日高市子ども議会(令和8年7月23日開催)

集合写真

日高市のこれからのために、何が必要だと思うかみんなが考えました

令和8年7月23日(木曜日)に市議会議場で子ども議会を開催しました。

子ども議会にはこれまで小学生が参加していましたが、本年度は初めて中学生も加わり、本物の議会さながらに市政についての質問をし、それに対し、市長と教育長が答弁を行いました。

12人は、和田市議会議長から子ども議員の任命を受け、午前10時からの本会議に臨みました。

子ども議員は、壇上に立つと、緊張しながらも立派に自分の考えを述べていました。そして市長と教育長も、子ども議員の真剣な思いに応えるため、丁寧に答弁を行い、子ども議員は真剣な面持ちで耳を傾けていました。

最後に、加藤市議会副議長が、「この議場という場所は、誰かのことを想いながら話しをする場所だと思っています。今日の一般質問は、誰かを想う気持ちがあふれていて素晴らしいと感じました。この経験が、誰かを想い、行動できる人になるきっかけになるとうれしいです」と締めくくりました。

議会の緊張から解けた子ども議員の表情からは、ホッとするとともに充実した様子がうかがえ、学校生活での貴重な体験の一つになったようです。

令和7年度の子ども議会のうち、提案2件が令和8年度の市政に反映されました。

任命式の様子
答弁を聞く子ども議員たち
質問の様子
答弁をする市長

子ども議会一般質問

質問と答弁の内容を要約して紹介します。

議席番号1 町田あおりさん(高萩小学校6年)

町田あおりさん写真

Q ポイ捨ての解決のために、1か月に1回程度、日高市内でゴミ拾い活動の「スポーツごみ拾い」をするのはどうか。

A 「スポーツゴミ拾い」は、楽しみながら地域をきれいにする点でとても良い取り組みだと思います。実施するにあたっては、参加者の安全確保やゴミの回収体制など課題もあります。関係者と意見交換し実現可能性を検討します。

議席番号2 田中桃菜さん(高萩中学校3年)

田中桃菜さん写真

Q 障がい者も健常者もさらに暮らしやすい日高市にするために、街灯やガードレールの設置をするのはどうか。 また、日高市の中学生全員が、パラスポーツを体験し、学べる機会をいただきたい。

A 誰もが安心安全に利用しやすい歩行空間を確保するために、道路環境の改善を進め、道路用反射板は必要な場所に設置をしていきたいです。また、モルックやペタンクなど体験教室を開催していますので、ぜひ参加してみてください。教育委員会と連携し、学校にも呼びかけていきたいです。

議席番号3 松下陽愛さん(高麗小中学校9年)

松下陽愛さん写真

Q 高麗地域の魅力を最大限引き出すとともに、地域が今後も発展し続けていけるよう「高麗駅の改装」と「旧高麗小学校の活用」をするのはどうか。

A 地域の皆さんの意見を取り入れながら、高麗駅を所管する管理会社と連携し、高麗駅周辺がさらに魅力的な地域として発展し続けていける取り組みを考えていきたいと思います。旧高麗小学校は、校舎や体育館をそのまま残したうえで、行政と民間事業者が共用する施設として活用したいと考えています。

議席番号4 荒川善さん(高麗小中学校6年)

荒川善さん写真

Q 駅周辺の自転車置き場は、すぐに埋まってしまう。駅周辺に、有料と無料の駐輪場を作ってみてはどうか。

A 既存の自転車駐車場の利用促進や配置見直しを行います。放置自転車の削減、防犯カメラの設置等の利便性の向上につながる施策等を進め、将来的に「有料化」の必要性が生じた際には、丁寧かつ慎重に検討していきます。

議席番号5 武市円夏さん(高麗川小学校6年)

武市円夏さん写真

Q 元気で明るい日高市にするために、老人ホームや介護施設などに子どもたちが出入りして、交流できる場所を作るのはどうか。

A 介護施設を造ることは困難ですが、市内には民間の介護施設がたくさんあり、これらの施設では子どもたちとの交流を行っている施設もあります。ひ・まわり探検隊の事業として、介護施設の見学と入居者との交流の機会を体験教室の一つとして開催できるよう、検討していきます。

議席番号6 加藤愛莉香さん(高麗川中学校2年)

