いざ!草木染めに挑戦!(高麗保育所ひまわり組)
植物から色を染めることができるのか!?どんな色に染まるのか!?どんな模様ができるのか!?どきどきワクワクが止まらない草木染めの活動の様子をお伝えします。昨年度から自然に親しんできたひまわり組さん、今回も感受性豊か、かつ、さまざまな発見をすることができました。その様子をお伝えします。
染める生地は木綿を使います。まずは色がよく染まるように豆乳に浸し、5分以上揉みます。指を動かすのが難しい様子です。前後に布を動かしてしまい、豆乳を浴びてしまうハプニングもありました。
ムラにならないように脱水し、さらに豆乳の中で揉みます。洗濯ばさみの跡がつかないよう、ダンボールの上で乾かします。
布が乾き、手に取ると、「ざらざら」「ぱりぱり」「おせんべいみたい」という子どもたち「どんな匂いがするかな?」という問いには一生懸命くんくんと匂いを嗅ぎ、「すいか」「とうふ」「けむり」などいろんな意見が飛び交い、面白かったです。
ミョウバンをお湯で溶かしました。溶ける前は水が濁っていたのに、溶けると透明になって、「すごーい!」と驚いていました。鍋を触り、「あったかーい」「温泉みたい」と癒やされた表情を見せていました。
今回染料として使うのは玉ねぎの皮です。給食の際に出たものや、ご家庭でお子さんとむいてくれたものを使いました。鍋に入れて30分グツグツ煮出しました。
染めるに当たり、模様をつけられることを話しました。棒状にしてゴムで巻くと線に、洗濯ばさみで止めると点に、そのままつまんでゴムで縛ると円形に。「どんな模様にする?」と友達と協力して作ることができました。
染料液が完成!「しょうゆみたい」「めんつゆだ」「ラーメンのスープみたい」「たまねぎの匂いがする!」「おいしそう」「飲んでみたい!」などいろいろな声がきこえてきました。布を染料液に染めた瞬間から、じわっと色が布に広がり、「おお!」と感動の声!

給食を食べている間、液に漬け込んでおきました。食後、洗濯ばさみや輪ゴムをとる作業をしました。どんな形になるか、一番わくわくする瞬間です!
水ですすいで完成です。こんなにきれいに染まるなんてびっくりでした。『じゃーん!!』と見せてくれる子どもたち、自分の出来栄えに大満足な様子。「これ私のー」「すごーい」と、友達同士で盛り上がっていました。
草木染の話を聞いたあと、たまたま桜の葉を掃いてまとめたものを見た子が、「草木染に使うの?」と言ったことで、「どんな色になるのかな?」「やってみたいね!」という意見が出ました。子どもたちの気付きや興味ってすごいです。次回は桜の落ち葉で挑戦してみたいと思っています。
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更新日:2023年10月26日