平成27年 第5回 日高市教育委員会会議 会議録

日時

平成27年5月27日(水曜日)午後1時42分から午後3時05分まで

場所

市役所503会議室

公開・非公開

公開。ただし表彰案件、人事案件については非公開。

非公開理由

個人に関する情報が含まれるため。

出席者

矢次健志(委員長) 長谷川裕子 島村由起男 清水慶育 佐藤信弘(教育長)

欠席者

なし

委員一覧

説明員

教育部長 野村泰平

教育部参事 相田香

教育総務課長 長谷川浩一

学校教育課長 中村公一

学校教育課副参事兼教育センター所長 稲村浩之

生涯学習課長 堀口敬

生涯学習課副参事 中平薫

図書館長 金子孝治

事務局

教育総務課主査 米澤和成

傍聴者

0名

担当部署

教育委員会 教育部 教育総務課

議題

議案第24号 日高市いじめ問題専門委員会設置条例(原案どおり可決)

議案第25号 日高市就学支援委員会規則の一部を改正する規則(原案どおり可決)

議案第26号 日高市立学校職員の人事評価に関する苦情処理規程の一部を改正する訓令(原案どおり可決)

議案第27号 日高市学校給食センター運営委員会委員の委嘱について(原案どおり可決)

会議資料

  1. 会議次第
  2. 教育長報告
  3. 議案第24号から第27号
  4. 配布資料一覧

会議の経過

1.開会

2.前回会議録の承認事項 出席委員異議なく承認

3.教育長の報告の要旨

  • 「教育長室より第2号」の内容について報告した。
  • その他、各部課館長から、実施した事業等の結果と今後の予定を報告した。
  • 教育長報告についての質疑及び答弁の要旨

(委員)臨時議会において、小学校空調工事についての質疑があったようだが、質疑と答弁の要旨を聞きたい。

(教育部長)埼玉県では同族企業については同一の入札に参加できないこととなったが、日高市では今回入札があったようだとの質問に対し、県が独自に設けた規定であり、現段階では日高市ではそのような規定はないという趣旨の答弁を行った。県が独自に設けた規定だが、今後日高市として県に倣っていくのかどうか検討していくことになると思う。

(委員)日高ロータリークラブからのコンサートのご招待はどのように参加者を決めたのか。学校ごとに人数などを決めて割り振ったのか。

(学校教育課長)各学校へ希望者の有無を照会して配布した。希望者全員に入場整理券を配布することができた。

(委員)人事面での支援が必要な学校とは、どのような課題があるのか。

(教育長)どうしても臨時的任用教員が多くなる学校がでてくる。臨時的任用教員は任期が1年なので、次年度につながらないという課題がある。

(委員)人事のバランス、経験の少ない若手の先生とベテランの先生の配置は、どのように決めているのか。

(教育長)全体的にバランスよく配置できるように、努力している。

(委員)校長試験の受験資格の年齢を下げるとのことだが、教頭試験を受ける人も少なくなっているのに、大丈夫なのか。試験合格後、校長になるまでの準備期間が3か月では少ないということも理由のようだが、3か月で準備ができるような人が校長になるべきともいえる。

(教育長)県教育委員会の決定事項で従わざるを得ない。少なくとも現在の本市の教頭先生たちなら、3か月の準備で校長になってもじゅうぶんやっていけるだろうと思っている。

(委員)西部管内で廃止した学校は、その後建物等の利用の状況はどうなっているか。県立高校では他の施設への転用や民間へ売却しているようだが。

(教育長)今後情報収集しておく。

(委員)日高市でも他人事ではなく、今後考えていかなくてはいけないことになる。

(委員)鶴ヶ島ではいじめの有無について裁判で争っている。日高市でも今後考えておかなくてはいけないと思う。先生がおかしいということに気が付く感性がたいせつである。ぜひ日高市としての取り組みを行ってほしい。

(教育長)努力する。

(委員)飯能新緑ツーデーマーチのボランティアは、高麗川中の生徒ばかりのようだったと参加したかたが話していた。

(教育長)毎回、高麗川中の参加者は多いのだが、中間テストなど学校行事の日程によって、偏りが出てしまう。会場へ行ったが、中学生は大人たちと会話をしたりして、さまざまな力が培われると思った。もっとたくさんの中学生にこのような体験をさせてあげたい。

(委員)いじめを未然に防ぐことについては、先生の職務分担で決められているのか。いじめを見つけることが出来なかったときや、自分のクラスからいじめや不登校が出てしまったときどうなるのか。

(教育長)職務分担というより当たり前のことである。退職した後でも忘れられず、責任を感じているものである。

(学校教育課長)いじめ防止のための新しい法律で、はじめて規定されたこととして、子どもはいじめをしてはいけない、先生はいじめをさせないように、早期発見できるように、調査研究を行うこと、などがある。

(委員)裁判など争うことになったときの対応は非常に難しい。

(教育長)何よりもたいせつなことは学校と教育委員会が協力して問題解決にあたっていくことである。

(委員)裁判になると準備書面のやり取りなどから始まり、とても大変で、当事者となったら仕事が手につかなくなる。そういった場合の協力態勢なども準備しておく必要がある。 

4.議案についての質疑及び答弁の要旨

  • 議案第24号について

(委員)委員の構成で、学校教育の関係者と知識経験を有する者とあるが、人選や人数のバランスはどのように考えているか。

(教育長)重大事案が発生した時にすぐに招集できるよう、委員会は常設し、年に何回か会議を開催していきたいと考えている。学校長のOBや、保護者代表、行政経験者、学識経験者などの中から重大事案発生時に駆けつけてもらえるかたを人選したいと考えている。

(委員)委員のバランスを考えて、学校関係者に偏らないほうが良いのではないか。

(教育長)重大事案発生などの時は、県教育委員会に仲介をお願いし、弁護士などの第三者委員会を立ち上げていくつもりである。

(委員)第三者的な人選ができるようにしておく必要がある。どんなに公平性を保った人選をしても、どこかに関係性があると疑われると、その後の調査等にも影響が出ることになる。

(委員)法の制定により策定する委員会とのことだが、重大事態があったときにだけ活動するのではなく、常に情報収集や研究を行っていただければと思う。条例第2条第1項にある「いじめ防止等のための対策に関する研究」の活動にぜひ重点を置いていただきたい。

(教育長)現在でも指導主事の職務が目一杯である。試行錯誤しながら考えていきたい。

(委員)定期的に学校での取り組みについての計画や報告を聞くなどをはじめ、恒常的に活動できる委員会となってほしい。

(委員)関係の近い学校関係者だけで組織しては良くないと思うので、近隣大学の心理学の先生など、外部から委員に入っていただけるような人選をお願いしたい。

(教育長)本年度から初めて行われるものなので、試行錯誤しながら改善を図っていきたい。

  • 議案第20号について

(委員)委員の人数を増加する理由はなにか。

(参事)特別支援学級、言葉の学級などの担当者に委員になってもらっている。クラス数等が増加していることに対応するものである。

  • 議案第26号について 質疑なし
  • 議案第27号について 非公開議案のため記載せず

5.その他

(1)次回定例会の日程等について

  • 6月定例会:平成27年6月24日(水曜日)午後1時40分から 委員了承
  • 7月定例会:平成27年7月31日(金曜日)午後1時40分から 委員了承

6.閉会

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更新日:2017年03月01日