蜂の巣にご注意ください
毎年、初夏から秋にかけて、蜂の営巣活動が活発になります。
蜂が巣を作ってしまった場合は、下記の事項に注意して取り扱ってください。
駆除の方法
市では、原則として蜂の巣の駆除は行っていません。駆除の方法は、下記の2通りの方法があります。
- 個人で、蜂の巣を駆除する
- 駆除業者に依頼して、蜂の巣を駆除する
スズメバチの巣の駆除
スズメバチの巣は、作り始めの頃はトックリを逆さにした形をしています。秋頃になると、外観が縞模様の球状になり、下の方に出入り口が1か所から2か所あります。
スズメバチは、特に攻撃性・威嚇性が高いため、蜂の巣の駆除は専門の業者に依頼することをお勧めします。埼玉県ペストコントロール協会(電話:048-854-2890)にご相談ください。
スズメバチ以外の巣の駆除
アシナガバチやミツバチの巣は、おわんを伏せたような半球状で、下から六角形の巣穴が多数見えます。
巣の駆除は、ホームセンターなどで購入できる、蜂専用の駆除スプレーを使ってご自分で行うか、専門の業者に依頼して行ってください。
ご自分で駆除を行う場合は、市で防護服の貸し出しをしていますので、下記問い合わせ先にご連絡ください。
また、駆除後は、蜂が完全に死んだことを確認した後、市指定のごみ袋に入れて、可燃ごみに出してください。
ミツバチの集合(分蜂群)
ミツバチは、新しい巣づくりの場所を見つけるまでの間、一時的に塊となって木や外壁などに止まっていることがあります。通常、この状態の蜂はおとなしく、数日のうちに移動するといわれています。
巣のないところに蜂の群れが止まっているときは、近寄ったり突いたりせず、見守ってください。
また、お子さんたちが興味本位に刺激したりしないよう、見かけた方は一声掛けてあげてください。
蜂の防護服の貸し出し
市では、ご自分で蜂の巣の駆除を行う方に、防護服の貸し出しをしています。
貸し出しは、予約制で、貸出期間は通常1日から2日程度です。防護服は3着ありますが、蜂の巣の最盛期には予約が混み合うため、多少お待ちいただくことがありますので、ご了承ください。
予約・お問い合わせについては、下記問い合わせ先にご連絡ください。
蜂の特性など
- 巣に近づいたり、振動を与えたりすると攻撃されます。
- 黒い衣服や、純毛製品は刺されやすいです。
- 野外で突発的に蜂の巣と遭遇したときは、大声で騒いだり、腕で追い払ったりすると余計に追われて刺されるため、頭(黒色)を隠し、姿勢を低くして巣からゆっくり離れましょう。
- 夕方や日の出前などの気温の低いときは、蜂が巣に群がっているため、一斉駆除がしやすく、比較的危険も少ないようです。黒っぽいものを敵として攻撃する習性があるため、白い服や防護服を着用して駆除を行いましょう。
- 蜂は、ハエやクモなどの害虫を獲るなど、人間にとって役に立つこともあります。日常生活に支障のない場所に巣があるなど、危険性がない場合は、むやみに駆除せずそっとしておくことも大切です。
蜂に刺された場合
蜂に刺されてしまったときは、速やかに巣から離れ、傷口を流水で洗い流し、ステロイド軟膏を塗りましょう。
また、症状がひどい場合は、早急に医師の診察を受けてください。
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更新日:2018年07月11日