加藤愛莉香さん写真

Q 職場体験を単なる体験活動にとどめるのではなく、一人一人の職場体験が充実した体験となるように、学習環境を整えるのはどうか。

A 事前学習や発表も含めた事後学習を実現できるよう、各校長先生に議員の思いや考えを伝えさせていただきます。また、職場体験先の拡大については、生徒の皆さんがより多くの職業に触れ、多様な経験ができるよう、各学校において地域の事業所の皆さんとも相談し、協力の輪を広げていく努力を続けてまいります。

議席番号7 松田ゆずさん(高根小中学校8年)

松田ゆずさん写真

Q 高根中学校のグラウンドや体育館を開放することで、子どもたちが安全に、充実して活動できる環境づくりにつなげるのはどうか。

A 旧高根中学校のグラウンドと体育館の開放ですが、市では、既に活用に向けた計画を進めていることから、部活動の練習場所として開放することは、難しい状況です。学校部活動は今、大きな転換期の中にあります。教育委員会におきましても、現在、「学校部活動の地域展開」に向けた検討を進めています。みんなが安心して力いっぱい活動できる環境を整えていけるようにしていきたいと考えています。

議席番号8 藤田桃李さん(高根小中学校6年)

藤田桃李さん写真

Q 夜の犯罪を減らし、誰もが安心して暮らせる環境を整えるため、街灯の数を増やしたり、より明るいものに取り替えることはどうか。

A 球切れには速やかに対応するとともに、照明灯のLED化を順次進めていくなど、市が管理している照明灯の適正な管理を実施しています。引き続き地域の状況把握に努め、通学路等に必要 な灯りを届けていきたいと考えています。ご提案いただいた、「夜道の防犯講習会」をヒントに、警察署とも連携して安心安全なまちづくりを進めていきます。

議席番号9 竹井遥音さん(武蔵台小中学校6年)

竹井遥音さん写真

Q 学校の屋上を上手に活用すれば、もっと学校生活が楽しくなると思う。子どもたちが安全に屋上に入ることができるようにするのはどうか。

A 現在、全国や市内を見てみると、屋上を有効に使っている学校がいくつかあります。他校の屋上活用における効果的な取り組みなどを各学校へ情報提供をしていきたいと考えています。地域の皆さんへの開放については、解決しなければならない多くの課題があります。「地域学校協働本部」の皆さんと話し合い、じゅうぶんな安全が確保された状態で、魅力的な活動ができることが望ましいと考えています。

議席番号10 中村育海さん(武蔵台小中学校9年)

中村育海さん写真

Q 日高市の歴史や文化の魅力をもっと多くの人に伝えるために、日高市内にある駅の目立つ場所に掲示物を設置、SNSを活用することや、著名人やスポーツ選手を日高市にゲストとして招いて魅力を発信するのはどうか。

A 駅への掲示物設置やSNS等を活用し、日高市の歴史や文化をPRします。今後は「ひだか歴史名勝ナビ」の子ども版を作成する予定で、児童生徒にも分かりやすい解説にすることで、より多くの子どもたちに知ってもらえるようにしていきます。

議席番号11 花田直樹さん(高萩北中学校2年)

花田直樹さん写真

Q 誰もが安心して暮らせる日高市を実現するため、特殊詐欺防止の啓発活動および教育をさらに充実させてはどうか。

A 増えている特殊詐欺被害に対し、防犯機能付き電話を購入する高齢者の皆さんに対して、購入費の補助を行っています。学校や教育委員会、警察署とも連携しながら安心安全なまちづくりを進めていきます。

議席番号12 増田結香さん(高萩北小学校6年)

増田結香さん写真

Q ファミリー・サポート・センターの事業に協力してくれる人を増やし、より多くの人が利用できるようにしてほしい。また、子どもたちが気軽に遊べる場所を増やすのはどうか。

A ファミリー・サポート・センターの利用会員に対して協力会員が少ないため、協力会員向け講習会などを実施して、協力会員を増やしたり、協力してくれる時間を増やしたいと思っています。既にある公共施設や、地域が管理する施設などの活用を含め、地域の人と共に研究し安心して暮らせるまちづくりをしていきたいと考えています。

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更新日:2026年09月01日