日本赤十字社の活動を紹介します

日本赤十字社は国の組織ではなく、独立した民間の認可法人です。

赤十字が行う災害救護訓練や資機材の整備、心肺蘇生法・AEDの普及事業等に必要な資金は全て皆様からご協力いただいたご寄付によって支えられています。

赤十字とは

日本赤十字社公式マスコットキャラクター

                           

赤十字は、世界中で戦争・紛争犠牲者の救援をはじめ、災害被災者の救援、医療・保険・社会福祉事業など、人道的支援活動を展開する団体です。

日本赤十字社は、世界191の国と地域にある赤十字社・赤新月社のひとつとして、日本赤十字社法という法律に基づいて設立された法人です。

日本赤十字社は東京に本社を置き、全国47都道府県にある支部、病・産院、血液センター、社会福祉施設などを拠点に、幅広い分野で活動しています。

国内災害救護

3.11 その時赤十字は

平成23年3月11日、14時56分。まだ東日本大震災の大きな揺れが続く中で、全国の赤十字は動き出しました。全国の赤十字病院の職員などで作る医療救護班が即座に55チーム出動、埼玉県からも医療救護班が薬や毛布をはじめ、必要な救援物資を持って被災地に出動しました。

このように東日本大震災では、発災直後から半年間にわたり935班・6,600人の医療救護班をはじめとする人員を派遣し、7万5,000人以上を診察しました。赤十字はいつ、いかなる時も、災害時に活動できるよう体制を整えています。

講習普及事業

約8分5秒

これは、119番通報してから救急車が到着するまでにかかる時間の全国平均です(平成28年度)。救急車を待つ間にそばにいる人が何をしてあげられるかが、その人の生死を分ける重要なポイントとなります。「そばにいる人が心肺停止になるなんて、めったにない」誰でもそう思っています。でも、「めったにない」は「今日あるかもしれない」のです。赤十字の講習普及事業は、その時あなたのそばにいる人に手を差し伸べるための知識と技術を伝えています。

ボランティアの育成

赤十字ボランティアは災害救護活動や高齢者福祉活動をはじめ、赤十字思想の普及や活動資金・義援金への協力の呼びかけなど幅広い活動に取り組んでいます。

青少年赤十字

赤十字では、子どもたちが持つ優しさと思いやる心を大切にして、人の命や健康を守り人としてお互いに尊重して行動することで、世界平和を目指そうと、学校教育の中で赤十字の思いを広げる活動をしています。

国際活動

赤十字は日本だけでなく世界中の国にあります。日本赤十字社は、世界中の仲間とともに、武力紛争、難民キャンプ、自然災害などにおける医療救護や救援物資の提供、開発協力、救援金募集等に取り組んでいます。

医療事業

埼玉県内には、3つの赤十字病院があり、地域に根ざした公的医療機関として救急医療や高齢化社会に対応した医療活動を行っています。また、それぞれの病院には常時、医師・看護師などによる医療救護班が編成されており、災害が発生した際は、迅速に被災地での医療救護活動を行えるよう体制を整えています。

血液事業

埼玉県内の輸血を必要とする患者さんへ、安全な血液を安定的に過不足なくお届けするためには、1日700人程度の献血者のご協力が必要です。埼玉県赤十字血液センターでは、県内7か所の献血ルームと献血バス(移動採血車)によって、途切れることなく献血者を募集し、24時間体制で患者さんに血液をお届けしています。

いつも「血液が足りません!」と言っているのはなぜ?

血液には有効期限があります。例えば血小板製剤の有効期限は採血後4日間しかもたないため、常に献血者が必要です(赤血球製剤は採血後21日間)。

看護師養成

埼玉県支部では、さいたま赤十字病院に「さいたま赤十字看護専門学校」を付設しています。臨床看護や訪問看護など、地域における活動はもちろん、国際赤十字のネットワークの中で、災害救護や国際救援の活動ができる看護師を養成しています。

社会福祉事業

「いかなる状況下でも、人間のいのちと健康、尊厳を守ります。」この赤十字社の使命を実現するため、日本赤十字社は社会福祉事業を行っています。

埼玉県支部では、2か所の特別養護老人ホームの運営を行っています。社会的な支援を必要とする方々が、その人らしい自立した生活を送っていただくためのお手伝いをしています。

日本赤十字社公式マスコットキャラクター災害救護

この記事に関するお問い合わせ先

生活福祉課 地域福祉担当 (本庁舎 1階)

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電話:042-989-2111(代表)
ファックス:042-989-2316
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更新日:2024年02月28日