高麗郷民俗資料館

開館のお知らせ

新型コロナウイルス感染症への対応を図っています。マスク着用の上、身体的距離を取りながら見学をお願いします。来館者が多数の場合は入館を制限します。

ご理解、ご協力よろしくお願いします。

「渋沢栄一と日高」展

終了しました。

高麗郷民俗資料館のご案内

民俗資料は古く使い終わった道具ではなく、当時を知り、良い部分を新しい生活へ活かす原点となるものです。日高市では市の歴史を物語る貴重な財産として民俗資料を大切に保管しています。

民俗資料館では、この中から農業、林業そして漁労に関する資料を展示しています。日高に生きた先人の歩んできた生活をご覧ください。

資料館正面の写真
資料館の写真

常設展示

1階

養蚕の写真
お茶の写真

「土そして汗」が展示のテーマです。市内で盛んに行われていた「稲作」「畑作」「養蚕」「茶」を取り上げて、民具という歴史の証人を使った展示を行っています。

昔の居間と台所を再現した写真

日常生活で使われていたちゃぶ台、火鉢、おひつ、さまざまな食器などを用いて、昔の居間と台所を再現しました。

2階

漁労道具の写真
林業の写真

「山河の恵み」が展示テーマです。高麗川で古くから使われていた投網、箱めがね、ヤス、筌(うけ)などを用いた漁法を紹介しています。また、市内西部に広がる山林で、昔盛んだった林業や炭焼きなどを紹介しています。

古代高麗郡集落ジオラマ

続日本紀(しょくにほんぎ)に、霊亀2年(716年)に東国7か国に住む高麗人1799人を武蔵国に移住させて高麗郡を置いたと書かれています。平成28年に建郡1300年を迎えました。

 発掘調査により高麗郡に関係するさまざまな資料が出土しています。中でも高麗郡の役所に関連する重要な資料が、高萩地区の拾石(じゅっこく)遺跡、王神(おうじん)遺跡、堀ノ内遺跡から発見されています。

 これらの発掘調査の成果を基にした、古代高麗郡に関する「古代高麗郡集落ジオラマ」を制作しました。

 ぜひご覧ください。

古代高麗郡集落ジオラマの写真1
古代高麗郡集落ジオラマの写真2

企画展示

「渋沢栄一と日高」展は終了しました

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渋沢史料館 蔵

新一万円札の肖像や今年の大河ドラマの主人公として今注目の埼玉の偉人である渋沢栄一は幕末の若いころ当市を訪れています。当市に残る資料を中心に渋沢栄一と日高の関わりについて紹介しています。

1南遊季候(なんゆうきこう)

南遊季候は栄一が19歳の時に叔父と深谷から二泊して江戸へ向かう間の紀行文です。この中に日高市内の清流峠を越える記事があります。眼下に平沢村が見えるこの峠の景色の素晴らしさから漢詩2編を詠んでいます。

『南遊季候』所収漢詩1

軽装三月探芳天 (軽装の三月、芳天に探る)

正好杏桜妍且鮮 (正に()き杏・桜、(けん)かつ(せん)

嶺上艶濃花耶靄 (嶺上に艶濃の花は、(もや)か)

渓間細淡水疑烟 (渓間に細淡の水は、(けむり)を疑う)

攀霞崖路背負剣 (霞崖を(よじ)る路、背に剣を負い)

蹈錦橋辺手携篇 (錦橋を()(ほと)り、手に(ふみ)を携えん)

一笑間人無遠慮 (一笑せよ、間人(かんじん)遠慮無く)

吟声誤覚樵夫眠 (吟声し、誤りて(さま)す、樵夫(しょうふ)の眠り)

妍=美しい、鮮=鮮やか、烟=霞やもや、攀る=よじ登る、篇=書物や詩・文章、間人=暇な人、樵夫=きこり

『南遊季候』所収漢詩2

攀巌又廻谷入雲烟 (巌を(よじ)り、又谷を廻り、雲烟(うんえん)に入る)

更愛嬌花行路連 (更に愛嬌ある花、行路に連ぬ)

緑海白描何処杏 (緑海に白描あり、何処(いずこ)に杏)

紙天黒点誰家燕 (紙天に黒点あり、誰家(すいか)の燕)

送芳淡靄眼堪見 (芳を送る淡靄(たんあい)、眼に見るを(こら)え)

迎客清光手可牽 (客を迎える清光(せいこう)、手を()くべし)

却愧吾無健筆力 (却って()じる、吾に健筆(けんぴつ)の力無きを)

空将春色付徒然 (空しく春色を()って、徒然(とぜん)に付す)

雲烟=雲とかすみ、芳=かおり、淡靄=うすもや うす生かすみ、清光=日や月の清らかな光、健筆=文字や文章を上手に書くこと、春色=春の景色。酒気、徒然=いたずらに。あてもなく

2桜陰筆記(おういんひっき)

高麗家56代当主高麗大記の幕末から明治初頭の日記。

一橋家に仕官した栄一が、領内から農兵の選出のため、1864年、当市梅原にあった甲源一刀流(こうげんいっとうりゅう)「比留間道場」を訪れたことが記されています。栄一は比留間国造、高麗大記と剣術の手合わせ(試合)をしています。

高麗大記は毛呂の権田(直助か)より京都への伝書を栄一に渡し、周蔵(比留間周三か)門下の小川椙太が比留間家の推挙で農兵に選ばれています。

3藍玉通(あいだまかよい)

当市下鹿山の水村家は紺屋(染物屋)を営んでおり、藍玉を渋沢家から買っていた記録(天保九年三月)が残っています。栄一の父親である市郎右衛門の名が書かれています。

通=あとで清算するための一時的な記録

出典 日高市史 近世資料編

利用案内

住所

日高市大字梅原2

電話

042-985-7383

交通

JR高麗川駅下車 徒歩30分

もしくは、飯能駅行き「高麗小学校前」下車1分、西武池袋線高麗駅下車 徒歩15分

もしくは、高麗川駅・埼玉医大行き「高麗小学校前」下車1分

※当館には駐車場はありません。車でお越しの際は高麗公民館駐車場または巾着田駐車場をご利用ください。

地図

開館時間

午前9時から午後5時まで(最終入館は、午後4時30分)

休館日

月曜日(祝日と重なる場合は開館し、火曜日が休館)

国民の休日(9月23日の秋分の日は開館します)

年末年始(12月29日から1月3日まで)

入館料

無料

臼と杵の貸し出し

資料館収蔵の臼と杵を、市民の方に無料で貸し出します。貸し出し希望の方は開館日に上記へお電話ください。

この記事に関するお問い合わせ先

生涯学習課 文化財担当(文化財室)

郵便番号:350-1245 日高市大字栗坪92番地2
電話:042-985-0290
ファックス:042-985-8779
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更新日:2021年10月07日