市長と話そう!ふれあいトーク(平成26年度)

第8回 平成26年12月13日(土曜日) 武蔵台中学校

市長の学校応援団

今回は、武蔵台中学校の土曜授業「公民」の時間(3年生2クラス合同)に特別講師として伺いました。生徒の皆さんは、この日のために事前に家族にインタビューしたり、学習をしたりと準備をしていました。当日は、公開授業日でもあったため、保護者や近所のかたなどが見守る中、授業が進められました。


はじめに、市長講話として、市が行っている事業や選挙の仕組みなどを話した後に、生徒からの質問に答えました。

 


(生徒)市長になってどんなことに苦労していますか。

(市長)公民館などで活動されている皆さんと話しをする「ふれあいトーク」や小学校などで児童と一緒に給食を食べる「給食当番」、企業を訪問しての「企業見学」など、いろいろな場所へ出かけて市民の皆さんの話を聴くようにしています。その中で、たくさんの要望を伺い、要望に応えられるときは良いのですが、費用がたくさんかかったり、難しい内容であったりして、要望に応えられないときに、皆さんにどのように回答しようかと苦労しています。

 


(生徒)市長になって良かったこと、良い思い出はありますか。

(市長)皆さんからの要望に対応できたときや職員の対応が良かったと褒めていただいたときはうれしいです。

 


(生徒)日高市特有の条例はありますか。

(市長)巾着田の近くにある高麗郷古民家を大切に利用すること、利用する場合の料金などを定めた「高麗郷古民家条例」があります。また、空き家を管理するための「日高市空き家等の適正管理に関する条例」があります。日高市では、市内の7パーセントが空き家であるというデータがあります。家は管理ができなくなると、不審者や獣が入ったり、草がのびたり、火災の心配も出てきます。そこで、市が指導したり、空き家の持ち主を公表できるように規定しました。もう1つ、「日高市まちづくり寄附金条例」があります。これは日高市を応援したいという皆さんから寄附をいただくもので、平成25年度末で209件、約2500万円もの寄附をいただいています。使い道には4つあり、その中の1つの例として平成24年度に全小・中学校と図書館に図書を贈呈しました。日高市の条例については、市のホームページから見ることができるので、一度調べてみてください。

 


(生徒)日高市の住民が直接請求権を用いたことはありますか。

(市長)直接請求は、条例の制定改廃の請求、事務監査の請求、議会の解散請求、議員、長及び主要公務員の解職の請求の4つがありますが、日高市では今までに直接請求の事例はありません。

 


(生徒)日高市の市債の総額はいくらですか。また、何に使ったものですか。

(市長)平成25年度末で総額204億円、1人あたり約355,000円です。一般会計と区画整理事業特別会計の合計(普通会計)市債額は132億円ですが、そのうちの80億円は、本来は国が支払うべき額で、臨時財政対策債として市が肩代わりしているものです。一般会計の使途は、道路や学校の施設の整備費用に使用したものです。他市の一般会計、特別会計の合計市債額を比較すると、他市に比べても健全財政と判断できます。

 


最後に、「市長さん、こうしたらどうでしょうか?」ということで、生徒が考えた武蔵台・横手台地区の課題と解決策の案を提案していただきました。

 

武蔵台、横手台地区に街灯を増やしてほしい(1組)

(市長)日高市内には約5,000基の街路灯があり、武蔵台・横手台地区にはそのうちの1,050基、約21パーセントが設置されています。この地域の世帯数は、市全体の14パーセントなので、他の地区に比べるとたくさん設置されていることになります。ただし、設置後時間が経過していることから、今後は順次LEDに変更していくなどの対応で、随分明るくなるのではないかと思います。

 

横手台、武蔵台、高麗川間を結ぶバス路線を整備してほしい(2組)

(市長)路線バスについては、民間の事業所が運営していることから、採算が重要となります。平成12年頃に、武蔵台・横手台間を運行したことがありましたが、利用者が少なく廃止してしまったそうです。皆さんも路線バス存続のために、ぜひバスを利用してください。

