高麗郷民俗資料館

資料館正面の写真
資料館の写真

民俗資料館には、市内で長い間人々に使われていた農業と林業そして漁労に関する民俗資料を展示しています。日高に生きた先人の歩んできた生活をご覧ください。

6月4日、13日、27日、7月2日は館内点検のため臨時閉館します。

  • 企画展 「日高ゆかりの相撲」展 開催中
  • ミニ展示 「新元号「令和」と万葉の歌碑」を展示しています。

常設展示

1階

養蚕の写真
お茶の写真

「土そして汗」が展示のテーマです。市内で盛んに行われていた「稲作」「畑作」「養蚕」「茶」を取り上げて、民具という歴史の証人を使った展示を行っています。

昔の居間と台所を再現した写真

日常生活で使われていたちゃぶ台、火鉢、おひつ、さまざまな食器などを用いて、昔の居間と台所を再現しました。

2階

漁労道具の写真
林業の写真

「山河の恵み」が展示テーマです。高麗川で古くから使われていた投網、箱めがね、ヤス、筌(うけ)などを用いた漁法を紹介しています。また、市内西部に広がる山林で、昔盛んだった林業や炭焼きなどを紹介しています。

古代高麗郡集落ジオラマ

 続日本紀(しょくにほんぎ)に、霊亀2年(716年)に東国7か国に住む高麗人1799人を武蔵国に移住させて高麗郡を置いたと書かれています。平成28年に建郡1300年を迎えました。

 発掘調査により高麗郡に関係するさまざまな資料が出土しています。中でも高麗郡の役所に関連する重要な資料が、高萩地区の拾石(じゅっこく)遺跡、王神(おうじん)遺跡、堀ノ内遺跡から発見されています。

 これらの発掘調査の成果を基にした、古代高麗郡に関する「古代高麗郡集落ジオラマ」を制作しました。

 ぜひご覧ください。

古代高麗郡集落ジオラマの写真1
古代高麗郡集落ジオラマの写真2

企画展示

「日高ゆかりの相撲」展   

 公開期間 平成31年4月2日(火曜日)から6月30日(日曜日)まで

日高市と相撲の歴史は古く、古代高麗郡出身である高麗福信の相撲の記述が続日本紀に登場します。江戸時代には、栗坪出身の力士、大鳴門浦右衛門が文政元年に栗坪の勝音寺で開催した勧進相撲や、野々宮神社での天保元年の相撲興行や子ども相撲の開催など多くの記録が残っています。

平成31年4月25日開催の大相撲日高場所を記念した企画展をぜひご覧ください。

大鳴門浦右衛門の手鏡

1 大鳴門浦右衛門

 

大鳴門浦右衛門は寛政7年(1795年)栗坪村(日高市栗坪)に生まれました。本名は松野紋蔵と言います。雷峰右衛門に入門し、文化13年(1816年)3月に初土俵を踏みました。当初四股名は武蔵根紋蔵でしたが、文政元年(1818年)に大鳴門浦右衛門に改名しました。

勝音寺(栗坪)巡業開催を伝える番付

2 番付表

 

文政元年(1818年)大鳴門浦右衛門は自らが勧進元となり、栗坪の勝音寺で巡業を開きました。番付表には東の小結、大鳴門浦右衛門、勝音寺境内などの文字が記されています。

大鳴門浦右衛門墓碑(竜泉寺 栗坪)

3 大鳴門浦右衛門墓

 

本場所での最高位は前頭二枚目(大関から5番目)でした。阿波国徳島藩お抱えの力士でしたが、文政六年(1828年)巡業先の大阪で亡くなりました。29歳でした。墓地は故郷の栗坪竜泉寺にあります。

野々宮神社奉納相撲場(市指定文化財)

4 野々宮神社奉納相撲場

野々宮神社の境内には古い相撲場が築かれています。相撲関係の古文書、板番付そして力石とともに日高市有形民俗文化財に指定されています。板番付からは、天保元年(1830年)に相撲興行が開催されたことが分かります。現在でも子ども相撲が開催されています。

子供相撲を伝える古文書(市指定文化財)

5 子供相撲の開催

 

天保元年(1830年)同社で開催した子供相撲が好評だったため、相撲年寄の木村庄之助から子供相撲の免許を発行してもらい、翌年から正式に開催しました。

ミニ展示

新元号「令和」と万葉の歌碑   

新元号「令和」は万葉集から考案されたことから、いま万葉集が注目されています。日高市にも、万葉の歌碑が大谷沢地内と巾着田の2か所にあります。いずれも巻十四「東歌」に収められた相聞歌です。今回のミニ展示では、揮毫いただいた原本を展示し、それぞれの万葉歌碑を紹介します。

大谷沢の万葉の歌碑

入間道の おおやが原の いはゐつら

引かばぬるぬる 吾にな絶えそね

「入間道のおほやが原のいわゐ蔓を、引けばぬるぬるとよってくるように、あなたと私の仲を絶やさないでください」と歌っています。

「おほやが原」が大谷沢と関係があるとして語り継がれ、文学博士犬養孝先生揮毫により、平成元年に大谷沢の地に建立しました。

JAいるま野高萩南農産物直売所駐車場内にあります。

巾着田の万葉の歌碑

高麗錦 紐解き放へて 寝るが上に

何と為ろとかも あやに愛しき

「高麗錦の紐を解いて共寝をしているのに、この上一体どうしろというのか、無性に可愛くて仕方がない」と歌っています。

高麗錦は高句麗の高級絹織物で、高麗郡の地との関わりから、平成2年に巾着田に建立しました。

揮毫者は万葉集研究の第一人者で、新元号の考案に関係したとされる中西進先生です。

利用案内

住所

日高市大字梅原2

電話

042-985-7383

交通

JR高麗川駅下車 徒歩30分

もしくは、飯能駅行き「高麗小学校前」下車1分、西武池袋線高麗駅下車 徒歩15分

もしくは、高麗川駅・埼玉医大行き「高麗小学校前」下車1分

地図

開館時間

午前9時から午後5時まで(最終入館は、午後4時30分)

休館日

月曜日(祝日と重なる場合は開館し、火曜日が休館)

国民の休日(9月23日の秋分の日は開館します)

年末年始(12月29日から1月3日まで)

6月4日、13日、27日、7月2日は臨時閉館します。

入館料

無料

臼と杵の貸し出し

資料館収蔵の臼と杵を、市民の方に無料で貸し出します。貸し出し希望の方は開館日に上記へお電話ください。

この記事に関するお問い合わせ先

生涯学習課 文化財担当(文化財室)

郵便番号:350-1245 日高市大字栗坪92番地2
電話:042-985-0290
ファックス:042-985-8779
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更新日:2019年05月28日