市長あいさつ(令和元年8月6日)
例年より長かった梅雨が明け、夏の青い空が顔を出してくれるようになりました。各地域では夏祭りが盛大に行われ、子どもたちもやっと夏休みらしい日々を過ごせていることでしょう。
一方、猛暑日が続き、熱中症で救急搬送されるなどの報道が後を絶ちません。お出かけの時だけでなく、室内でも水分をしっかり補給したり、エアコンの設定温度を下げるなど、十分にご留意ください。
先月18日に川口市のSKIPシティで開催された「SKIPシティ国際デジタルシネマ映画祭2019」に行ってきました。
日高市のプロモーション動画「行こう。遠足の聖地へ!」を撮影してくださった福山功起監督が、埼玉の魅力を映像で発信するコバトンTHEムービーに、改めて「遠足の聖地」である巾着田や日和田山を舞台に『うせもの』という題名の映画を制作され、その上映がありました。
映画は、いじめで不登校になった少年とその母親である小学校教師、そして教師の教え子の女子大生が偶然に巾着田で再会し、少年の不登校の克服に向け物語を紡いでいきます。16分の短編映画ですが、いじめ問題や人権教育にもつながるとても良い映画だと思いました。「スキップシティチャンネル」で8月第2週目頃から視聴できるとのことです。日高市の豊かな自然もたくさん映っていますので、皆さんぜひご覧になってください。
さて、夏休みといえば今年も小学生に恒例の、「ひ・まわり探検隊」が開催されています。
公民館サークル、市内企業や地域のボランティア団体など、多くの皆さんのご協力で工作、調理、スポーツや音楽、そして伝統文化など100を超える講座を設けていただきました。
小学生にとって貴重な体験ができる、他の自治体には例のない日高市独自の事業です。日高市のことをたくさん勉強して郷土愛を育んでいただきたいと思います。
子どもたちが保護者や地域の皆さんと良い思い出をたくさん作り、有意義な夏休みになることを願っています。
更新日:2019年08月06日