川のまるごと再生プロジェクトとは

埼玉県では、平成24年度から、市町村のまちづくりと一体となり、一つの川の上流から下流までをまるごと再生する「川のまるごと再生プロジェクト」を推進しています。

その一つに日高市の「高麗川」が選定され、平成25年度から魚道整備、景観配慮看板の設置、公衆トイレ改修や遊歩道整備などを進める「高麗川まるごと再生プロジェクト」がスタートしました。

埼玉県「川のまるごと再生プロジェクト」ホームページ(外部リンク)

 

高麗川まるごと再生プロジェクト

市では、関東有数の水質を誇る高麗川の清流があることから、平成7年に「ふれあい清流文化都市」を宣言し、市の特性を生かした地域の活性化に取り組んでいます。なかでも巾着田は、年間約60万人のお客さまが散策や川遊びに利用されるほか、バーベキューなどを楽しむ場ともなっており、特に曼珠沙華群生地は、全国的にも有名な景勝地となっています。そのような特性を生かしていくために、プロジェクトの整備方針を「たくさんの魚影を眺めることができる高麗川とのふれあい」とし、埼玉県、日高市、地域住民の代表や地域活動団体等の関係者との協働による「日高市部会」を立ち上げ、話し合いを進め、高麗川の再生に取り組んでいます。

 

 

これからの日高市の取り組み

新井橋公衆トイレの建て替え

野々宮地内にある公衆トイレが老朽化しているため、お客さまが快適に使用できるよう建て替えを行い水洗化します。

 

観光案内看板の設置

巾着田から聖天院、高麗神社を巡るコースなどに景観に配慮した案内看板を設置します。

 

ウォーキングイベントの開催

完成予定の遊歩道を活用し、高麗川など日高市の自然を満喫できるウォーキングイベントを開催します。

 

これからの埼玉県の取り組み

高麗川沿に遊歩道を整備

河原に繁茂するアシや竹をきれいにし、水辺に近づけるような遊歩道を整備することにより、大勢のかたが高麗川とふれあいながらウォーキングやハイキングが楽しめるようにします。

遊歩道全体図[1385KB jpgファイル]

(1)天神橋からお蔵淵

天神橋から清流橋間は、住宅地と一定の距離を置くとともに、水生生物などの生態系に配慮し水面からも一定の距離をとり低位に設置し、遊歩道の幅は2メートルのコンクリートとしています。

清流橋からお蔵淵間は河川との距離が近くなるため、水生生物などの生態系に配慮し、かごマットとします。歩行面が水面から高いため、安全対策として転落防止柵を設置し、遊歩道の幅は2メートルのコンクリートとしています。

 

(2)高岡橋周辺

現況に合わせて水面から一定の距離をとりつつ、川に近づけるようにし、遊歩道の幅は2メートルのコンクリートとしています。

 

(3)獅子岩橋から新井橋

住宅地と一定の距離を置くとともに、水生生物などの生態系に配慮し、水面からも一定の距離をとり低位に設置し、遊歩道の幅は2メートルのコンクリートとしています。

 

(4)北平沢地内

久保の下橋から坂戸市境までは水生生物の生態系に配慮し、水面から一定の距離をとり、遊歩道の幅は2メートルのコンクリートとしています。

坂戸市境で左岸から右岸に渡る飛び石橋を設置します。

北平沢から坂戸市につながる遊歩道図 [758KB jpgファイル]

 

これまでの日高市の取り組み

巾着田公衆トイレ公共下水道化工事(平成25年度)

巾着田管理事務所の公衆トイレを汲み取り式から公共下水道化しました。

 

巾着田景観配慮看板の設置(平成25年度・26年度)

巾着田内の景観にそぐわない看板を景観に配慮した看板に立て替えました。

施工前 施行後

 

巾着田公衆トイレの建て替え(平成26年度)

巾着田駐車場に設置されていた公衆トイレが老朽化したため改修しました。

施工前 施行後

 

魚の放流を実施

市内の小学生と漁業協同組合のかたたちと、高麗川の清流保全を図るとともに、子どもたちに自然や環境への意識を高めてもらうため、毎年魚の放流事業を行っています。

 

これまでの埼玉県の取り組み

巾着田に遊歩道を整備(平成26年度)

巾着田管理事務所西側から高麗川沿い約370メートルの遊歩道を整備しました。

施工前 施行後

 

巾着田に魚道を整備(平成26年度)

巾着田内の水路と高麗川との合流部にあった大きな高低差を解消し、水生生物の行き来を可能にする魚道を整備しました。