第16回スポーツ交流事業（令和7年度）【令和7年12月1日掲載】

令和7年10月17日（金曜日）から19日（日曜日）の3日間、日高市の小学生と大韓民国京畿道烏山（オサン）市の小学生によるスポーツ交流事業が烏山市で行われました。

令和7年度スポーツ交流事業

日高市代表選手団烏山市へ派遣

日高市の代表選手は、市内の各スポーツ少年団から選抜された15人です。引率は、団長、監督、コーチ、市職員です。10月17日（金曜日）午前4時10分に市役所を出発し、羽田空港から飛行機で金浦国際空港に到着しました。空港から大型バスに乗り、高速道路を使って2時間ほどで烏山市に到着しました。

烏山市内見学（1）

烏山市に到着した日高市の選手たちは、市内見学として「ミニチュアビレッジ」を訪れました。ミニチュアビレッジはミニチュア模型を集めた施設で、「韓国館」と「世界館」の2つに分かれています。韓国館では、朝鮮時代や1960年から1970年代の町並み、釜山、ソウル、烏山市の代表的な建物を、世界館では、中国、中央アジア、ロシア、ドイツ、フランス、オランダの有名建築物を見ることができました。

入り口で渡されたビンゴシートに書かれた特徴のミニチュアを探しながら、韓国の歴史や世界の建築について楽しく学ぶことができました。
その後は、ハンバーガーやポテト、ドリンクなどのセットをテーマにしたミニチュア作りを体験しました。

見学後、烏山市選手団とホストファミリーが待つ歓迎晩餐会の会場へ向かいました。会場では、烏山市長、烏山市の選手団やホストファミリーの皆さん、参席者の人たちが温かく迎えてくださり、日高市の選手たちは最初こそ緊張していたものの、事前研修会で学習した韓国語やジェスチャーを使って交流を深め、晩餐会が終わる頃にはすっかり打ち解けていました。晩餐会終了後、日高市の選手たちは、それぞれのホームステイ先となる烏山市選手の家庭へ向かいました。

烏山市内見学（2）

18日（土曜日）午前9時ごろ、ホームステイを体験した日高市選手たちは、ホストファミリーに送迎いただき烏山市役所に集合しました。その後、烏山市役所の隣にあるバードパークを見学しました。
バードパークは4階建ての建物で、両生類、爬虫類、鳥類等約1,200種類の生き物がいる国内最大規模の室内自然生態体験館です。
リクガメやコイ、インコなどさまざまな生き物に餌やり体験を行いながら、色々な生き物の生態を学びました。

サッカー親善試合

バードパーク見学後、選手団一行は競技場へ移動しました。今回の競技場も前回同様、烏山市スポーツセンターと総合運動場の間に併設されたサッカー場で、人工芝のグラウンドです。
韓国料理のお弁当を食べた後、ユニフォームに着替え、準備運動、練習を行い、親善試合が始まるのを待ちました。

午後1時25分、開会式が行われ、両市選手主将がペナント交換を行い、記念撮影を行いました。

いよいよ試合開始です。
1試合（前半20分、後半20分、休憩10分）で、2試合行われました。

試合結果

第1試合日高市 3対7 烏山市
第2試合日高市 1対6 烏山市

1試合目は前半に和田選手、工藤選手、後半に縣選手がゴールを決め、2試合目は前半に綿引選手がゴールを決めました。

両選手ともにフェアプレーで、とても素晴らしい試合になりました。両市の子どもたちが親善試合を通じ、スポーツの素晴らしさを感じるとともに言葉の壁を超え、たくさんの友情を育んでいました。

日高市代表選手団帰国

19日（日曜日）の朝、日高市選手団は、烏山市選手とホストファミリーと一緒に、烏山市役所に集合しました。烏山市長、烏山市選手、ホストファミリーに見送られながらバスで市役所を後にしました。その後、選手団は烏山市関係者に見送られ金浦国際空港から帰国の途に着きました。

帰国報告会

11月8日（土曜日）、日高市役所会議室にてスポーツ交流事業帰国報告会を行いました。本年度は、友好都市烏山市から、李權宰（イ・グォンジェ）市長をはじめとする代表団19人が来日されたので、参席していただきました。

帰国報告会では、はじめに事業を振り返るスライドショーを見た後、日高市選手団を代表し、加成団長より帰国報告をしていただきました。続いて、日高市選手縣主将が帰国報告のあいさつをしました。次に、谷ケ崎市長より慰労のお言葉をいただき、続いて李權宰（イ・グォンジェ）市長からあいさつをいただきました。
最後に全員で記念撮影を行い、帰国報告会を終えました。