DVに関する相談

配偶者や恋人など親密な関係にある、またはあった者から振るわれる暴力のことをDV（ドメスティック・バイオレンス）といいます。

これってDVなの？

殴ったり、蹴ったりするだけが暴力ではありません。あの手この手を使って相手を従わせて支配すること、これが暴力です。

殴る、蹴る、物を投げつける、刃物などの凶器を体に突き付ける等

「誰のおかげで生活できるんだ」などと言う、交友関係や行動を監視する、何を言っても無視する等

性行為を強要する、見たくないのにポルノ雑誌などを見せる、避妊に協力しない等

生活費を渡さない、仕事を無理やり辞めさせる、収入を取りあげる等

これらはみんなDVです。暴力はどんな理由があろうといけないことです。

決まったタイプはありません。年齢・職業・学歴などさまざまです。社会的地位の高い人やまわりからは優しく穏やかと思われている人が、家庭内では暴力を振るっていることもあります。

子どもの前で配偶者に暴力を振るうのは、児童虐待です（児童虐待防止法第2条第4号）。暴力を振るう親を目にした子どもたちは、心から傷ついています。子どもに直接暴力を振るっていなくても、子どもの心に暴力を振るっているのです。

何もできない自分に悩み、心に問題を抱えたり、体に変調を起こすことにもなりかねません。

子どもたちのためにもひとりで悩まないで、相談してください。

「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」には、配偶者からの暴力は重大な人権侵害であると明記されています。

DVは親しい間柄で起こるだけに、相談する勇気を出しづらいものです。でも、あなたが悪いわけではありません。いつか、配偶者や恋人が変わってくれると思っていませんか。子どものためには自分が我慢すればよいと思っていませんか。誰もが安全に暮らす権利があります。

身の危険を感じたら、迷わず警察（110番）へ！

この記事に関するお問い合わせ先: 総務課人権推進・市民活動担当（本庁舎 2階）

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更新日：2024年04月01日