市長と話そう!ふれあいトーク(平成27年度)

第6回 平成28年1月16日(土曜日) 高萩中学校

市長の学校応援団

 今回は、高萩中学校の土曜授業で、3年生3クラスが合同で行った「公民」の授業に特別講師として伺いました。生徒の皆さんは、「広報ひだか」を読むなどして、市の予算・決算や事業等についての事前学習を行い、この授業の準備を進めてきました。 

 はじめに、市長講話として、学校施設の耐震化や大規模改修、道路・都市基盤整備、観光関係など、市が行っている事業について話をした後、生徒からの質問に答えました。

(生徒)市長さんは、どんな市にしたいですか。

(市長)都会になくて、日高市にあるものを生かし、若い人にも魅力のあるまちにしたいです。

(生徒)市長として、大変なことは何ですか。

(市長)選挙で選ばれた日高市の最高責任者であり、良いこと悪いこと、全てに責任があるところです。

(生徒)予算はどのように決めるのですか。

(市長)入ってくるお金を先に推計して、支出するものに優先順位を付けて予算を決めていきます。

(生徒)市債は他市に比べてどのような状況ですか。今後の見通しはどうですか。

(市長)市債の総額は214億円で、県内の他市に比べれば少ないです。分割払いをすることで、今後利用してもらう人にも負担をお願いする仕組みであり、この制度をうまく活用して、やるべきことをしていきたいです。

(生徒)日高市民として、私たち中学生にできることは何ですか。

(市長)ウォーキング大会などに、多くの中学生がボランティアで参加してくれています。これからも、市や地域の行事に参加してもらいたいです。今年の夏の参議院議員選挙から、選挙権が20歳から18歳となります。ぜひ、皆さんにも政治に関心を持ってもらいたいです。

(生徒)東京オリンピックに向けての取り組みはどのようなものがありますか。

(市長)県内では4競技が予定されていますが、ゴルフ競技が埼玉種畜牧場(サイボクハム)近くの霞ヶ関カンツリー倶楽部で行われます。クラブハウスは川越市にありますが、コースは川越市、狭山市、日高市にまたがっています。60人程度の選手しか参加はできませんが、3万人近い観客が訪れることになると思いますので、道路整備や電車の増便等を進めていきたいと思っています。皆さんにも、自分の目でオリンピックを直接見てもらいたいです。

(市長)皆さんには「夢」を持ってもらいたいです。大きな「夢」に向かって努力することで、「夢」が「目標」に変わってきます。受験シーズンになりましたので、ベストコンディションで本番に臨んでほしいと思います。皆さん、頑張ってください。

高萩中学校におけるふれあいトークの写真1
高萩中学校におけるふれあいトークの写真2
高萩中学校におけるふれあいトークの写真3
高萩中学校におけるふれあいトークの写真4

第5回 平成27年10月16日(金曜日) 旭ヶ丘病院

 旭ヶ丘病院は、15の診療科目と142の病床がある病院です。第二次救急医療機関に指定されています。

 今回は、旭ヶ丘病院の看護師管理職4人の方と意見交換をさせていただきました。地域貢献について、看護師として高い意識を持って考えられている皆さんでした。医療の現場では、ここ数年で高齢化のスピードが今までと違って急速に進んでいると感じられるそうです。日々、事故が起きないよう細心の注意を払って業務に取り組まれています。

(看護師)JRの本数も減ったと聞きます。不便になるなかで何をしていけばよいのか考えています。看護学校を卒業しても、都内に勤務してしまう人が増えています。

(市長)東京に人が集中しており、地方では人口減少、高齢化が急速に進んでいます。企業誘致を進めて、近くに勤務場所を創出し、子育てしやすい環境となるよう努めています。

(看護師)救急対応について、この地域には埼玉医科大学病院がありますが、全体として受入体制のネットワークの充実が必要であると感じています。8月に、救急隊員との意見交換会を行いました。救急隊員と看護師が話をする良い機会となりました。

(市長)埼玉医科大学病院はありますが、日高市では旭ケ丘病院に医療の中核を担っていただいています。受入判断は、医師に委ねられており、医師会との連携が重要であると考えます。

