令和3年度一般会計予算の要求状況
令和3年度一般会計予算について、令和3年度予算編成の方針(令和2年9月11日付、市長通知「令和3年度予算の編成について」)を受けて、各課所から提出された歳入見込額と歳出要求額の状況を集計しましたのでお知らせします。
なお、後述の金額は、令和2年12月21日時点でのものであり、今後、内容の精査に加え、国の予算編成・制度改正の動向等により大幅に変動することがあります。
歳入見込額 181億230万7千円(令和2年度当初予算額との比較 3.2パーセント減)
主な科目の増減理由
- 1款 市税 79億7,220万6千円
市民税、法人市民税や固定資産税の減額などにより、前年度と比較して約3億7,900万円の減額と見込んでいます。 - 2から12款 地方交付税や各種交付金等は、令和2年度交付実績等を踏まえ、前年度と比較して5,900万円の減額と見込んでいます。
- 15款 国庫支出金 31億5,234万4千円
災害復旧工事費負担金や都市構造再編集中支援事業補助金の皆増などにより、前年度と比較して約3億5,900万円の増額と見込んでいます。 - 17款 財産収入 1億2,129万3千円
社会福祉協議会からの出捐金返還収入の皆増などにより、前年度と比較して約1億1,000万円の増額と見込んでいます。 - 21款 諸収入 3億4,917万円
保護者からの学校給食費徴収金の皆増などにより、前年度と比較して約9,700万円の増額と見込んでいます。
なお、財政調整基金繰入金については見込まずに試算をしています。
歳出要求額 201億5,043万4千円(令和2年度当初予算額との比較 7.7パーセント増)
主な科目の増減理由
- 2款 総務費 26億4,669万8千円
防災費などの減により、前年度と比較して約1億3,400万円の減額要求となっています。 - 3款 民生費 82億8,301万8千円
社会福祉総務費や児童措置費などの減により、前年度と比較して約1億600万円の減額要求となっています。 - 8款 土木費 15億5,373万5千円
道路新設改良費や都市計画総務費の増により、前年度と比較して約2億3,600万円の増額要求となっています。 - 10款 教育費 27億9,855万8千円
公民館費や学校給食費などの増により、前年度と比較して約10億5,400万円の増額要求となっています。 - 11款 災害復旧費 3億3,146万8千円
公共土木施設災害復旧費の増により、前年度と比較して約3億3,100万円の増額要求となっています。
収支見込み
歳入見込額と歳出要求額の差額である20億4,812万7千円の財源不足が生じています。
【歳入見込額181億230万7千円-歳出要求額201億5,043万4千円
=20億4,812万7千円不足】
財源不足解消に向けた対応策
- 事務事業費・歳入の精査等
- 基金の活用
- 地方債の活用
資料(PDF)
更新日:2020年12月22日