高麗郷民俗資料館

お知らせ

  • 展示品点検・清掃のため、年始は1月11日から開館します。
  • 企画展「いろいろな土器の模様」展開催中
    令和4年11月8日(月曜日)から令和5年5月7日(日曜日)まで
  • 入館に際してのお願い
    新型コロナウイルス感染症への対応を図っています。マスク着用のうえ、身体的距離を取りながら見学をお願いします。来館者が多数の場合は入館を制限します。ご理解、ご協力をよろしくお願いします。

高麗郷民俗資料館のご案内

民俗資料は古く使い終わった道具ではなく、当時を知り、良い部分を新しい生活へ生かす原点となるものです。日高市では市の歴史を物語る貴重な財産として民俗資料を大切に保管しています。

民俗資料館では、この中から農業、林業そして漁労に関する資料を展示しています。ほかに古代高麗郡集落ジオラマの展示や企画展を開催しています。日高に生きた先人の歩んできた生活をご覧ください。

資料館正面の写真

高麗郷民俗資料館の建物は、昭和37年に建築された旧高麗公民館です。

資料館の写真

巾着田から「あいあい橋」を渡ると高麗郷民俗資料館が見えてきます。

常設展示

1階

養蚕の写真

養蚕から機織りの道具

お茶の写真

製茶の道具

「土そして汗」が展示のテーマです。市内で盛んに行われていた「稲作」「畑作」「養蚕」「茶」を取り上げて、民具という歴史の証人を使った展示を行っています。

昔の居間と台所を再現した写真

日常生活で使われていたちゃぶ台、火鉢、おひつ、さまざまな食器などを用いて、昔の居間と台所を再現しました。

2階

漁労道具の写真

川での漁の道具

林業の写真

林業の道具

「山河の恵み」が展示テーマです。高麗川で古くから使われていた投網、箱めがね、ヤス、筌(うけ)などを用いた漁法を紹介しています。また、市内西部に広がる山林で、昔盛んだった林業や炭焼きなどを紹介しています。

古代高麗郡集落ジオラマ

続日本紀(しょくにほんぎ)に、霊亀2年(716年)に東国7か国に住む高麗人1799人を武蔵国に移住させて高麗郡を置いたと書かれています。平成28年に建郡1300年を迎えました。

 発掘調査により高麗郡に関係するさまざまな資料が出土しています。中でも高麗郡の役所に関連する重要な資料が、高萩地区の拾石(じゅっこく)遺跡、王神(おうじん)遺跡、堀ノ内遺跡から発見されています。

 これらの発掘調査の成果を基にした、古代高麗郡に関する「古代高麗郡集落ジオラマ」を制作しました。

 ぜひご覧ください。

古代高麗郡集落ジオラマの写真1
古代高麗郡集落ジオラマの写真2

企画展示

「いろいろな土器の模様」展  

公開期間…令和5年5月7日まで

日高市内には190か所以上の遺跡があり、これまでに多くの遺跡の発掘調査を実施してきました。発掘調査の結果、縄文時代から古代までの大量の土器が出土しています。

土器にはよく見るとさまざまな模様が残されています。それは土器の製作者が目的を持って付けた「文様」と目的を持って付けたわけではない「模様」に分けることができます。

今回は日高市内から出土した土器に残された「文様」と「模様」に注目した展示を行います。

ぜひご覧ください。

企画展示の様子
条痕文系土器の写真

条痕文系土器 拾石(じゅっこく)遺跡出土

1   縄文土器の「文様」

日本で最初の近代的な発掘調査が行われた、東京都大森貝塚の調査報告書で、現在の縄文土器に当たる土器が「縄で文様のつけられた土器」として縄文土器とされて以来、縄文土器と呼ばれるようになりました。

縄文土器は縄でつけた文様で装飾することが多いですが、地域や時代によって異なります。縄文を多用する土器や縄文を全く使わない土器など、縄文土器といってもさまざまです。

関山式土器の写真

関山式土器 上野ヶ谷戸遺跡出土

結節縄文と呼ばれる縄文で装飾されています。縄文土器の中でも多彩な縄文を用いることが特徴です。

十三菩提式土器の写真

十三菩提式土器 八幡遺跡出土

竹管などの工具を用いた沈線によって、半円や直線などの幾何学的な文様が描かれています。

土師器甕の写真

土師器(はじき) 甕 王神遺跡出土

口縁部は横方向に指でナデており、胴部では斜め下方向にヘラケズリで器面を薄く削っています。武蔵国を中心に分布する土器で、非常に薄く作られているのが特徴です。

2 古代の土器の「模様」

古代の土器は縄文土器と比べてみると、シンプルで装飾のための文様はほとんど見られなくなります。日高市内の古代の土器も同じように、一部須恵器(すえき)の甕(かめ)に波状の文様がみられるものがあります。

しかし、古代の土器もよく見てみると細かい模様が土器の表面に残されていることがわかります。このような模様は土器製作時の指や工具などの、土器製作時の痕跡であると考えられます。土器製作時の痕跡と考えられる細かい模様は、土器の製作方法の復元や、土器の年代を考えるうえで重要な手がかりとなります。

須恵器坏

須恵器(すえき)坏(つき)の底部

須恵器の坏は主に食器として、現在のお茶碗のような使われかたをしていた土器です。

須恵器はロクロを使って土器を作りますが、ロクロから土器を切り離す際、糸を使って切り離していたことがこの土器の底部から分かります。

また、糸で切り離して、そのままの状態で焼いたものは、9世紀末以降の土器であることが分かっています。土器の模様を見ると、製作方法や年代なども分かります。

ミニ展示 国史跡「高麗村石器時代住居跡」を紹介します

高麗村石器時代住居跡

国史跡「高麗村石器時代住居跡」周辺から出土した土器を展示しています。

利用案内

住所

日高市大字梅原2

電話

042-985-7383

交通

JR高麗川駅下車 徒歩30分

もしくは、飯能駅行き「高麗小学校前」下車1分、西武池袋線高麗駅下車 徒歩15分

もしくは、高麗川駅・埼玉医大行き「高麗小学校前」下車1分

(注釈)当館には駐車場はありません。車でお越しの際は高麗公民館駐車場または巾着田駐車場をご利用ください。

地図

開館時間

午前9時から午後5時まで(最終入館は、午後4時30分)

休館日

月曜日(祝日と重なる場合は開館し、火曜日が休館)

国民の祝日の翌日(曼珠沙華まつり期間は開館)

年末年始(12月26日から1月10日まで)

入館料

無料

臼と杵の貸し出し

資料館収蔵の臼と杵を、市民に無料で貸し出します。貸し出し希望の人は開館日に上記へお電話ください。

この記事に関するお問い合わせ先

生涯学習課 文化財担当(文化財室)

郵便番号:350-1245 日高市大字栗坪92番地2
電話:042-985-0290
ファックス:042-985-8779
お問い合わせフォームへ

更新日:2022年12月19日