(看護師)認知症の患者さんが増えています。自分の役割がある人は、認知症になりにくく、どちらかというと男性の方が認知症になりやすい傾向があります。

(市長)会社人間で頑張って働いてきたかたが退職して、役割がなくなってしまうと認知症になりやすいと聞きます。社交性もあると思いますが、女性は元気に活動しているかたが多いと思います。先日も、フラダンスや舞踊発表会にお招きいただきました。男性でも、子どもたちの登下校の安全を見守ってくれるかたが約800人もいます。また、シルバー人材センターで働いている人もいます。

(看護師)高萩北エリアを巡回するバスを運行できないでしょうか。

(市長)市内巡回バスは、現在は運行していません。民間バス事業者にご検討いただくよう伝えることは可能です。

(市長)看護師さんは、景気が良くなると集まりにくいと聞きます。今後10年で団塊の世代が75歳以上になり、一層高齢化が進みます。外国人の看護師さんはいますか?

(看護師)看護師は、勤務条件が厳しい職業であり、本当に好きでないと続けられません。景気に左右されることも事実だと思います。中国人のかたに勉強してもらっています。漢字なので、比較的日本語は理解しやすいとのことですが、全体としては費用面や言葉の面で難しいようです。看護師の人材派遣については、看護協会として、多くの問題点を指摘しています。

(看護師)市主催で医療、消防、警察、市が一同に会する医療シンポジウムを開催していただけませんか。

(市長)コミュニケーションは大切であり、医師会とも十分に調整を行う必要があります。埼玉医科大学病院の理事長にお願いすることもできるので、検討させてください。

旭ケ丘病院におけるふれあいトークの写真1
旭ケ丘病院におけるふれあいトークの写真2
旭ケ丘病院におけるふれあいトークの写真3
旭ケ丘病院におけるふれあいトークの写真4

第4回 平成27年10月7日(水曜日) ひよこルーム

 毎月第1、3水曜日に高萩北公民館で開催されている「ひよこルーム」へお伺いしました。

 ひよこルームは、日高市子育て応援隊のかたがたが、未就学児のお子さんとその保護者の皆さんを対象に、親子が自由に交流できる場、保護者のかたの情報交換の場として提供しているものです。この日は、市内保育園や幼稚園の運動会等もあり、参加者は少なめとのことでしたが、7組の親子が遊びに来ており、保護者のかたや応援隊の皆さんに、子育てで感じていることなどについてお話を伺いました。

(スタッフ)ひよこルームは、他の子育て広場と同じで、お子さんと保護者のかたが集う場所です。基本的にスタッフが何かをしてあげる場ではなく、あくまでも自主的な交流のきっかけづくりの場として提供しています。現在はスタッフ7人で運営し、クリスマス会等の企画もしています。ここに来てくれる親子は心配はいらないが、自宅で1人で奮闘しながら子育てをしている人が心配です。もっとたくさんの人に広場があることを知ってもらえたらと思います。

(保護者)ひよこルームに来るようになって4か月になりますが、月2回ではなく、もっと開いていただきたいです。なかなか子どもを連れていける場所がないので、週に2回ぐらいあると助かります。

(市長)スタッフの皆様には長年ご尽力いただき感謝しています。この広場が子育てをする保護者の皆さんの交流の場となっていることをあらためて確認させていただきました。子育て広場は、他の公民館でも開催しています。他の公民館等も利用すれば、週に1回程度、このような広場に参加することが可能になります。  

(保護者)子育て支援ネットワークが発行している「あっぷっぷ」というチラシがあります。保健相談センターや公民館だけではなく、たくさんの保護者が行く保育園やスーパー、病院等にも配置することはできないのでしょうか。

(市長)市からの情報発信としては、広報やホームページ、LINEにより行っています。情報が必要な相手により伝わる方法を考え、できることはすぐに実施していきたいと思います。

(保護者)保育所の待機の状況はどうですか。

(市長)4月1日時点での保育所の待機児童はありませんでした。その後、生まれた子どもや新たに保育を希望された人については、待機となる場合がありますが、他の自治体に比べるととても少ないです。

(保護者)子育てがしやすい自治体に、若い人が集まり、それが市の発展に繋がっていくと思います。

(市長)共働きの世帯が増え、親からの支援も受けることが難しい家庭もあると思います。市としては、圏央道整備効果を生かし、企業誘致を進め、近くで働ける場を創出するよう努力しています。今後、高齢化施策への費用負担は多くなっていきますが、できる限り子育て支援に取り組んでいきます。