市長の話を聞く生徒たち
発言する生徒
生徒たち
色紙を市長に渡す生徒たち

第7回 平成26年11月21日(金曜日) 第3かわせみ・ふわふわ

障がい福祉サービス事業所「第3かわせみ・ふわふわ」は、パン店勤務経験者の人を中心に現在8人で運営しています。施設は倉庫であったものを店舗兼作業所に改装し、バリアフリー対応になっています。

併設している「ふわふわベーカリーカフェ」では、国産小麦粉を使用した焼きたてパンを1日200個製造し、販売しています。さまざまな種類のパンの中でも、ライ麦パンが人気があるそうです。店内にはカフェスペースがあり、キッズコーナー、授乳室、おむつ替えスペースなども用意されており、子育て中のかたでも気がねなく訪れることができます。

はじめに店内や作業所の様子を見学させていただいた後に、皆さんと意見交換をさせていただきました。

 


(会員)15年間「かわせみ」でクッキーを作りながら就職活動を行ってきましたが、病気の関係で常勤が厳しく、なかなか就職できないでいます。でも、お店での接客は楽しいです。

(市長)就労支援は重要だと考えています。体調と相談しながら仕事に就くのは限定されてしまうこともあるので、週2回から3回のゆるやかな仕事から始めてみることがよいのではないでしょうか。お店で人とふれあうことが、いろいろな面でプラスになるといいですね。

 


(市長)週に1回でも市役所で販売するのはどうですか。

(会員)準備や荷物の積み下ろしなど、人手が多く必要となるので現状では難しい状態です。以前に福祉スポーツ大会用のパンの注文依頼をいただいたのですが、注文数が多く日曜日であったことからお断りをしたこともありました。現在でも朝は5時30分から準備していますが、午前11時から午後4時30分までの営業では限界があります。

 


(市長)現在、活動の中で困っていることはありますか。

(会員)「かわせみ」には現在76人が通っており、そのうち3分の1がグループホームで生活しています。他にもグループホームでの生活を望む声はありますが、消防法や建築基準法の関係で場所を見つけるのが難しい状況です。

(市長)過去の火災事故等をふまえて、人を守る安全面が厳しくなっていることは把握しています。

(会員)障がい者が部屋の契約をするには、家主さんの障がいに対する理解や部屋の改造の了承、消防法に定めるスプリンクラーの設置など、ハードルが高い状況です。

(市長)消防法や建築基準法の改正要望や補助の制度充実が必要かもしれません。

 


(会員)福祉ボランティアが少なくなっています。高齢者の世話をしているかたでも、障がい者の世話は病気への理解も必要であり、難しいのが現状です。

(市長)障がい者と市民のふれあいの機会をもっと増やしていくことが重要です。ボランティアをやってみたいと思っている人は多いようですが、行動まで結びつかないという状況を変える必要があります。今後も情報交換をお願いします。

市長が店内や作業所の様子を見学
店内や作業所の様子を見学
皆さんと意見交換
市長と記念撮影

第6回 平成26年10月23日(木曜日) 高萩婦人会茶道部

毎月第2、4木曜日に高萩公民館で活動されている「高萩婦人会茶道部」の活動場所へお伺いしました。高萩婦人会茶道部は、昭和57年から30年以上活動しており、公民館文化祭などで表千家流のお点前を披露しています。

はじめに表千家の作法にのっとり、お茶を点てていただいた後に、会員の皆さんと意見交換をさせていただきました。

 


(会員)高萩公民館も老朽化していますが、今後、市の施設はどのように管理していくのですか。

(市長)現在は小、中学校の耐震化を優先して進めており、今後も計画的に施設更新を進めていく予定です。ただし、施設更新の時期が集中すること、今後、人口減が進んでいくと予想されること等を考慮し、施設の統合なども含めた検討が求められていると感じています。

 


