インフルエンザを予防しましょう【令和5年10月1日掲載】

インフルエンザは風邪とは違います

一般的に、普通の風邪の多くは、のどの痛み、鼻汁、せき等の症状が中心で、全身症状はあまり見られません。発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはあまりありません。

一方、インフルエンザは、急性呼吸器感染症で、発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛などの全身症状が突然あらわれます。併せて、鼻づまり、のどの痛み、せきなどの呼吸器症状もみられ、合併症、特に肺炎や脳症を併発した場合は重症となることがあります。

インフルエンザは流行性があり、いったん流行が始まると、短期間に多くの人へ感染が広がります。日本では、例年12月から3月が流行シーズンです。

インフルエンザにかからないために

ワクチン接種

インフルエンザワクチンは、感染後に発症する可能性を低減させる効果と、発症した場合の重症化防止に有効と報告されています。

日高市でも、65歳以上の高齢者と中学3年生に対してインフルエンザ予防接種の費用の助成を行っています。

マスクの着用と外出後の手洗い等

マスクの着用は、せきやくしゃみなどの飛散を防ぐことによって感染を広げない効果があります。

また、流水・石けんによる手洗いは、ウイルスを物理的に除去するために有効な方法であり、接触や飛沫感染などを感染経路とするインフルエンザや新型コロナウイルス感染症等の対策の基本です。アルコール製剤による手指衛生も効果があります。

みんなで予防インフルエンザ

十分な休養とバランスのとれた食事

からだの抵抗力や免疫力を高めるために、十分な栄養とバランスのとれた食事を日ごろから心掛けましょう。

適度な湿度を保つ

空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50パーセントから60パーセント)を保つことも効果的です。

人混みや繁華街への外出を控える

インフルエンザが流行してきたら、特に高齢の人や基礎疾患のある人、妊婦、体調の悪い人、睡眠不足の人は、外出を控えましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

保健相談センター 健幸のまち推進担当(生涯学習センター内)

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更新日:2023年10月01日