 ひよこルームは、毎月第1、3水曜日に高萩北公民館で開催されています。子どもが大好きなスタッフがおもちゃを用意してお待ちしています。

ひよこルームにおけるふれあいトークの写真1
ひよこルームにおけるふれあいトークの写真2
ひよこルームにおけるふれあいトークの写真3
ひよこルームにおけるふれあいトークの写真4

第3回 平成27年8月19日(水曜日) むさしの日高作業所

 「むさしの日高作業所」は、就労に向けた生活支援や職業指導を行う就労継続支援B型の事業所として平成25年10月に開設し、「みんな元気で 目指そう自立!」を目標に現在38人が通っています。

 はじめに、池田理事長と小野施設長に作業所の中をご案内いただきました。和菓子の箱を組み立てるグループと紙すきのために牛乳パックをちぎるグループに分かれて作業を行っていました。皆さん一生懸命に作業をしており、見入ってしまいました。

 その後、施設の概要や事業内容などについてご説明いただき、利用者の代表5人、スタッフ2人のかたと意見交換をさせていただきました。

(市長)市内にお住いの人はいますか。

(利用者)市内は3人、市外は飯能市と毛呂山町から来ています。駅までは自転車や徒歩で行き、駅からは送迎バスを使っています。

就労に必要とされる生活上のルールを習得するため、基本的には自力で通勤してもらいます。

(市長)作業は大変ですか。

(利用者)食品の箱の組み立ては、事前の手洗いが大変です。紙すきは牛乳パックをちぎるので、手が痛くなってしまうこともあります。

(利用者)作業は、学習教材の製本(シール貼りやセット作業)が多いです。

今後も定期的な仕事を増やして、自立に向けて月額工賃を上げていきたいと思っています。そして、親からの補助がなくても、工賃と障がい者年金や県からの補助金で生活できるようにしていきたいです。また、将来的にはグループホームを作り、生活から就労までを一元的にサポートしていきたいと考えています。

(市長)仕事は楽しいですか。

(利用者)楽しいです。でも、作業の内容によっては難しいものもあります。

(市長)仕事以外で楽しみはありますか。

(利用者)6月に開催された福祉スポーツ大会の綱引きで準優勝しました。とても楽しかったです。

(市長)他には何か楽しみはありますか。

(利用者)料理教室に通うことです。

(会員)父とキャッチボールをしたり、野球を観たりすることです。

(市長)ぜひ今後も楽しみながら仕事を続けてください。

(スタッフ)日高市内で市長さんのお勧めスポットはありますか。

(市長)秋の巾着田に咲く曼珠沙華は、ぜひ一度観てもらいたいです。

むさしの日高作業所におけるふれあいトークの写真1
むさしの日高作業所におけるふれあいトークの写真2
むさしの日高作業所におけるふれあいトークの写真3
むさしの日高作業所におけるふれあいトークの写真4

第2回 平成27年7月7日(火曜日) 高麗川中学校

市長の学校応援団

 日高市は、学校施設の大規模改修を含む耐震化を進め、防犯カメラの設置や自転車用ヘルメットの貸与・補助などの事業を行っています。私は、「まちづくりは人づくり」をモットーに、子どもたちの健やかな成長を心から願っています。そこで、今回初めて中学校の部活動の様子を見学するとともに、中学生の皆さんと交流したいと考え、高麗川中学校を訪問させていただきました。

 はじめに、大里校長先生から子どもたちや学校の様子を伺いました。6月19日から行われた学校総合体育大会では、男子バスケットボール部、女子バレーボール部、女子ソフトボール部、野球部が優勝、男子テニス部、女子テニス部が準優勝し、個人種目では女子テニス部のペアが優勝するなど、素晴らしい結果だったそうです。「この活躍の陰には、当たり前のことを当たり前にできる学校生活や真面目な練習態度、外部指導者の熱心な指導、保護者の温かな支え、そして顧問の精力的な指導があったからだと思います。これが高麗川中のよさであり、とりえを伸ばす原動力として、これからも大切にしていきたいと思います。」と話されていました。

 校長先生に案内していただき、体育館の部活動を見学しました。体育館は、照明のLED化と床の張り替えにより、とても明るくなっていました。初めに1、2年生38人で活動している女子卓球部に伺いました。卓球部では、ラケットをお借りして3人の2年生とラリーをしました。

