市長の企業見学(平成30年度)

第3回 モスト技研株式会社 平成30年8月9日(木曜日)

モスト技研株式会社は、梱包用の緩衝材、内装材、外装箱等の包装設計、緩衝設計から試作製造販売まで一貫して行う企業です。

昭和62年3月、東京都練馬区に創設し、平成3年3月に川越市に本社を移転しました。平成8年9月に日高市高萩に日高工場を設立し、平成9年1月に本社業務を日高工場に移転しました。その後、現在の日高市旭ケ丘に埼玉本社工場を新設し、各工場業務を集約し、平成19年5月には加工設備を増設しました。現在は、日高市の埼玉本社工場、日高工場の他、川越市に本社事務所、新潟県小千谷市に新潟工場があります。

事業内容は、特殊強化段ボールの製函一式、紙パレット、重量包装用段ボール箱や発泡スチロール等梱包用緩衝材、内装材の設計、試作、試験、製造販売の他、梱包用資材の卸販売、建設用断熱材の加工販売、梱包、発送作業の受託などを行っています。特に精密機械、重量のある機械部品の輸出用梱包材の設計製造を得意としていて、独自の緩衝設計と試作から検査、製造まで一貫生産による信頼性の高さやオーダーメイド、多品種小ロット、短納期により顧客のニーズに応えています。
この他、段ボールパレットの特許構造をベースとして、平成22年に段ボール組立式ベッドを開発し、平成23年から発売を開始しています。どこでも誰でも簡単に組み立てることができ、軽くて大変頑丈で耐久性のあるベッドです。その後、棚、イス、テーブルや災害時の簡易トイレなど、段ボール製の家具を次々と発表し、震災の被災地にも救援物資として提供しています。
現在、全社員数は50人で、うち日高工場では30人が働いています。ほとんどが日高市および近隣に在住していて、パートタイマーは全て日高市に在住です。

当日は社長の見崎さんに、段ボール製のイスはとても頑丈で、とても恰幅がよく、市販のイスでは壊れてしまうという人にも問題なく使ってもらっていること、段ボール製ベッドや簡易トイレなどは、東日本大震災などの被災地に支援物資として送り、最近では今年3月に日本赤十字社を通じて広島県に送っていたトイレが今回の豪雨災害で役に立っていること、ベッドやトイレの他、靴入れの需要が多く、軽くて人がぶつかってもけがをしにくいとのことから、保育所・幼稚園で物入れとしても喜ばれていることなどを伺いました。
主力商品である梱包材については、設計から自社で行い、小ロット多品種で社員がオーダーメイドで顧客の要請に応じ手作りしているため、アイテム数は3万点にも上るとのことでした。また、大手家電メーカーのオーダーで設計した梱包の技術がメーカーからの提案で特許を取ることができた際、特許料はいらないので仕事が欲しいと申し出たところ、それ以来ずっとそのメーカーの仕事が続き、おかげで不況の時も乗り切れたとのことでした。
日高市に工場を作って約20年、今の地に工場を作って約10年経ちますが、日高市を最終地として、これからも地元にいろいろと貢献していきたいとの言葉をいただきました。

その後、工場長の嶋田さんに工場内を案内していただき、段ボールのカット工程や梱包箱の組立工程などを見学させていただきました。

お忙しい中、ありがとうございました。

応接室で情報交換をしている写真
段ボールを使ったブロックの説明を受ける写真
切り出した段ボールを確認する写真
事務所入り口前で記念写真

第2回 ニチバンプリント株式会社 平成30年7月10日(火曜日)

ニチバンプリント株式会社は、独自の粘着技術をベースに躍進するニチバン株式会社のグループ会社として、粘着ラベル・テープなどの生産加工および販売を行う企業です。

昭和40年10月、埼玉県北足立郡鳩ヶ谷町(現在の川口市)にプリントテープ株式会社を設立し、セロハンテープ、両面テープ等の生産を開始した後、昭和55年12月に関連会社である日高包装株式会社と合併し、社名をニチバンプリント株式会社と改称しました。昭和63年には川口工場の全生産設備および本社機能を新設した比企郡小川町の小川工場に移転、平成22年から事業所統合のため生産部門を小川工場から日高工場へ移設を開始し、平成27年には全生産部門と本社機能および営業部門の日高地区への移設・移転が完了しました。