(会員)高麗郷古民家と歴史資料館を統合してはどうですか。また、高麗郷古民家でお茶会を行うことはできるのですか。

(市長)高麗郷古民家の母屋、客殿は耐震の関係もあり、今は貸し出しを行っていません。納屋や土蔵、庭であればご利用いただけます。庭や土間では実際にお茶会を行っている団体もありますので、ぜひ利用してください。

 


(会員)ふるさと納税が話題になっていますが、日高市ではどんなことを行っているのですか。

(市長)日高市では、「高麗郷魅力アップ作戦」、「高麗郡建郡1300年を応援しよう」、「子どもたちの心に残る本をおくろう」、「ボランティア活動を応援しよう」の4つの分野に対する寄附を受け入れており、1万円以上の寄附をいただいた場合に「狭山茶」を贈っています。産業振興につながる特産品を特典としている自治体が多いようですが、特典の競争になっており、寄附で自治体を応援するという目的からずれてきている状況を危惧しています。

 


(会員)現在の会員数は10人であり、なかなか新しい会員が増えず困っています。

(市長)若い世代の会員を増やすには、親子参加型の体験教室を開催するなど、親子が一緒にできると若い世代の人でも公民館に来やすくなると思います。

(会員)今年の「ひ・まわり探検隊」の茶道体験は10人の定員がいっぱいとなり、抽選だったと聞いています。来年は定員を増やし、親子で参加してもらう茶道体験にするのも良いかもしれません。

 


(会員)最近たくさんの企業が立地しているようですが、市民の優先雇用を行っているのですか。

(市長)企業に市民優先雇用のお願いをしています。正社員としての雇用は多くはありませんが、日高高校の生徒を継続的に採用していただいている企業もあります。また、パートやアルバイトの求人については、日高市民だけではとても足りない状況であり、近隣市からも採用していると聞いています。

その他にも、交通安全対策、救急医療、下水道整備などについて意見交換を行いました。

お茶を点てていただいて、飲む市長
表千家流のお点前を披露
会員の皆さんと意見交換
会員の皆さんと記念撮影

第5回 平成26年9月18日(木曜日) NPO法人在宅福祉サービスたすけあい日高

NPO法人在宅福祉サービスたすけあい日高は、住み慣れた地域で自立した生活が送れるように、市民の皆さんの参加と協力により、家事支援、子育て支援、運送サービスなどの在宅福祉サービスを有償の会員制で行う非営利団体です。

(市長)本来であれば、皆さんが活動する現場におじゃまして、お話ししたかったところですが、活動が利用者個人へのサービス提供ということで、今日は皆さんの活動状況を聞かさせていただければと考えています。日高市の高齢化率は現在、約26パーセントですが、平成32年には30パーセント近くになると予測されています。たすけあい日高の活動は、今後ますます必要となっていくと思います。

 

(会員)高齢者が増えるということは、自由に活動できる人が増えるということです。元気な人、特に男性を会員に引っ張り出したい。きっと人のために役に立ちたいと思っている人も多いはずです。たすけあい日高は、今まで培ってきたキャリアを生かせるNPO法人です。

(市長)年齢を気にするのではなく、元気に健康で長生きしていただき、自分の時間を他の人のために使える人が増えると良いと思います。公民館サークルなどでも会員が減少しているようです。まずは、たすけあい日高の活動を知ってもらうことが必要ではないでしょうか。地道に仲間を集う努力をしていただくことが大切だと思います。

 

(市長)皆さんの仕事は増えていますか。減っていますか。また競合するものなどがありますか。

(会員)横ばいの状況です。実際に仕事は4地区にあるお助け隊やシルバー人材センターと競合することも多いです。

 

(市長)お助け隊に仕事が流れている状況なのですか。

(会員)そのように感じることもあります。今後は、新たな分野の仕事を開拓していく必要があるかと考えています。例えば、空き家管理などができるのではないだろうかと検討しているところです。

(市長)県の統計では、空き家率は10パーセント程度であり、今後も増えていくことが予想されています。管理されていない空き家は、環境面からも良くないですし、条例のみの対応では十分とは言えません。建物を活用できれば何よりですし、建物を取り壊して、更地にした場合に税金が上がるなどの税制等も検討されなければならない問題です。

