新型コロナウイルス感染症の予防
新型コロナウイルス感染症とは
ウイルス性の風邪の一種です。発熱やのどの痛み、咳が長引くこと(1週間前後)が多く、強いだるさ(倦怠感)を訴える人が多いことが特徴です。また、感染から発症までの潜伏期間は1日から2週間程度と言われています。また、罹患しても軽症であったり、治癒する事例も多いとされていますが、重症化すると肺炎になりますので、高齢者や基礎疾患がある人は特に注意が必要です。
また、一般的には「飛沫感染」、「接触感染」で感染します。空気感染は起きていないと考えられていますが、閉鎖された空間、近距離での多人数での会話等には十分な注意が必要です。
日常生活で気を付けること
- 手洗い
外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前などはこまめに手を洗いましょう - 咳エチケット
咳などの症状がある人は咳やくしゃみを手で押さえると、その手で触ったものにウイルスが付着し、他の人がそれを触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触ると粘膜から感染する可能性がありますので、十分に注意しましょう。 - できるだけ人混みの多い場所を避ける
高齢者、基礎疾患がある人はできるだけ人混みを避けましょう。 - 普段の体調管理
十分な睡眠とバランスの良い食事を心掛け、免疫力を高めましょう。
こんな人はご注意ください
少なくとも以下のいずれかに該当する人は埼玉県のホームページで「埼玉県指定診療・検査医療機関」を確認するか、「埼玉県受診・相談センター」または、「県民サポートセンター」に相談し、事前に医療機関に連絡した上で受診してください。
埼玉県受診・相談センター 048-762-8026 (月曜日から土曜日、祝日 午前9時~午後5時30分)
県民サポートセンター 0570-783-770 (24時間体制)
- 息苦しさ(呼吸困難)の強い症状がある
- 強いだるさ(倦怠感)がある
- 高熱等の強い症状がある
- 重症化しやすい人(高齢者、妊婦、基礎疾患がある人など)で発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある
- 上記以外の人で発熱や咳など比較的軽い症状が続いている
なお、症状が4日以上続く場合は必ずご相談ください。症状には個人差がありますので、強い症状があると思う場合も必ずご相談ください。


更新日:2020年12月08日