市長の給食当番(令和元年度)

第3回 令和元年12月3日(火曜日)高麗小学校

今回の「市長の給食当番」は、高麗小学校5年1組にお伺いしました。

はじめに、校長室で新井校長先生と意見交換をしました。高麗小学校は比較的小さな学校ですが、それだけに児童が皆お互いをよく知っていて、家族的な雰囲気であるとのことでした。また、高麗中学校の英語の先生が来て、随時授業に入ってくれるなど中学校との交流も多いとのことで、先日はあいさつ運動に高麗中学校の生徒が来てくれていろいろと指導していただき、とてもありがたく感じているとのことでした。高麗中学校の生徒像をモデルに高麗小学校の子どもたちも成長できたら良いと思っているそうです。その他、小中一貫教育に向けた課題などのお話をさせていただいた後、校長先生に校内を案内していただき、授業の様子を見学しました。5年生の教室では英語の授業が行われていて、手拍子に合わせて日本語と英語のフレーズを斉唱していました。また、図書室の廊下に、図書ボランティアの方々が作ってくれた「バオバブの木」のオブジェに、バオバブの実を模した紙に自分の読んだ本のタイトルを書いて貼り付けてあるものを見せていただきました。たくさん本を読んだ子は何枚も実が重なって貼ってあり、読書の励みになるとても良い取り組みだと感じました。

その後、5年1組の子どもたちと一緒に給食を食べました。今日の献立は、はちみつパン、さつまいものシチュー、めばるの香味ソースかけ、牛乳です。配膳では、はちみつパンを全員の席に配り、その後、さつまいものシチューの配膳も手伝いました。今日はいつもより早く配膳が終わったと担任の先生からお褒めの言葉をいただいたあと、子どもたちと一緒にお話ししながら給食をいただきました。英語の授業は何年生からやっているのかとの質問には1年生からとの答えが返ってきました。最後はじゃんけんでのおかわり争奪戦で、おいしく残さず食べました。

給食の後は、視聴覚室で5年生全員と交流をしました。歓迎のあいさつのあと、歓迎の歌として「U&I」の合唱。元気な歌声が教室に響き渡っていました。その後、「ひだか郷土かるた」を使ったかるた大会を開催。市長もチームに参加し、かるた取りに挑戦しました。みんな取るのが早くて、2枚の札を取るのが精いっぱいでしたが、久しぶりのかるた取りを楽しみました。その後は恒例となった「市長さんへの質問タイム」。次のような質問に市長が答えました。

児童:どのような仕事をしていますか?

市長:市役所ではありとあらゆること、例えばごみ収集や福祉、税金のことや皆さんの学校のことなど、いろいろな仕事をしていますが、それらの市のことを一番最後に決めるのが市長の仕事です。

児童:日高市でアピールしたいことは何ですか?

市長:やはり日高市の良い所は空気がきれいで、川も山もある、自然が豊かなところだと思います。その中でも皆さんが住んでいるこの高麗地区は巾着田や日和田山もあり、一番日高をアピールできる地域だと思います。

児童:普段はどのようなものを食べていますか?

市長:今日は皆さんと一緒に給食を食べましたが、普段は箱に入ったお弁当を食べています。

児童:なぜ市長さんになったのですか?

市長:私の前の市長が急に亡くなってしまいまして、その後の市長は誰がやるのかみんなでいろいろ相談した結果、私が選挙に出ることになり、その選挙で選ばれて市長になりました。最初は市長になろうとは思っていなかったのですが、今は日高のまちを良くしようと一生懸命取り組んでいます。

児童:どうやったら市長になれますか?

市長:努力だけでは市長になるのは難しいと思います。もちろん運もありますが、一番は信用される人になることだと思います。信用されるにはどうしたらいいと思いますか?(うそをつかないの声)それも大事ですね。あと2つ、「時間を守る」「約束を守る」ことも大事です。私も信用される人になれるよう努力をしています。

児童:何をするのが好きですか?

市長:皆さんと同じくらいの年の孫がたくさんいますが、孫と遊ぶのが楽しみです。他には本を読むことが好きなので本を読むようにしています。

児童:市長さんはどのくらい長くできるのですか?

市長:市長という職は一度選挙で選ばれると4年間できます。外国では何回までという制限があるところもありますが、日本には制限がないので、選挙で当選すれば、4年4年の繰り返しで何度でもできます。

児童:日高市の中でより良くしていきたいところはどこですか?

市長:私は市長になる前は市の職員でしたが、教育委員会に長く勤めていたので、子どもたちの学力を少しでも上げたいと思っています。将来大きくなった時に、学力があればいろいろな仕事に就けます。日高の子どもたちに学力を付けてもらって、大きく羽ばたいてもらいたいと思っています。

児童:市長になって良かったと思うときはありますか?