 

(会員)空き家の管理について市から指導する際に、たすけあい日高を紹介していただくことはできるのでしょうか。

(市長) 市として特定の団体を紹介することはできませんが、空き家の管理方法などを全体的にPRしていく必要性は感じています。いずれにしてもマンパワーが必要であると思います。

 

(会員)どのNPO法人も事務所の家賃の支払いには苦慮してます。公的な空き家などを事務所として提供いただける可能性はあるでしょうか。

(市長)学校統合で空いた校舎を事務所として活用している例は聞いていますが、日高市では今のところ学校統合の予定はありません。また、管理の関係上、校舎の余裕教室などを貸すことは難しいと考えます。

 

(会員)仕事について、市の関係課から紹介してもらうこともありますが、その場合には有料の会員制サービスであることを伝えていただきたいです。

(市長)了解しました。今後もぜひ頑張ってください。本日はいろいろと参考になることがありました。どうもありがとうございました。

NPO法人在宅福祉サービスたすけあい日高と意見交換
NPO法人在宅福祉サービスたすけあい日高と意見交換
NPO法人在宅福祉サービスたすけあい日高と記念撮影

第4回 平成26年8月29日(金曜日) 健康フラサークル プルメリア

毎週金曜日に高麗公民館で活動されている「健康フラサークル プルメリア」の練習の場所へお伺いしました。

健康フラサークル プルメリアは、会員の健康、体力の維持や楽しい仲間づくりを目的に、平成10年から活動し、公民館文化祭や市民まつり、老人ホーム慰問等でフラダンスを披露しています。

今回は、練習の様子を見学させていただきながら、会員の皆さんと順番に意見交換をさせていただきました。

 

(会員)高麗公民館の空調設備が新しくなったことはうれしいのですが、音がうるさくて、気になります。改善することはできませんか。

(市長)確かに3台とも稼働させると、吹き出す風の音が大きくて、話し声も聞き取りにくいと感じました。改善できないか検討します。

 

(会員)高麗公民館の大集会室には鏡がありません。設置することはできませんか。

(市長)大集会室の使用方法によって、鏡の必要性も変わってくるので、使用しないときは閉めておくような構造とする必要があります。他の公民館には設置しているところもあるので、高麗公民館にも設置できないか検討します。

 

(会員)日高市の人口はどうなるのでしょうか。商業施設や企業も少ないと感じています。

(市長)人口については、増加傾向でありましたが、ここで横ばいからやや減少に転じています。商業施設については、人口規模等から市内への立地は難しいとのことです。企業については、比較的多くの企業が高萩地区に立地しています。高麗地区は、開発をするのではなく、自然を残していく地域だと考えています。9月中旬からは曼珠沙華で混むことが予想されますが、ご理解をお願いします。

 

(会員)防災無線の音が聞こえにくいので、確認していただけませんか。また、日高市は災害発生の心配はありませんか。

(市長)防災無線の音声については、確認するように担当に伝えます。日高市は比較的災害が発生しにくい街のようです。災害に備えて毎年防災訓練を行っており、今年は明日、高麗小学校を会場に実施します。また、自主防災組織もしっかりとしています。

 

(会員)武蔵台地内の交差点で事故が多いので、信号機等を設置することはできませんか。

(市長)信号機の設置は飯能警察管内でも1年間に2、3か所しか新たに設置できず、なかなか難しいようです。担当に現地を確認させ、何か対策ができないか検討します。

 

その他にも、交通、環境、学校利用などについて意見交換を行いました。

フラダンスを始めたきっかけは皆さんさまざまでしたが、仲間と一緒に楽しみながら練習されていました。今後は、公民館文化祭(10月)や市民まつり(11月)に参加されフラダンスを披露いただく予定です。