事業内容は、ニチバンブランドのオフィス用のラベルシール、粘着テープ、ふせん紙などの生産加工および販売の他、粘着テープや紙・布・プラスチックフィルム等を巻き取る紙管なども製造販売しています。また、粘着テープ製造技術を応用し、多種多目的な産業用粘着シートも生産しています。

当日は社長の山口さんに、会社の概要などについて伺いました。従業者数は現在111人で、約3割は日高市在住とのことでした。また、ニチバンプリント株式会社は主にニチバン埼玉工場で製造した元巻きのテープ等を裁断、巻き替えをして製品化する役割を担っていて、オフィスでよく目にするラベルシールなどは全てこの工場で作られているとのことでした。

その後、生産部長の松浦さんに、工場内を案内いただき、粘着テープのカット・巻き取りの工程や、ラベルシールの打抜き工程、紙管の製造工程などを見学させていただきました。

お忙しい中、ありがとうございました。

企業概要の説明を受けている写真
粘着テープのカット工程を見学している写真
シールの打ち抜き工程を見学している写真
事務所の前で記念写真

第1回 株式会社スギヤマ 平成30年5月15日(火曜日)

株式会社スギヤマは、青果卸業としてごぼうを主体に創業以来60年、仕入れから加工、商品納品まで自社工場にて一貫した生産を行う企業です。

昭和21年、埼玉県吾妻村(現在の所沢市)に杉山種苗店として創業した後、東京都東村山市に杉山種苗として設立、昭和33年に店名を杉山商店に変更し、青果部門に移行しました。昭和52年に杉山青果有限会社を設立、平成2年に株式会社スギヤマを設立し、平成20年に事業拡大のため現在の日高市に本社、工場を全面移転しました。平成26年に第2工場の生産を開始したほか、平成29年10月には2階建てで延べ床面積2,352平方メートル、約1,000トンも貯蔵できる低温冷蔵庫が完成しました。平成22年には埼玉県「彩の国工場」に指定されたほか、平成24年には埼玉県障がい者雇用優良事業所の認定を受けています。

「彩の国工場」とは、地域に開かれ、地域に愛される工場づくりを進めるため、技術力や環境面で優れている工場を、埼玉県知事が豊かな彩の国づくりの協力者(パートナー)として指定するものです。

事業内容は、洗いごぼうや泥ごぼう、長いも、にんにく等のパッケージ野菜やきんぴらごぼう用の千切りセットなど、野菜の加工販売などを行い、外食産業、スーパーマーケット、ホテル、給食、惣菜メーカーなど、さまざまな業者向けに仕入れから加工、商品納品まで一貫した自社工場生産ラインにて品質のよい製品を提供しています。国内外各地から契約栽培・生産委託・産地直送・産地市場直接買い付けなどにより厳選された素材だけを調達しているほか、ごぼうの日本一の産地である青森県の三沢市においらせ事業部を、八戸市に八戸低温冷蔵センターを設置し、タイムリーな受注出荷を可能としています。
また、平成22年には異業種連携による新製品開発を進める県の「農商工連携支援制度」を活用し、県内在住で、都内の人気洋菓子店で活躍するパティシエと、川越市のさつまいも農家、都内の菓子製造企業との連携により、川越産のさつまいもを練り込んだ「川越蔵プリン」の販売を開始しました。
日高工場には現在106人の従業員が勤務しています。このうち日高市在住者は13人です。売上高は40億円を超えており、圏央道狭山日高インターチェンジ近辺という好立地を生かし、事業拡大を続けています。

当日は社長の杉山国弘さんに、会社の沿革や工場の概要などについて伺いました。特に、昨年完成した冷蔵庫は積み替えのコストや時間の節約に役立つだけでなく、高湿度を保つことで、長期間の野菜の保存が可能となっているとのことでした。また、昨年は台風の影響により野菜の価格が高騰し、カット野菜の売り上げは大きく伸びた一方、売価は一定のため利益的には苦しかったとのことでした。

その後、営業統括部長の杉山光伸さんに、工場内を案内いただき、ごぼうを中心とした野菜の加工の模様や、冷蔵庫でのごぼうの保管状況などを見学させていただきました。

お忙しい中、ありがとうございました。

(注釈)氏名等の「すぎやま」の「すぎ」のつくりは、正しくは「久」になります。

事業の説明を受ける写真
カット野菜パックを見学している写真
冷蔵庫に保管しているごぼうを見学する写真
事務所入り口の前で記念写真
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更新日:2018年08月20日