市長あいさつ(令和元年7月1日)
今年の梅雨明けはもう少し先になりそうですが、7月は山開きや海開きなどが行われ、レジャーシーズンに入ります。皆さんには、登山や海水浴、花火大会や地域の盆踊りなど夏ならではのレジャーやイベントを存分に楽しんでいただきたいと思います。
さて、先月11日に、さいたま市に本社を構える株式会社ハイディ日高の代表取締役会長、神田正氏にお会いしてきました。ご存じの方も多いかと思いますが、神田氏は高萩小、中学校の卒業生で、平成13年6月に両校へ神田文庫として多くの図書をご寄附いただきました。「年数が経ち、寄附した本もだいぶ古くなったでしょう」と、神田氏から改めて多くの図書を寄附していただいたことから、中村教育長と感謝状をお持ちして、直接お礼を申し上げたものです。
私は常々、「「本」という漢字は基本、お手本…など、大事な言葉に使われているもので、本を読むことはとても大切なことです」と話をしています。児童・生徒の皆さんには、この図書をたくさん手に取っていただき、神田氏への感謝の気持ち、本を読むことの楽しさ、大切さを知って欲しいと願っています。
もう一つ、とてもうれしいニュースがあります。6月1日に東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会からオリンピック聖火リレーのルートが発表されました。来年の3月26日から7月24日までの121日間で、47都道府県を聖火リレーでつなぐもので、埼玉県内では7月7日から9日までの3日間、聖火リレーが行われます。その7日のルートに日高市の「高麗神社」から「巾着田」の区間が選定されました。ランナーの公募は、既にオリンピック聖火リレープレゼンティングパートナーの4企業では始まっていますが、埼玉県聖火リレー実行委員会の公募は本日(7月1日(月曜日))から開始となります。一生に一度の貴重な経験ができるチャンスです。皆さんぜひ応募してみてはいかがですか。
聖火リレーは少し先の話しですが、私は沿道で多くの方々、特に子どもたちに聖火リレーを見ていただき、その炎に各自の思いや希望を込めてもらいたいと考えています。
更新日:2019年07月01日