平成27年 第11回 日高市教育委員会会議 会議録

日時

平成27年11月25日(火曜日)午後1時45分から3時47分まで

場所

市役所503会議室

公開・非公開

公開

非公開理由

なし

出席者

矢次健志(委員長) 島村由起男 清水慶育 神山好子 佐藤信弘(教育長)

欠席者

なし

委員一覧

説明員

教育部長 野村泰平

教育部参事 相田香

教育総務課長 長谷川浩一

学校教育課長 中村公一

学校教育課副参事兼教育センター所長 稲村浩之

生涯学習課長 堀口敬

生涯学習課副参事 中平薫

図書館長 金子孝治

事務局

教育総務課主査 米澤和成

傍聴者

0名

担当部署

教育委員会 教育部 教育総務課

議題

議案第44号 平成27年度日高市一般会計補正予算(第4号)(教育委員会所管)

原案どおり可決

会議資料

  1. 会議次第
  2. 教育長報告
  3. 議案第44号
  4. 配布資料一覧

会議の経過

1.開会

2.前回会議録の承認事項 出席委員異議なく承認

3.教育長の報告の要旨

  • 「教育長室より第7号」の内容について報告した。
  • その他、各部課館長から、実施した事業等の結果と今後の予定を報告した。
  • 教育長報告についての質疑及び答弁の要旨
    (委員)生涯学習センターの改修について、保健相談センター部分の改修は含まれるのか。検診等の際に暗いと感じている。
    (教育総務課長)電灯類の改修は図書室とロビーの入口付近を予定しており、保健相談センター部分は含まない。今後検討する。
    (委員)増築する部分の出入りはどこからになるのか。
    (教育総務課長)図書館内にある出入口を使用し外へ出る。屋根下にはフェンスを設置するが、外への出入りを行うための扉を設け、図書館利用者に限定しない休憩スペースとして利用できるように考えている。
    (委員)飲食や、図書館の本を持ち出して外で読むことはどうするのか。
    (教育総務課長)利用方法等は今後詳細を検討する。
    (図書館長)検診等に来館する子ども連れのかたにも図書館を利用してもらいたいが、小さい子どもを連れていると入りづらいとの意見を聞く。そういったかたにも外のスペースを気にせずに使ってもらえればよいと思っている。そのような面からも本の持ち出し等について検討したい。
    (委員)生涯学習センターの外壁とトイレの改修にあわせて、増築する理由はなにか。
    (教育総務課長)人の集まるスペースを作ることで、利用の範囲を広げ利用者を増やすことが出来ればと考えている。本を読むスペースが少ないという利用者の声も考慮した。
    (委員)借りた本を読むための場所か、ちょっと読んでみたいときのための場所か、コンセプトを明確にした方が良いのではないか。
    (委員)例えばある博物館の視察に行った時、子どものためのスペース、家でできないことをできるスペースが設けてあるところがあった。今までの利用者ではないかたにも対象を広げて呼び込む方策を考え、図書館に足を運ぶようにコンセプトを持ってすすめてもらいたい。
    (委員)新たな魅力を創るということを、最大限に熟慮してコンセプトを立ててもらいたい。
    (委員)飯能市に新しい図書館が出来たことは利用者減に影響していないのか。 (図書館長)飯能市立図書館のオープン以降、日高市立図書館の高麗地区の利用者が減っている。また、飯能市立図書館を利用している日高市民は増えている。全体として飯能市立図書館が出来たことにより日高市立図書館の利用者が減ったと考えられる。
    (教育長)飯能市民の知り合いの中では、日高市立図書館の人気が高く、借りたいものがそろっていると評判は良い。
    (委員)確かにそうである。本に隙間がなく、いろいろなものがそろっていると聞いている。
    (委員)せっかくなので、コーヒーが飲めるとか、より充実したスペースになるように検討してもらいたい
    (委員)ビブリオバトルの内容について確認したい。
    (図書館長)今年夏にも実施した。大学生を中心に取り組まれているもので知的書評合戦と訳される。自分の読みたい本を決まった時間内に紹介し、その後観客がどの本を読みたくなったのか投票する。その結果でチャンプ本と言われる勝者を決める。夏は中学生を対象に行ったが、今回は中高生を対象に行いたい。
    (委員)参加者の募集方法はどうしているか。
    (図書館長)広報ひだかでの告知と各中学校へチラシの配布を依頼した。
    (委員)古代高麗郡展は1300年記念事業の一部として行うのか。先日高麗郷古民家で行ったものと同じ内容か。
    (生涯学習課副参事)関連しているものとして実施する。内容も高麗郡建郡の頃のものとして発掘されたものとなる。
    (委員)ひだかアリーナギャラリーで行う古代高麗郡展は
    (生涯学習課副参事)一部を入れ替えるがほぼ同じ内容で行う。
    (委員)市民講座は前回高麗公民館で行ったものか。その都度募集しているのか。
    (生涯学習課副参事)市民講座は、今回武蔵台公民館を会場に、北杜市の文化財担当者の講演を行う。申し込みは不要なので、ぜひご来場いただきたい
    (委員)今年度導入したハイパーQUの内容について確認したい。これを活用することで何がよくなるのか。
    (学校教育課長)アンケートにより子どもの学級満足度を確認する。今までは各教員の経験をもとに学級の様子を判断していたが、アンケートの集計結果により客観的に判断することができるようになる。
    (委員)小中学校の連携が充実しているとのことだが、具体的にどのようなことが行われているのか。
    (教育長)あいさつ運動や避難訓練、なかよし運動会の指導などを合同で行うなど、昨年よりも質量ともに充実してきているように感じている。
    (参事)夏休み期間中に教員どうしが連携した研修等を行ったところもある。連携を深めることで良い方向に向っていると思う。
    (委員)学校訪問で先生がたの笑顔が素晴らしかったとのこと。見ていて何か感じることがあったのだと思うが。
    (教育長)校長をはじめとして、教職員みんなが笑顔が多いこと。自然の笑顔であり充実した教育活動が展開されているように感じられた。
    (委員)小学校に比べ中学校で管理職選考の受験者が少ない原因をどのように考えているか。
    (教育長)受験を勧めているが、もう少し学級担任をがんばりたいなどの理由があるようだ。中学校は対象となる年代の教員が少ないということも原因の一つである。中学校の校長・教頭には中学校の現場で頑張ってきた先生があたるべきと願っている。このままではそれも難しい。
    (委員)坂戸市の城山小・中学校の付近を通ったときに、下校時の子どもの様子を見たが、よい雰囲気を感じた。以前伺ったときは日高市では小中一貫校は難しいとの話だったが、今はどう考えているか。
    (教育長)小中一貫は先生がたの人数が増えるわけではない。1学年1学級の規模で導入すると中学校の先生に負担が大きくなってしまう。1学年3学級くらいの規模でないと難しいと考えている。
    (委員)坂戸市では小学校2校を合併したとのことだが、通学区、地理的にはどのような感じか。
    (教育長)いわゆる新興住宅街で急激に増加したときに学校を作り、その後急激に減少した地域であると捉えている。
    (学校教育課長)通学区域が広くなく、合併しても通学時間が大幅に増えたりしなかったようだ。他の学校は広い区域が多いので、なかなか話を進められないとのことである。
    (委員)ディスクラシアについて。10パーセントということは意外と多いと感じた。現在でも各学級に何人かいるということになる。
    (教育長)今回、講演会で初めて詳しく聞いた。
    (学校教育課長)普段の様子では気が付かない。例えば教科書を読むことについても、聞いて覚えたりできてしまうと本当は読むことができていなくても気が付くことができない。
    (委員)気が付くこと、可能性を発見できるのは先生しだいということか。
    (学校教育課長)専門的な研修等が必要になるが、全員が研修を受けることができないので、なかなか難しい。
    (委員)LDもさまざまな症状があり、数字をまったく受け付けなくても別の部分で非常に高い能力を発揮するなど、医師でもわからないことがある。親でも気が付かないことがあるくらいなので、非常に高度な問題で、このことを知らないというのは困るが、なんでも先生に任せるというのは無理だと思う。
    (教育長)教育委員会と先生がたとがお互いに協力して研究していきたい。
    (委員)研修などで話を聞くと「今思えばあの子は」と思い当たることがあるかもしれないのではないか。

