人権啓発講演会「虎に翼」から考える人権【12月7日開催】
市と所沢人権啓発活動地域ネットワーク協議会では、正しい人権感覚を身に付けるとともに、人権尊重意識の高揚を目的に人権週間(12月4日から10日まで)に合わせ、人権啓発講演会を開催します。
講演概要
皆さんは、令和6年度前期のNHKの連続テレビ小説「虎に翼」をご覧になりましたか。
主人公・寅子は、女性の権利が法的に大きく制限されていた時代、その不平等に敢然と立ち向かいます。彼女の闘いは、女性としての、一人の人間としての尊厳を取り戻すためのものでした。
やがて戦後、憲法によって男女平等への道は開かれましたが、私たちの社会には今なお、固定的な性別役割分担意識やアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)といった「見えない壁」が存在します。
本講演では、「虎に翼」を道しるべに、人権概念の歴史をめぐりながら、誰もが自分らしく生きられる社会の実現に必要なことは何かを、皆さんと共に考えていきたいと思います。
講師
萩原なつ子さん(独立行政法人 国立女性教育会館 理事長)

【プロフィール】
お茶の水女子大学大学院修士課程修了。博士(学術)。財団法人トヨタ財団アソシエイト・プログラム・オフィサー、宮城県環境生活部次長、武蔵工業大学助教授、立教大学教授等を経て2022年4月より現職。また、立教大学名誉教授、NPO法人日本NPOセンター理事、中央教育審議会委員等を務める他、兵庫県豊岡市地域啓発推進アドバイザー、山梨県男女共同参画統括アドバイザー等、地域の男女共同参画推進にも尽力している。
日時
令和7年12月7日(日曜日)午後1時30分から3時30分まで(午後1時開場)
会場
総合福祉センター「高麗の郷」研修室 (日高市大字楡木201番地)
定員
200人(先着順)
費用
無料
申し込み
不要(直接会場へ)
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更新日:2025年09月09日