フラダンス
ダンサーの人たちと意見交換
ダンサーの人たちと意見交換
ダンサーの人たちと記念撮影

第3回 平成26年7月16日(水曜日) 赤ちゃんひろば

毎月第3水曜日に武蔵台公民館で開催されている「赤ちゃんひろば」へお伺いしました。

赤ちゃんひろばは、日高市子育て応援隊のかたがたが、歩き始める前のお子さんとその保護者、妊婦さんを対象に、親子が自由に交流できる場、保護者のかたの情報交換の場として提供しているものです。

はじめに保護者のかたや応援隊の皆さんに、子育てで感じていることなどについてお話を伺いながら、現状を確認させていただきました。

(スタッフ)赤ちゃんひろばは、お子さんと保護者のかたが集う広場です。基本的にスタッフが何かをしてあげる場ではなく、あくまでも自主的な交流のきっかけづくりの場として提供しています。

(市長)長年ご尽力いただき感謝しています。この広場が赤ちゃんを育てる保護者の皆さんの交流の場となっていることをあらためて確認させていただきました。

 

(スタッフ)赤ちゃんひろば、ぴよぴよ広場、ひよこルーム等の子育て広場の応援隊の連携を深めたいと思っています。広場によって、参加人数の多い少ないがあり、本日も、武蔵台公民館地区以外の人の参加が多くなっています。また、高麗公民館と高萩公民館にも、子育て広場が開かれれば良いと考えています。

(市長)応援隊の皆さんの心持ちには敬意を表します。家の近くに、このような広場があったほうが良いと思いますが、地区を超えて、交流が深められるメリットもあるように思います。

 

(保護者)現在、市内には出産のできる病院がありません。市で誘致することはできませんか。

(市長)以前は市内にもありましたが、残念ながら現在はありません。医師会のかた等と話はしますが、地域の状況等から市内に立地いただくことはなかなか難しいようです。また、最近は特色がある人気の病院に集中してしまう傾向があるとも聞いています。

 

(保護者)今日のような暑い日には、冷房のある部屋で子どもを遊ばせようと思う保護者のかたが多くなります。それぞれの自宅にいるよりも省エネです。

(市長)空調設備工事を順次進めてきましたので、他の公民館も有効に活用してください。

 

(スタッフ)不定期でも、広場に保健師さんが顔を出してくれるとありがたいです。育児相談など専門的な見地からアドバイスをいただきたいと思います。

(市長)応援団の皆さんと保健師で連携できることは望ましいと考えます。

 

今回は、12組の親子が自由に交流を行い、「ゆったり」とした時間を過ごされていました。また、応援隊の皆さんがペットボトルを利用してマラカスを作り、お子さんたちを楽しませていました。

赤ちゃんひろばは、毎月第3水曜日に武蔵台公民館、毎月第4木曜日に高萩北公民館で開かれています。子どもが大好きなスタッフがおもちゃを用意してお待ちしています。

赤ちゃんひろばを訪問
赤ちゃんの遊ぶ様子を見る
母親たちと会話する市長
赤ちゃんひろばで記念撮影

第2回 平成26年6月24日(火曜日) ポカポカ広場

毎月第2・第4火曜日に高麗川公民館で開催されている「ポカポカ広場」へお伺いしました。

ポカポカ広場は、日高市子育て応援隊のかたがたが、未就学のお子さんとその保護者を対象に、親子が自由に交流できる場、保護者のかたの情報交換の場として、10年前から提供しているものです。

はじめに保護者のかたや応援隊の皆さんに子育てで感じていることなどについてお話を伺った後に、広場の現状を確認させていただきました。

 

(保護者)以前住んでいたところでは近くに公園があったが、高麗川公民館の周辺には公園がなく、近くにあるといいと思います。この辺りは自動車も多く、危険を感じることがあります。

(市長)学校、市役所はありますが、公園は近くにはありません。公民館の隣にコンビニエンスストアが出店する予定となっており、併せて歩道等の交通安全施設整備を行います。

 

(保護者)子どもが保育園に入れるのか心配です。

(市長)昨年度は待機児童ゼロでしたが、本年度は3名が待機となってしまいました。引き続き待機がなくなるように、対応していきます。

 