市長:この仕事は怒られることや、お願いをされることが多いのですが、こうしてもらって良かった、とても助かったと言われることもあります。人間は褒められるとうれしいですよね。自分のやったことが市民の人たちから良かったと言ってもらえることが一番うれしく思います。

最後に市長から、お礼の言葉と、「本をたくさん読んでください」「勉強も大事ですが、遊びも大事。外で元気に遊んでください」と2つのメッセージを送りました。

皆さんの将来に期待しています。どうもありがとうございました。

英語の授業を見学している写真
バオバブの木のオブジェを見学している写真
パンを配膳している写真
給食を食べている写真
かるた取りをしている写真

第2回 令和元年9月5日(木曜日)高麗川小学校

今回の「市長の給食当番」は、高麗川小学校4年3組にお伺いしました。

はじめに、校長室で稲村校長先生と意見交換をしました。高麗川小学校は900人を超える大規模校ですが、地域の方や保護者の方にいろいろと協力していただき、大変ありがたく感じているとのことでした。共同で作成した行事カレンダーを拝見させていただきましたが、とても見やすく、分かりやすくできていて感心しました。このカレンダーには小学校の行事だけでなく、中学校や地域の行事も掲載しているとのことで、市が進めているコミュニティスクールの考え方にも合った、良い取り組みだと感じました。その後、校長先生に校内を案内していただき、授業の様子を見学しました。夏休みが終わり、2学期が始まって4日目ですが、学習に集中して取り組んでいました。廊下には夏休みの自由研究の作品もたくさん展示してあり、目を楽しませてくれました。

その後、4年3組の子どもたちと一緒に給食を食べました。今日の献立は、地粉うどん、鳥南蛮うどんの汁、竹輪の磯部揚げ、冷凍りんご、牛乳です。配膳では、冷凍りんごを配る係を担当しました。普段は最初の5分間はもぐもぐタイムで静かに給食を食べることに集中しているのですが、今日は市長とお話しをしながら食べました。うどんは好きかとの質問には、ラーメンの方が好きとの答えが返ってきました。おかわりタイムでは、じゃんけんでおかわりができる人を決めていました。みんな、おいしく残さず食べました。

給食の後は、視聴覚室で4年生全員と交流をしました。歓迎のあいさつのあと、高麗川小学校の校歌を歌っていただきました。市長も高麗川小学校出身で、卒業してからかなりの年数がたっていますが、結構覚えているもので、ほとんど歌うことができました。その後は恒例となった「市長さんへの質問タイム」。次のような質問に市長が答えました。

児童:どうして市長さんになりたいと思ったのですか?

市長:私が市長になったときは、前の市長が仕事中に突然亡くなってしまい、周りから次の市長になってほしいと推薦を頂いて、選挙に立候補しました。今2期目の最後の年です。

児童:市長さんはどんな仕事をしていますか?

市長:市役所の2階の市長室で仕事をしています。市のことを一番最後に決定するのが市長の仕事です。大変責任が重い仕事ですから、市民の人たちから選挙で選ばれます。学校のことなども、最後は私のところで決めますが、校長先生などと連絡を取り合って、みんなで話し合いながら仕事を進めています。

児童:市長さんのお仕事をしてきて、楽しかったことと、大変だったことは何ですか?

市長:楽しかったというより、うれしかったことは、記念すべき高麗郡建郡1300年の年に市長として立ち会うことができたことです。仕事はうまくいくときばかりではありませんが、うまくいかなかったときには大変だというか、気持ちが沈みます。

児童:どんなことを一番に考えて仕事をしていますか?

市長:このまちをどうしたらよくできるかといつも考えて仕事をしています。

児童:日高市をどんなまちにしたいですか?

市長:日高が一番優れているところ、特徴は、自然が豊かなところだと思います。ですから、この自然をいつまでも、次の世代にも残していきたいと思います。そして、住んでよかったと言われるまちにしたいと思っています。

児童:1日何時間働いていますか?

市長:普段は8時間ですが、日によっては10時間以上です。土日はほとんど休みがありません。

児童:日高市が観光地になるような取り組みはありますか?

市長:今でも十分観光地だと思いますが、特にこれからの時期は巾着田の曼珠沙華が日本一の群生地と言われていて、2週間くらいの間に30万人近くの人が見に来ます。2年前は当時の天皇皇后両陛下が見に来られて、素晴らしいところだとお褒めの言葉を頂きました。また、「遠足の聖地」宣言をしていて、巾着田や日和田山に年間150校くらいが遠足に来ています。私もよく日和田山に登りますが、行くと必ずといっていいほど遠足の子どもたちに出会います。

児童:日高市で好きな場所はありますか?

