平成27年 第12回 日高市教育委員会会議 会議録

日時

平成27年12月25日(火曜日)午後1時44分から3時28分まで

場所

市役所503会議室

公開・非公開

公開

非公開理由

なし

出席者

矢次健志(委員長) 島村由起男 清水慶育 神山好子 佐藤信弘(教育長)

欠席者

なし

委員一覧

説明員

教育部長 野村泰平
教育部参事 相田香
教育総務課長 長谷川浩一
学校教育課長 中村公一
生涯学習課長 堀口敬
生涯学習課副参事 中平薫
図書館主査 関口賢

事務局

教育総務課主査 米澤和成

傍聴者

1名

担当部署

教育委員会 教育部 教育総務課

議題

議案第45号 平成28年度日高市教育委員会事業等の予算要求について
原案どおり可決

会議資料

  • 会議次第
  • 教育長報告
  • 議案第45号
  • 配布資料一覧

会議の経過

1.開会

2.前回会議録の承認事項 出席委員異議なく承認

3.教育長の報告の要旨

  • 「教育長室より第8号」の内容について報告した。
  • その他、各部課館長から、実施した事業等の結果と今後の予定を報告した。
  • 教育長報告についての質疑及び答弁の要旨

議会一般質問について
(委員)新耐震の学校の様子を見ると早く直した方が良いと感じるところがある。子どもの心理上の影響、緊急性を感じるところもある。できるだけ対応してもらいたいと思う。
(委員)耐震工事をしていない学校はトイレなどの環境が違いすぎる。差がありすぎるのはいかがなものかと思う。緊急性などの条件もわかるが、環境によって子どもたちの落ち着き具合も変わると思う。ぜひ配慮してもらいた。
(委員)今年から始まった給食申込書について。内容はどうなっているか。また効果はどうか。
(教育長)罰則があるわけではないが、給食費を支払ってくださいという内容で、その後未納の場合催促がしやすくなるような内容とした。
(教育総務課長)アレルギーの場合などを除き、基本的には全員申し込んでもらう。まずは意識改革として、給食は無償ではないということを理解してもらう。 (委員)学校給食費の公会計化とは。半数が公会計にしているというが、今後日高市ではどうしていきたいのか。
(教育部長)私会計は市の会計に入っていないもので、公会計は市の会計に入るものである。公会計にすると学校から離れてしまい、督促なども頻繁にできず未納が増えやすい状況になるようだ。それでも、何年かの内には公会計化しないといけないのではないかと考えている。
(委員)日ごろから忙しい先生がたの負担が減るということも考えられると思うが、学校から離れると、未納が増えるというのでは、導入方法をよく考えないと難しいことだと思う。
(委員)就学援助の利用者が9人に1人とのことだが、全校的にみるとどのような状況か。対象となる基準等は。
(教育長)全国的な状況と変わらない程度の水準である。生活保護に準じた基準を定めている。
(委員)日高塾について、学区ごとに行うということだが、学区外等の遠方へ通う心配はないということか。
(参事)来年は1校か2校で試行し課題を洗い出し、各校で行えるように進めていく。
(教育長)退職校長会にも指導等をお願いしたところ、賛成していただいた。指導者の確保が課題であると考えている。
(委員)ワンデーウォーキングの参加費の違いとは。
(教育部長)各地区体協が、地区体協のイベントと重ねるため、一部を負担している。主催者としては同じ金額をいただいている。
(委員)教育長のいう「中学校教諭がていねいさに欠ける」とはどういうことか。
(教育長)今の教育改革の内容を一言でいえば「ていねいな教育」であると思っている。言葉づかい、朱筆、板書、一人ひとりに応じた言葉かけ、教材研究等の点で、よりていねいでありたいと願っている。
(委員)実際に見ていて感じるときがある。ぜひ改善していただきたい。
(委員)赤ちゃんを学校に招いたとのことだが、どのように募集したのか。
(教育長)赤ちゃんが集まるグループがあり、そちらへ依頼して学区内から来ていただいたとのこと。養護教諭が中心になって行った。
(委員)すごく良いことだと思う。特に男子生徒の反応はどうだったのか。
(教育長)一人ひとりが赤ちゃんを抱っこする体験をして、すごく緊張していたと聞いている。
(委員)いろいろな問題の解決につなげられる良い授業だと思う。
(委員)良かったことは他の学校でも取り組んでもらうと良いのではないか。 (教育長)そのような意図があり、校長会議で情報提供をしている。また別に校長どうしでも情報交換を行っている。
(委員)実施するかどうかは各学校しだいということか。良かったことはぜひ全部の学校で行えるようにできることが必要。
(教育長)国、県で受賞した人権作文の件も、掲示物などに力を入れる日ごろの取り組みの成果であり、そういった良いことは、必要な情報として流している。 (委員)理化学研究所の加藤先生はうつ病のメカニズムを解明した有名なかた。せっかく講演していただけるのであれば、中学生の希望者だけではなく全員に聞いてもらえるような方法を考えた方が良いのではないか。
(教育長)ぜひたくさんの中学生が参加できるよう検討していきたい。
(委員)非常に貴重な経験ができるはず。ぜひ多くの中学生が参加してもらえるようにしてほしい。
(委員)来年は小学生が減る見込みとのことだが、増加のピークが過ぎたのか。 (参事)北小が一時的に増えたが、ピークは過ぎた。今後は北中が増えていく。 (委員)中学校の新採用教職員で英語が多いのはなぜか。
(教育長)各市町村からの要望でも英語教員の希望が多いのだが、週当たりの時間数が多いためだと考える。
(委員)ガキ大将講座とはどのような内容か。
(生涯学習課長)地域に住むかたが、昔の外遊びを子どもに教える講座である。 (委員)勧奨退職と一般退職について。
(学校教育課長)定年前に退職するかたで、一定の年齢を超えている場合に退職金などについて考慮する制度。勧奨の年齢に達していない場合が一般退職となる。
(委員)読書手帳を作成配布する意図は。
(図書館主査)図書館利用の推進が目的である。利用者数、貸出冊数が減ってきている。手帳に記載できる140冊分が全部埋まったかたには記念品を用意したいと考えている。手帳が埋まっていくことが目に見えるので、励みにしていただきたい。
(委員)どのぐらいの期間で埋まることを想定しているのか。
(図書館主査)本の貸し出しは2週間で10冊だが、やってみないとわからない。小学生以上の希望者に配布するが、基本には大人に使っていただきたいと考えている。