(スタッフ)活動中、子どもたちの事故防止のため部屋のドアを開けたままにできないので、空調設備が整って助かっています。

(市長)昨年度、空調設備工事の際にはご迷惑をおかけしました。本日のような蒸し暑い日には有効に活用していただきたいと思います。

 

(スタッフ)この広場にきている親子は心配いらないと思いますが、自宅にこもってしまう保護者が心配です。このような広場があることを周知し、知ってもらうことが大切だと思っています。

(市長)長年ご尽力いただき感謝しています。この広場が保護者のかたの交流の場となっていることをあらためて確認させていただきました。この広場の活動を広報、周知することの重要性も再確認させていただきました。

 

(スタッフ)子育ては続くものであり、長期的な視点に立って「広場」がうまく機能するようにしていきたいと思っています。

(市長)まちづくりは人づくりであり、子育て支援に関しては引き続き充実を図っていきます。

 

今回は、七夕飾りを作る会として、たくさんの親子が七夕飾りを作ったり自由な交流をしていました。今回初めて参加したという人もいましたが、保護者同士で子育てについて話したり、用意してあるおもちゃで遊んだりとすぐに広場に馴染んでいる様子でした。その後、応援隊の皆さんが手遊びや絵本の読み聞かせ、アンパンマン劇場を行い、お子さんたちは音楽に合わせて自由に動きながら、笑顔で楽しく過ごしていました。

ポカポカ広場は毎月第2・第4火曜日に開かれています。子どもが大好きなスタッフがおもちゃを用意してお待ちしています。お子さんと一緒に出かけてみませんか。

子供と話している市長
ポカポカ広場で手遊びをしている様子
ポカポカ広場の人たちの意見を聞く
ポカポカ広場で記念写真

第1回 平成26年5月22日(木曜日) 3B体操たんぽぽの会

毎週木曜日に高麗川南公民館で活動されている「3B体操たんぽぽの会」の練習の場所へお伺いしました。

3B体操たんぽぽの会は、3B体操を通じて会員の健康維持や会員相互の親睦を図ることを目的に、昭和59年から活動しています。3B体操とは、ボール、ベル、ベルターの用具を運動の助けとして使用しながら、全ての動きを音楽に合わせて集団で行う健康体操です。

はじめにストレッチを体験させていただいた後に、公民館活動や健康づくりについて皆さんと順番に意見交換をさせていただきました。

 

(会員)公民館の月曜休館日をなくすことはできませんか。

(市長)市内どこかの施設が使用できるよう、現在は第1、3月曜日に公民館、第2、4月曜日にひだかアリーナを開館しています。サークル活動等は、どうしても曜日が固定しがちですが、上手に利用していただきたいと思います。また最近は、各施設の老朽化に伴い、空調設備工事等を行っているため、工事期間中は公民館が使用できなくなってしまいますが、ご了承願います。

 

(会員)道路の損傷が激しい個所があり、気になります。

(市長)道路補修については、予算を確保しており、幹線道路を中心に損傷の激しい個所から順次対応しています。また、区長要望であがった個所等を優先的に整備するようにしていますので、区長さんにご相談いただきたいと思います。

 

(会員)浄化槽の臭気が気になるのですが、維持管理について義務付け等はされているのですか。

(市長)浄化槽の維持管理については、以前から法律で義務付けられています。しかし、罰則等がありませんので、維持管理を怠っている人がいるのも事実です。平成24年度は2600戸、25年度は700戸の戸別訪問を行い、適正管理の呼びかけを行っています。また昨年度から、維持管理についての補助制度も創設しました。今後も適正管理を広く周知していきたいと思います。

 

(会員)健康のためにも若い世代から運動することが大切です。

(市長)散歩したり、階段を利用したり、自分で意識し、継続することが大切です。市としては医療費の削減のためにも体を動かすことが大切であり、今後もPRしていきたいと思います。

 

その他に、医療、交通、駅前整備などについての意見交換を行ないました。

3B体操たんぽぽの会へ訪問
ダンスの様子
市長との意見交換

更新日:2018年10月10日