市長:やはり高麗のエリアが緑もあり、きれいな川が流れていて空気も良く、日高を代表するところなので、好きなところです。

児童:子どもの頃の夢は何ですか?

市長:パイロットになるのが夢でした。残念ながら叶いませんでしたが。

児童:子どもの頃に好きだった給食は何ですが?

児童:私が小学校に入ったときには給食はまだありませんでした。昭和38年に高麗川小の北側に学校給食センターができて給食が始まりました。パンが楽しみでしたが、当時は珍しかったからかもしれません。

児童:子どもの頃はどんな遊具が好きでしたか?

市長:鉄棒が得意でした。

児童:子どもの頃に好きだった教科は何ですか?

市長:国語や社会科が好きでした。

その他、時間の許す限り、児童からの質問に答えました。

質問の後は、4年生全員で「高麗川っ子はいつも元気」を振り付きで歌ってくれました。歌のタイトル通り、とても元気な歌声や手拍子、飛び跳ねる音が教室中響き渡っていました。

最後に市長から、お礼の言葉と、「本をたくさん読んでください」「自己紹介で日高のいいところを話せる人になってください」と2つのメッセージを送りました。

イベントなど、どこかで会ったら、ぜひ声を掛けてください。どうもありがとうございました。

校長先生と意見交換をしている写真
校長先生と授業見学をしている写真
給食を配膳している写真
一緒に給食を食べている写真
交流会の写真

第1回 令和元年6月25日(火曜日)高萩保育園

「市長の給食当番」を、高萩保育園(5歳児クラス・ゆり組27人)で行いました。

はじめに、高木園長と保育の現状などについて意見交換をしました。次に園内を案内していただき、各クラスの保育の模様を見学させていただきました。その後、ゆうぎ室に移動し、ゆり組の子どもたちから鍵盤ハーモニカの演奏を2曲聞かせてもらいました。次に4歳児クラス・さくら組28人と合同で、「にんげんっていいな」の歌のプレゼントを頂きました。今日は保護者の保育士体験もあり、お父さん先生、お母さん先生も参加して最後に全員でフォークダンス。市長も子どもたちと一緒に手をつないだり手拍子を打ったりしてダンスに参加しました。みんな元気にぴょんぴょん跳ね回っていました。

ダンスが終わったらいよいよみんなが待っていた給食の時間です。一緒に手洗いをした後、市長は配膳室からおみそ汁を運ぶのを手伝いました。配膳ではみんなのコップに麦茶を注いで回りました。今日の献立はカジキフライ、ワカメサラダ、じゃがいものきんぴら、玉ねぎのみそ汁です。じゃがいもと玉ねぎは子どもたちが園庭で育てたものです。「おみそ汁おいしい!」の声も飛んでいました。いろいろなお話しをしながら、楽しくおなかいっぱい食べられました。

給食の後は恒例となった子どもたちからの質問コーナーを行いました。次のような質問に市長が答えました。

園児:好きな車の色は何ですか?

市長:白が好きです。

園児:好きな動物は何ですか?

市長:猫が好きです。猫を飼っている人はいますか?かわいいですよね。

園児:どんなご飯を食べていますか?

市長:肉はあまり食べません。健康を考えて野菜が中心です。

園児:好きなお寿司は何ですか?

市長:マグロ、アジなど魚の寿司が好きです。

園児:どこで働いていますか?

市長:市役所は来たことありますか?市役所の2階で仕事をしているので、市役所に来たら遊びに来てください。

園児:どんなお仕事をしていますか?

市長:園長先生と同じで、いろいろなことを最後に決める仕事をしています。決めるということは責任を取らなくてはいけません。

最後に子どもたちから、もうすぐ七夕なので、市長も七夕さまにお願いをしてほしいと、手作りの七夕飾りのプレゼントを頂きました。短冊にお願いを書き入れて、市長室に飾ってあります。元気いっぱいの高萩保育園の皆さん、どうもありがとうございました。

子どもたちとダンスをしている写真
給食を食べている写真
七夕飾りのプレゼントをもらった写真
みんなで記念写真
短冊に願いを書いた写真

この記事に関するお問い合わせ先

市政情報課 広報・市政情報担当 (本庁舎 2階)

郵便番号:350-1292 日高市大字南平沢1020番地
電話:042-989-2111(代表)
ファックス:042-989-2316
お問い合わせフォームへ

更新日:2019年12月19日