 次に、隣のコートで練習している女子バレーボール部に行きました。女子バレーボール部は県大会出場が決まっており、3年生も含めた27人が練習をしていました。県大会でも力を発揮できるよう激励しました。

 男子バスケットボール部も県大会出場が決まっており、1年生から3年生までの部員34人が練習をしていました。ここでは、フリースローを体験しました。ボールが重く、シュートはなかなかの難しさでした。

 最後は、校庭で活動している野球部(25人)に伺いました。小雨が降っていましたが、声を出し合い、県大会に向けて熱心に練習をしていました。

 生徒の皆さんは、私たちを見掛けると「こんにちは」と、明るく元気にあいさつをしてくれました。3年生が引退した部もありますが、各部とも部長さんを中心に速やかに練習が始められ、真面目な練習態度や礼儀正しさに感心しました。県大会での活躍を期待しています。高麗川中学校の皆さん、どうもありがとうございました。

高麗川中学校におけるふれあいトークの写真1
高麗川中学校におけるふれあいトークの写真2
高麗川中学校におけるふれあいトークの写真3
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第1回 平成27年5月1日(金曜日) ウォーキングダンス

 毎週金曜日に武蔵台公民館で活動されている「ウォーキングダンス」の活動場所へお伺いしました。

 ウォーキングダンスは、軽快な音楽に合わせたエアロビクスのようなダンスです。

 有酸素運動を行うことにより、心肺機能の改善や健康促進を図ることを目的に、平成4年から活動し、現在会員は42人、新たに加入を希望する人は多く、すぐには入会できないほど人気があるそうです。

 はじめにストレッチを体験させていただいた後に、会員の皆さんと順番に意見交換をさせていただきました。

(会員)公民館の舞台音響が良くないので、先生が音響設備を持参し、活動しています。修理することはできませんか。

(市長)公民館で状況を確認し、すぐに修理できるものであれば対応します。本年度、約2,000万円をかけて文化体育館「ひだかアリーナ」の音響設備の更新を予定しています。大きい予算が必要となる修理であれば、予算確保が必要となりますので、すぐに対応することは難しくなります。ご了承願います。

(会員)自動車での移動図書館を行っていた時期があると思いますが、高齢化が進展するなかで復活することはできませんか。

(市長)移動図書館は、利用者が少ないこと、自動車が老朽化したこと等により平成19年9月に廃止となりました。現在、武蔵台公民館と高萩北公民館では2か月に1回、公民館図書室の図書を定期的に入れ替えています。読みたいジャンルの本などがあれば、図書館職員に伝えることもできますので、公民館職員へご相談ください。

(会員)武蔵台地区内を歩いていると段差が気になるところがあります。つまづくこともあり、危険なので対処していただけませんか。

(市長)市へ連絡をいただければ、現地を確認し、すぐに対応できるものは対応しています。大きな修繕が必要なものであれば、区長要望であがった個所などを優先的に整備するようにしていますので、各自治会の区長さんにご相談いただきたいと思います。

(会員)このサークルは、新規加入希望の待機者が10人近くいます。和田先生に教えていただいていますが、音楽の選曲やダンスも全て先生が独自に考えてくださいます。個々の体に配慮しながら、無理なく、ちょっときつめのストレッチやダンスを教えていただけます。先生は会員の健康管理にとても貢献していただいているので、市から感謝状などを出してもらうことはできませんか。

(市長)今日ストレッチを体験させていただきましたが、音楽に合わせてゆっくりと体を動かすことは健康にとても良いことですので、ぜひ皆さんには続けていただきたいです。先生が素晴らしいと会員の皆さんからもたくさんお話を伺いました。感謝状については、秘書課が担当していますので、公民館と相談するように伝えます。

 その他にも、交通、環境、公民館利用などについて意見交換を行いました。

 会員の皆さんは、このウォーキングダンスサークルが大好きで、10年以上続けている人がたくさんいました。特に、和田先生の人気は圧倒的で、ぞれぞれの会員に対する配慮はもとより、楽しく運動できる秘訣のようなものを皆さんに伝えているのではないかと感じました。

ウォーキングダンスにおけるふれあいトークの写真1
ウォーキングダンスにおけるふれあいトークの写真2
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更新日:2018年07月10日