縦割り保育(高根保育所)(3)
高根保育所では、3・4・5歳児を対象に食育活動を行っています。食育活動の一環で、5月に縦割りグループでサツマイモの苗を植えました。子どもたちが水やりや除草をして育ててきたサツマイモが収穫時期を迎えたので、10月下旬に芋掘りを行いました。収穫したサツマイモは、子どもたちが家に持ち帰りました。
サツマイモの苗は5月の連休が明けた頃、5歳児が堀口園芸さんまで取りに行きました。その苗を縦割りグループで場所を分けて植えました。植えかたの説明を聞きながら挑戦しているのは5歳児です。
畑の畝(うね)になっている部分を少し崩して、そこに苗を寝かせて土をかぶせました。「苗にお布団をかけてあげてね」と声をかけると、真剣な表情で苗植えを行っていました。小さいお友達に教えている姿も見られました。
「おイモたくさん取れるかな?」と期待を膨らませていました。「楽しみだね」「おっきいおイモ食べたい」など先生にお話している子どももいました。
先生と一緒に作業中。年中のクラスのお姉さんも手伝ってくれました。初めての農作業にドキドキの3歳児でした。最後はみんなで「大きくなりますように」とお願いしました。
そして、10月下旬。サツマイモが収穫時期を迎え、みんなで芋掘りをしました。土のうえからでは様子が分からず、掘り進めていると大きなサツマイモが顔を出しました。
「あった!」と喜んだのですが、おイモが大きく掘っても掘ってもなかなか土から出てきてくれません。先生に手伝ってもらいながら、粘り強く頑張っていました。
やっとの思いで掘り起こしたサツマイモ。大きなおイモに大喜びの子どもたちでした。とてもうれしそうに「スイートポテト作ってもらおう」などワクワクしていました。
サツマイモは掘ってから何日か保存をしてから食べる方が甘くなることをお知らせしました。芋掘りをした翌週に遠足があり「これ、掘ったおイモだよ!」とお弁当を見せてくれた子どもがいてうれしい気持ちになりました。
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更新日:2024年11月28日