猫の被害対策
猫による被害に困っている人へ
猫が庭や畑に入り込み、フンや尿をするのは、周辺のどの場所よりも猫にとって快適な場所だからです。
猫にとって快適な場所とは、「人の出入りが少なく、番犬もいない静かで安心できる場所」 「気持ちよく排便ができるための、やわらかい土や砂、芝生等がある場所」 「エサを探し歩かなくても簡単に得られる場所」です。
猫を寄せ付けたくない場所には
忌避剤
猫の嫌いな臭い(市販の忌避剤、コーヒーかす、かんきつ類の皮、木酢液など)をまく。
猫は嗅覚がするどいため効果的ですが、臭いに慣れるため時々種類を変えます。
構造物対策
ネットや市販の猫よけグッズを使う。水をまく。トゲのある植物を植える。
追い払う
センサー付きブザーや超音波発生器を設置する。
猫は愛護動物です。虐待にあたるようなことはしてはいけません。法律で罰せられます。
猫にエサを与えている人へ
野良猫や外飼いの猫にエサやりをしていると、集まる猫によって近所の人が迷惑を受け、トラブルになります。
また、猫同士が不妊(避妊・去勢)手術をしていないと、子猫が生まれ飼い主のいない猫が増えてしまいます。
野良猫に無責任にエサを与えるだけでなく、飼い猫として室内飼育するか、不妊(避妊・去勢)手術とトイレの設置、排せつ物の回収等を行い、周辺にフン被害等で迷惑をかけることのないようにしてください。
「さくらねこ無料不妊手術事業」への参加
市では、公益財団法人どうぶつ基金の「さくらねこ無料不妊手術事業(行政枠)」に参加し市内のボランティア団体と協力し、野良猫に不妊(避妊・去勢)手術をする取り組みを実施しています。
実施年度 | 実績 |
---|---|
平成26年度 | 30頭 |
平成27年度 | 150頭 |
平成28年度 | 120頭 |
平成29年度 | 180頭 |
平成30年度 | 112頭 |
令和元年度 | 180頭 |
令和2年度 | 112頭 |
令和3年度 | 75頭 |
令和4年度 | 55頭 |
令和5年度 | 51頭 |
さくらねこTNRは、猫や犬とヒトが幸せに優しく共生できる社会を目指す公益財団法人どうぶつ基金と日高市の協働事業です。
公益財団法人どうぶつ基金の活動について
公益財団法人どうぶつ基金が不妊手術・ワクチン・ノミ駆除薬の費用を全額負担する「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加し、地域猫活動を行うボランティア団体等と連携してTNR事業を行います。「さくらねこ無料不妊手術事業」とは、飼い主のいない猫に対し「さくらねこTNR (Trap:捕獲し、Neuter:不妊去勢手術を行い、Return:元の場所に戻す、その印として耳先をさくらの花びらのように V 字カットする)」を実施することで、繁殖を防止し、「地域の猫」「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ、飼い主のいない猫に関わる苦情や殺処分の減少に寄与する活動です。
(参考)埼玉県動物指導センターについて
埼玉県の動物指導センターでは、猫や犬に関する相談や、動物愛護・動物福祉の精神や他者との共感を育むための啓発活動、正しい動物の飼いかた・接しかたの啓発活動など、さまざまな事業を行っています。
詳しくは下のページをご覧ください。
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更新日:2024年08月02日