本のどんなところに魅力を感じているのでしょうか?また、彼らはどのように日本を楽しんでいるのでしょうか?国際観光の世界的なトレンドを踏まえたうえで、訪日外国人から見た日本の魅力を考えていきましょう。
講師
杏林大学外国語学部准教授 安江 枝里子さん
第4回
日時
10月5日(土曜日) 午後1時30分から3時30分まで(開場午後1時)
演題
日本の農業における危機と未来
副題:スマート農業を支えるセンサ技術
学習内容
異常気象を原因とした路地野菜の価格高騰や、少子高齢化による人手不足など日本の農業における「危機」を救う存在として、スマート農業の導入が進められています。スマート農業では、センサ情報から栽培環境や生育状態をモニタリングし、ロボットやドローンを使って農業従事者を支援するなど、さまざまな最先端技術が使われます。この講座では、日本の農業の現状とスマート農業を支えるセンサ技術とその活用について紹介します。
講師
埼玉大学大学院理工学研究科准教授 長谷川 有貴さん
第5回
日時
10月19日(土曜日)午後1時30分から3時30分まで(開場午後1時)
演題
日本経済の課題と未来
学習内容
日本経済の潮目が変わりつつあります。2022年春以降、世界的なインフレを背景に、日本でも物価が上昇し、賃金も上がり始めました。また、今年3月には日経平均株価が34年ぶりに最高値を更新しました。一方、少子化は進み、円安も進んでいます。今後、日本経済はどうなるのでしょうか?本講演では、皆さんと一緒に日本経済の現在と課題、そして未来について考えていきたいと思います。
講師
一橋大学経済研究所教授 宮本 弘曉さん
第6回
日時
11月2日(土曜日)午後1時30分から3時30分まで(開場午後1時)
演題
自分と大切な人の最期と向き合うために
学習内容
誰もが必ず迎える「死」をテーマに、自分の死を紙上体験する「死の疑似体験ワーク」への参加を通じて、生きていること、自身にとって真に大切なものを再考する、また、大切な人との別れがもたらす喪失体験に寄り添い、支える「グリーフケア」を学ぶ、それぞれの機会とする。
講師
医療コーディネータージャパン株式会社代表 堀 エリカさん
第7回
日時
11月16日(土曜日)午後1時30分から3時30分まで(開場午後1時)
演題
シニア人生の人間関係を考える
学習内容
職業からの引退、子育ての終了などにより、シニアの生活は大きく変化します。その後の生活をより充実するものにするためには、これまで当たり前だと思っていた人間関係も見直す必要があります。どうすればよりよい人間関係が築けるのか考えるヒントをご説明します。さらに次の世代へバトンタッチしていく意義と方法についても考えてみましょう。
講師
立教大学名誉教授 大野 久さん
- この記事に関するお問い合わせ先
更新日:2024年07月01日