4.議案についての質疑及び答弁の要旨

議案第43号について
(委員)設計委託とのことだが、休憩所増築部分の設計に係る費用か。
(教育総務課長)増築部分の設計と建築基準法上の許可申請に係る費用を含んでいる。
(委員)予定しているジオラマの大きさは。
(生涯学習課副参事)1.2メートル四方のもととなる地図に土台部分を加え、約1.5メートル四方程度の大きさで、移動できるサイズにしたいと考えている。
(委員)立体的なものか。
(生涯学習課副参事)地形の模型なので、建物等は作らないが、川、水田、道路などの様子を立体的に表現する。
(委員)移動できるということは、学校などでも使うということか。
(生涯学習課副参事)学校で活用することも考えられる。担当職員が持って行って、説明しながら目で見て理解してもらえると思う。

5.その他

(1)次回定例会の日程等について

  • 12月定例会:平成27年12月24日(水曜日)午後1時40分から 委員了承
  • 1月定例会:平成28年1月27日(水曜日)午後1時40分から 委員了承

(2)その他連絡事項

  • 平成28年日高市成人式
    1月10日(日曜日)午前11時開式【ひだかアリーナ】
  • 入間・比企地区合同教育委員研修会・懇親会(予定)
    1月19日(火曜日)研修会午後3時から・懇親会午後5時から

6.閉会

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更新日:2017年03月01日