食育活動(高根保育所)(2) 0・1・2歳児
先日、食育の研修を受けました。そこで「食事をすることが最大の食育」と学びました。できていることを積み重ね、食べたい気持ちにさせることが大切だそうです。保育所でも年齢に応じたさまざまな声掛けをしたり、子どもが自分でやりたい気持ちになるよう、工夫しながら食事を提供しています。
手づかみ食べやスプーンを使って食べます。手づかみ食べは一口の大きさを知るために必要な経験です。また、食べる意欲も増します。「できたね」など声をかけると、とてもうれしそうです(0歳児)。
じょうずにスプーンが使えるようになった子どもも介助をしながら食事をします。まだじょうずにすくえない子どもには、スプーンに食べ物を乗せてあげると、じょうずに口に運び食べられます。できた経験を積むことがじょうずになる第一歩です(0歳児)。
足が床につくと、椅子に安定して座ることができます。子どもたちの体格に合わせて椅子を変えています。また、机の高さは、おへそと胸の中間あたりが理想です。姿勢よく食べることはものをしっかり噛めたり、集中して食事ができたりとメリットがたくさんあります(2歳児)。
スプーンの持ちかたを教えています。スプーンなどの食具も子どもに合わせてプラスチック製や金属製の物など変え、食べやすいよう工夫しています。りすぐみさんはほとんど自分で食べることができます。全部食べると「食べたよー」とお皿を見せてくれる子もいます(2歳児)。
さまざまなものが食べられるようになり、好き嫌いが出てきます。苦手なものも、一口食べたら「食べられたね」と声をかけています。できたことをほめ、自信につなげています。苦手なものも保育所では食べるという子どももいるようです。「だったら家でも...」と思いがちですが、まずは「保育所で食べられたの偉かったね!」と認めてあげることが大切です(2歳児)。
遊んだり、体を動かしたり、食事の間隔をあけるとおなかがすきます。おなかがすくと食べる意欲が増します。こあらぐみさんは散歩に行ったり、庭を走ったり体操するなど体を動かす活動を保育に取り入れています(2歳児)。
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更新日:2022年10月21日