  • 議案についての質疑及び答弁の要旨
  • 議案第45号について
    (委員)図書館の開館時間の延長について、ぜひ夕方通勤帰りのかたの利便性の向上を検討していただきたい。例えばあらかじめ連絡しておくと、来館したらすぐ渡せるようにして閉館前でも短時間で済ませられるようなサービスとか。来年度せっかく工事するので新しい施設に対応した利用方法なども考えてほしい。 (委員)高根中設計、北平沢グラウンドの設計など、設計とはこんなに費用がかかるのか。
    (教育総務課長)規模によって算出する、計算方法が決まっている。 (委員)給食センターの調査については、委託などの可能性を検討し、将来的に委託にするのか。
    (教育総務課長)一部委託や全部委託など、委託の方法や可能性を検討する。近隣で行ったPFIの例なども含めて調査する。
    (委員)施設の長寿命化計画では、将来的な統廃合や小中一貫校のことも含めて検討するのか。
    (教育総務課長)条件としては、具体的なことも取り入れて検討することになると思う。
    (委員)予算の内容、使い道は。
    (教育総務課長)コンサルタント業者へ委託費用を計上している。

5.その他

(1)次回定例会の日程等について

  • 1月定例会:平成28年1月27日(水曜日)午後1時40分から 委員了承
  • 2月定例会:平成28年2月24日(水曜日)午後1時40分から 委員了承

(2)その他連絡事項

  • 平成28年日高市成人式 1月10日(日曜日)午前11時開式【ひだかアリーナ】
  • 入間・比企地区合同教育委員研修会・懇親会 1月19日(火曜日)研修会午後3時から・懇親会午後5時から
  • 平成28年度関東甲信越静市町村教育委員会連合会総会(開催予告) 5月27日(金曜日)午後12時45分から【八王子市】

6.閉会

この記事に関するお問い合わせ先

教育総務課 教育総務担当(本庁舎 5階)

郵便番号:350-1292 日高市大字南平沢1020番地
電話:042-989-2111(代表)
ファックス:042-989-2316
お問い合わせフォームへ

更新日:2017年03月01日