平成27年 第10回 日高市教育委員会会議 会議録

日時

平成27年10月28日(水曜日)午後1時45分から午後2時58分まで

場所

市役所503会議室

公開・非公開

公開。ただし人事案件については非公開。

非公開理由

個人に関する情報が含まれるため。

出席者

矢次健志(委員長) 島村由起男 清水慶育 神山好子 佐藤信弘(教育長)

欠席者

なし

委員一覧

説明員

教育部長 野村泰平
教育部参事 相田香
教育総務課長 長谷川浩一
学校教育課長 中村公一
学校教育課副参事兼教育センター所長 稲村浩之
生涯学習課長 堀口敬
生涯学習課副参事 中平薫
図書館長 金子孝治

事務局

教育総務課主査 米澤和成

傍聴者

1名

担当部署

教育委員会 教育部 教育総務課

議題

議案第42号 日高市教育委員会が保有する個人情報の保護等に関する規則の一部 を改正する規則
原案どおり可決
議案第43号 日高市いじめ問題専門委員会委員の委嘱について
原案どおり可決

会議資料

  1. 会議次第
  2. 教育長報告
  3. 議案第42号から第43号
  4. 配布資料一覧

会議の経過

1.開会

2.前回会議録の承認事項 出席委員異議なく承認

3.教育長の報告の要旨

  • 「教育長室より第5号」の内容について報告した。
  • その他、各部課館長から、実施した事業等の結果と今後の予定を報告した。
  • 教育長報告についての質疑及び答弁の要旨

(委員)岩手県のいじめ事件について、先生がたには「いじめ問題は一人で抱え込まないで」と常々言われていることだと思う。今回は報道によると担任の先生が一人で対応していた様子だが、なぜ抱え込んでしまったのかといった原因などは聞いていないか。

(教育長)理由などは発表されていない。授業中に生徒の呼び出しができない等、法的なしばりがあったり、生徒どうしの人間関係のトラブルが頻繁にあったりなど、日常の忙しさの中で、ついつい抱え込んでしまったのではないかと思っている。

(委員)それぞれの強さ、弱さなど人間性が違う中で、それをカバーできるような仕組みとして調査や打ち合わせなどはできなかったのか。

(教育長)日高市では週1回生徒指導委員会を行うなど、情報共有を図る取り組みを行っている。

(委員)サングラスの着用について。紫外線は年々増えている。将来の白内障などのリスクを考え、突き詰めると子どもたちにもサングラスをさせることを考えなくてはいけない。

(教育長)医学的な理由ではなく、目が悪い教員は分かるが、あれだけ多くの教員がサングラスをかけていることに正直に違和感を感じたということである。学校の常識ではなく、社会の常識を考えるべきである。条件は生徒も同じであって、多くの保護者も私と同じ意見だと思う。

(参事)病気等で必要なものならダメではないが、多くのかたが見に来る学校行事で授業の一環である運動会、体育祭の日に必要かということである。

(委員)ジュニアのスポーツ大会などを見ても、選手はサングラスをかけている。糖尿病などの場合光がまぶしく感じることがある。ドレスコード的な考え方では割り切れないところがある。

(委員)体育の先生で長時間外にいる場合など検討すべき課題はあると思うが、先生がたの服装のことは以前からこの会議でも話題にしているが、残念ながら変わった様子は感じられない。

(委員)必要であれば色のついていないレンズがあると思う。体育祭を見に行ったが、サングラスをかけているのは若い男性職員が多かったような印象がある。生徒になめられないようにという気持ちがあるのではないか。目を見て話す、目で語るということもある。そういった意味でも目を見せていることは必要なので、色のついていないレンズで紫外線対策をしてもらえれば。

(委員)せめて保護者や来客のあるときなど、一定の配慮が必要ではないか。服装について、再三会議で取り上げているのと同じこと。日高市で勤務する先生に対して服装などを定めた倫理規定のようなものを整備することも1つの方法ではないか。

(教育長)自分が校長のときは、出張・来客の際はネクタイを着用するように指導していた。常にネクタイを着用することは、特に小学校では体育の授業もあり難しい。

(委員)服装について市によって雰囲気の違いがあるか。

(教育長)基本的には校長の考えに任せているのが実情である。

(委員)授業参観のときの保護者の服装も崩れている。先生には良い模範となっていただきたい。

(委員)人事評価ヒアリングでは、各学校からどのような問題点が出たか。

(教育長)問題点というよりも学校の取り組みの詳細が分かり、意義が大きいと感じた。毎日ホームページを更新している学校があったり、学校の努力を理解できた。

(委員)非認知スキル、生きる力はさまざまな経験や体験によって身に付くものである。この非認知スキルの向上が一番重要ではないか。

(教育長)県の学力学習状況調査が話題になっている。国語、算数だけでは測れない生きる力の育成こそ重要だと思っている。今の委員の意見に力をいただいた。

(委員)学力向上は必要なことだが、学んだことを生かすためには非認知スキルが必要となる。

4.議案についての質疑及び答弁の要旨

  • 議案第42号について

(委員)変更になる条例第45号の内容を確認したい。

(教育部長)必要な事項は実施機関が別に定めるとの内容である。

  • 議案第43号について

(委員)委員会について確認したい。

(参事)定例的に年2回程度の会議に加え、重大事案が発生したときに招集する。

(教育長)重大事案が発生したときは、この委員に弁護士などを加え第三者委員会を立ち上げることとなる。

(委員)大学の先生に入ってもらうとのことだが、専門はなにか。

(参事)心理学の先生とのことである。

(委員)他市ではどのような委員構成となっているか。

(教育長)他市でも同じように模索の状況である。

(委員)学校関係、PTA関係だけではなく、学校や役所と関係のない民間のかたにお願いすることは考えていないのか。

(教育長)今後重大事案が発生したとき、緊急に招集することとなるため、突然の招集に応じていただけそうなかたを中心に人選した。いつ重大事案が発生するかわからないので、まず早急に、11月には第1回目を開催したい。今後適切なかたが見つかれば委員を増員できると考えている。

(委員)民間のかたをできるだけ早急に加えることを議決の条件としたい。学校の職場体験などで協力していただいている会社にあたってみるとか、商工会に依頼するなど、見つける方法はあると思う。

5.その他

(1)次回定例会の日程等について

  • 11月定例会:平成27年11月25日(水曜日)午後1時40分から 委員了承
  • 12月定例会:平成27年12月24日(水曜日)午後1時40分から 委員了承

(2)その他連絡事項

  • 各公民館文化祭
    高麗川・高萩・高麗川南公民館 10月31日・11月1日(土曜日・日曜日)
  • 入間地区教育委員会連合会県外視察研修
    11月18日(水曜日)【神奈川県平塚市ほか】
  • 入間・比企地区合同教育委員研修会・懇親会(予定)
    1月19日(火曜日)研修会午後3時から・懇親会午後5時から

6.閉会

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更新日:2017年03月01日