高麗保育所4歳児自然レポート「野菜収穫、雨粒集め、ラベンダー摘み」
今年度、ゆりぐみではナスとピーマンの栽培に挑戦しました。土づくりからスタートし、毎日順番で水やりをしお世話をしました。梅雨時期からやり始めた「雨粒あつめ」、またラベンダー摘み、アジサイの葉のこすり出しを用いた制作、泥遊びなどなど…日々自然に触れる活動を楽しんでいます。今回はその一部を紹介します。
ナスとピーマンの栽培をしました。土づくりでは腐葉土が葉っぱや木でできてることに気づきました。「ふかふかの土を作ろう」とみんなで耕しました。「大きくなってね」と言葉をかけながら水やりを頑張りました。「ナスの花の色は紫なんだね」と気づく子も。ようやく収穫でき嬉しそうです。「葉っぱもナスの匂いがするかなぁ」と嗅いでいます。野菜への興味が育っていることを感じます。
初めて採った野菜の写生をしています。ナスかピーマンどちらか好きなほうを選び、実と葉を描きました。細部までよく見ています。
子どもたちが描いたナスとピーマンの絵です。葉っぱには線があること、ナスの葉は紫と緑などが混ざった複雑な色味をしてることなどに気づく子どもたちです。大きな実を描き丁寧に塗ることも頑張りました。
野菜の栽培を通して、自分たちで育てた野菜に興味を持ったり、食べることで食事が楽しくなるといいです。
雨粒あつめの様子です。梅雨は雨が多く、お外遊びができず残念に思いがちですが、子どもたちは水が大好き!雨上がりに、園庭にたまっている雨粒をたくさん集める遊びをしました。スタートすると庭中に散らばり、思いつく場所をそれぞれ巡り、雨粒を集めていました。太鼓橋、鉄棒、スクーターブランコなど遊具にたくさん溜まっているようです。
葉っぱに溜まった水を集めています。水の集め方も、指を滑らせて雨粒をカップに落としたり、雨粒がある個所を叩き振動で雨粒を落とそうと試みたり、工夫している姿がありました。
「こんなに採れたよー。」と見せてくれています。探している途中にお水をこぼしてしまうハプニングもありながら、最後まで楽しみました。
雨粒がどこにたまるかを自ら探しに行く姿から、日々の遊びの中で自然と学んでいることを感じました。子どもの観察力はすごいですね。
高麗公民館にてラベンダーの花を摘ませてもらいました。たくさんのラベンダーの花を前に、「いい匂いがする」と興味津々で、花の周りにはミツバチが集まっていることにも気づきました。
1人5本好きなラベンダーを選び、摘んで持ち帰りました。少しの間干した後、徐々に花が落ちるので個々の瓶に差し、お部屋に飾っています。近くに行くとラベンダーの香りがふわっと香り、癒しを与えてくれています。
野菜と一緒の時期に植えた朝顔もきれいに咲いています。今後はそれを使った制作も考えています。今は水遊びやプール遊びといった夏の遊びを満喫している子どもたちです。夏が終わり涼しくなったころ散歩にもたくさん行けると思います。高麗の自然を満喫したいと思います。
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更新日:2022年08月12日